松本ぷりっつのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
うちの3姉妹の末っ子チーちゃんにスポットを当てた作品。現在のチーちゃんと赤ちゃん期のチーちゃんが分かる1冊。
うちの3姉妹が大好きだったが、もうみんな大きくなり彼女たちにももちろんプライバシーがあって、母親の仕事を理解していても出せる所、無理な所がある。そうなるともう描けることはそう多くないのかな~とは思っていた。そこから出来るのは赤ちゃん期に戻ること……考えたな~。だが、うちの3姉妹時代ほど面白さを感じない。同じようなネタの使い回し、ネタ切れ感があった。現在チーちゃんは高校生、いくらネタのメモを仕事柄残していたとしても限りがあり、記憶も薄れているだろう。残念ながら作品の限界を感じる。 -
Posted by ブクログ
タイトルは全く内容を反映していないが、内容自体は王道的な育児書。でもタイトルのような救いを求めて藁にもすがる気持ちで本書を手に取った母親の気持ちは裏切るだろう。
煎じ詰めれば、「子供には問題ない。もし子育てがつらいのであればそれは親の問題である」という発想が全編に横たわっている。
それはその通りなのだと思う。文字通り子供は無垢だから。
個人的には著者が本編で言っていることはすべて至極真っ当で大変役に立つと思う。
でも、本当にタイトルみたいに「ありのままの自分を誰かに肯定してほしい」と思うくらい思い詰めている母親が本書を読んだら、子育てがつらいのはあなたの問題だ、と更に糾弾されている気分にな