朝比奈弘治のレビュー一覧

  • 地底旅行

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    とても面白かったです。
    火山から、地球の中心までの旅。旅の途中で奇妙な世界が~~~。

    叔父の強固なキャラクターもとてもよいし、養子の息子の少し軟弱なところも、強固なキャラクタを和らげてくれている。


    全てが大きい世界。初めて足を踏み入れる場所というワクワク感。

    何がでてくるかわからない、ワクワク感。


    とても面白かったです~!

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    2013年02月17日
  • 文体練習

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    途中で飽きが来たので、少し間があいたが、再読してみると、止まらなくて、一気に読んでしまった。翻訳された朝比奈弘治さんが、「翻訳作業はほとんどゲームの様相をおびてくる。」で、とあとがきに書かれているか、読むのもゲームだった。本文の終了後に解説があるので、クイズの答を見る様な感覚で照らし合わせながら読むと楽しいかもしれない。

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    2013年01月23日
  • 地底旅行

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    ネタバレ

    海底2万里で知られるフランスの作家ジューヌ・ヴェルヌの作品。

    3分の2を読み過ぎたあたりからようやく地底世界に入れる。
    女性が登場しないのは、ジューヌヴェルヌが女性嫌いだからだとか。

    科学用語による解説がマニアックで信憑性が出てくると同時に、
    科学への興味を掻き立てられる作品になっている。

    <あらすじ>
    鉱物学者で好奇心の塊であるリーデンブロック教授。
    主人公で甥のアクセル。寡黙な山のガイドを務めるハンス。

    リーデンブロックが買ってきた古書の間にメモがあり、暗号を解くと、
    地球の中心への行き方がかかれていた。そこで甥のアクセルと
    あくなき探究心により地底への旅に出る。

    途中で不安や恐

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    2011年03月14日
  • 地底旅行

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    登場人物たちの異常なまでの体力の強さや運の良さ、ご都合主義なストーリーは、少年漫画に近いものがある。童心に帰って、楽む本。

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    2025年12月07日
  • 文体練習

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    何かで見かけておもしろそうやん!
    って注文したら
    3000円超で悶絶した本

    1つの出来事を99通りで表現してて
    99人の視点みたいでおもしろかったし
    よくこれだけ思いつくもんだと
    ちょっと震えた

    ついでによく翻訳できたなぁとも思う
    その言語でしかできない言葉遊びとか
    そういう「ならでは」が翻訳だと
    表現できなさそうなのに
    すごいな…って単純に感じた

    読み返すことが
    またいつかあるかもだし
    この本が本棚にあるの
    ちょっとシャレとるやん
    ってこっそり思っている

    星は3つ

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    2025年11月01日
  • 地底旅行

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    地学博士のリーデンブロック教授とその甥アクセルが、現地案内人ハンスと共にアイスランドにある火山の火口から地球の中心を目指して地底冒険の旅に。
    実際に地中に潜るのは物語がだいぶ進んでからなんだけど、エネルギッシュな教授とともにまず地底への入口を目指す旅路もなかなか興味深い。寡黙ながら淡々と仕事をこなしてくれるハンスが有能。

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    2025年09月07日
  • 地底旅行

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    ヴェルヌは二作目。前回読んだ「十五少年漂流記」が少年の冒険譚な作品だとすると、ヴェルヌのSF小説はこれが初めて。サイエインス・フィクションの開祖として知られ、SFの父とも呼ばれる彼の作品をこれまで読んでいなかったのは、特段何か大きな理由があったわけではありませんでした。ただなんとなく「また今度でいいや」が繰り返されてきただけ。そんな彼の作品を手に取ったのは、これまた何か理由があったわけではなく、「そろそろ読んでみようかな?」という気分になったぐらい。
    そんな不純?な動機で手に取った本書はヴェルヌのなかでも有名な作品です。1864年に描かれただけあって、古臭さというか、物語の展開に単調さを感じる

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    2025年08月13日
  • 文体練習

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    なんてことない出来事なのに、文体を変えるとまったく印象が変わる。
    でも、単なる文体の変化というわけではなく、自由に文章で遊んでいるみたいだ。日本語に訳しているのを読んでるのだが、原文はどんな変化なのだろう。

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    2025年07月10日
  • 文体練習

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    バスに乗っている帽子をかぶった男が、別の乗客に文句を言う。席が空いたのを見て、慌てて座りに行く。二時間後、別の場所で同じ男を見かける。その時は、連れの男が、帽子の男のコートに対して、ボタンを追加した方がいいと語っていた。

    この本に書かれているストーリーは、これだけ。
    1ページに収まる出来事を、99通りの文体で書いていく、タイトル通りの「文体練習」の本。
    クノーの好奇心の高さや挑戦的な姿勢はもちろんのこと、訳者の方の苦労と努力が、訳者あとがきから察せられる。
    原書のフランス語と、日本語の特徴の違いを考慮した上で、日本語での文体練習に自然となっている。
    元はフランス語での試みなのに、日本語の奥深

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    2025年02月08日
  • 地底旅行

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    起承転結が激しい訳ではない。旅程が長々と描かれ、物語の革新に迫るのは3/4程読んだのち。それでも飽きずに最後まで読めるのはさすがヴェルヌ!
    また、読みやすいのは訳者の功績でもある。
    挿絵も当時のままで、想像力掻き立てられる。
    地底世界に、原初の海があったなら世紀の大発見だ…と思うとワクワクするね
    アイスランド人のハンスが最強でした

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    2024年10月14日
  • 地底旅行

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    情景描写が具体的で想像しやすく良かった。また、挿絵が白黒だが迫力があり写実に近いのであの世界がまるで現実のように感じられて個人的にとても好き。挿絵が来るのを楽しみに待つワクワク感があった。話の内容はシンプルなので子供でも楽しみながら読めると思う。

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    2024年01月10日
  • 地底旅行

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    難しいーーーけど最後まで読んだ。
    ディズニーシーのセンターオブジアースの世界観はこんな感じなんだぁとわかってよかった。
    ハンスかっこいい

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    2022年07月26日
  • 文体練習

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    ネタバレ

    おもしろいとかおもしろくないとかはよく分からない。

    よくこんなたくさん書いたなというのが正直な感想。
    読んでみてよかったとは思うが、もう一度読むことはなさそう。

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    2020年12月27日
  • 地底旅行

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    学校の課題のために手にとってみました。
    フランス文学は、あまり読んだことがなく
    このジュール・ヴェルヌという作家さんの作品は
    初めてだったのですが、冒険小説ということもあって
    面白かったです。
    地球の中心に行くという未知な世界に飛び込む2人が、
    地道に地球の中心に向かって旅をしている姿が印象に残っています。
    最後は、火山の影響で行けなかったですが
    終盤にかけて、目が離せませんでした。
    書かれたのは、もう70年くらい前なのに
    色褪せない世界観が素敵で、ワクワクしました。

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    2019年07月18日
  • 地底旅行

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    ネタバレ

    海底二万里と間違えて購入。笑
    小学生のころ、冒険ものは男の子の趣味って感じがして、読まずにいた。
    ハンスが居なかったら地上に戻れていないな、絶対。

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    2019年01月10日
  • 地底旅行

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    SFの祖とも云われる19世紀フランスの作家ジュール・ヴェルヌ(1828-1905)の長編小説、1864年。地理学・地質学・鉱物学・古生物学などの科学的知見と作家の想像力とが融合した空想的科学小説であり、スピーディな展開とスリルに満ちた冒険譚でもある。

    本書が執筆された19世紀半ばは、交通・通信・メディアなど科学技術と産業の急速な発展が人々の世界経験を変容させていった時期と重なる。それは、詩人や芸術家を含む同時代人に、想像力のこれまでにない仕方での拡張を齎し、新たな知覚経験(視覚・速度感覚・空間知覚・時間知覚など)を提供することとなる。例えば、1858年に写真家のナダールが気球を用いて世界初の

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    2018年11月19日
  • 地底旅行

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    ❖本書は読書嫌いであったコドモの頃に読んだほとんど唯一のもの。物語世界に惹きこまれたその時の記憶は今も残る。いま読むと、大仰な語り口は空回りしている印象。少年少女向けであるからその仕様は仕方ないのかもしれない。一昨年、似た設定の同著作『黒いダイヤモンド』を読んだけれど、あちらの方はややオトナ向きであった。
    地底に潜るまでに本作のほぼ半分の頁が費やされるが、その部分の特にアイスランドへの旅の行程などしっかり描き込まれていて愉しめた。死ぬ思いをしてようやく到達した地底世界、その中後半部の物語展開はやや盛り上がりに欠ける印象。絶滅した古代生物の存在など巧く物語に絡めて冒険譚にふくらみを持たせて欲

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    2016年03月03日
  • 文体練習

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    期待していたものとは違った。文体というのかね、これは。文体練習になってるところも結構あるんやけど、言葉遊びや言語操作といったほうが適切なものが多かった。翻訳でこれを作ったのはすごいけども、書き下ろしでこそ読んでみたいもんですわ。
    意味がわからんものも多かったし、文字の色や大きさの違いが何を言いたいか全然分からんかった。

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    2014年02月16日
  • 文体練習

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    一つの話を99通りに書くという冒険.ただ,この本ですごいのは,翻訳者の方かもしれない.69番の「リポグラム」は何のことか解らなかったけど,あとがきの解説を読んでビックリした.
    単なる言葉遊びも多いけど,いくつかは「ああ,誰々の小説って,こんな文体だよなあ」と思えるのもあって,感心してしまう.

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    2013年06月01日
  • 文体練習

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    これは、ものすごく面白い本だった。ある一つの、何の変哲もない文章を、99通りの文体で表現するという、バカバカしいことに大真面目に取り込んだ作品。
    単に文体を変えただけのものもあれば、物語の話者を変えたもの(話者が「帽子」になることもある)、演劇風にしてしまったもの、数学的に記述したもの、など実に様々な実験をおこなっている。
    一つの出来事を表現するのに、こんなにも多様な方法があるという自由さに、まず感動させられる。そして、同じ出来事の表現でも、視点や手法が違えばまったく異なる印象を読者に与えるのだということにも、驚かされた。

    単純な一つのメモを素材としてすら、ここまで豊富なバリエーションが生み

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    2020年07月15日