菊地正俊のレビュー一覧
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知らないこと多く学びになった。細かい機関投資家のことは専門性高いので、特徴やアノマリー、株価への影響が読みどころ。Posted by ブクログ
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日本の株式市場の売買の6~7割は外国人投資家によって占められ、いわば振り回されているのは周知の事実。本書はその外国人投資家を相手にしている現役バリバリのストラテジストの著作だけあって価値が高く、明解でわかりやすい。日本株を投資するなら、このような本は一度は目を通しておくべきだろう。難点を言うなら筆者...続きを読むPosted by ブクログ
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日本株を上値で買ってくれるのは今も昔も外国人投資家。その外国人投資家の投資指針を教えてくれる一冊。運用会社毎の具体的な特徴が示されていて興味深い。
日本株が国際市場でスルーされ無視される傾向が進んでいるのは悲しい。
■運用資産上位
米国の運用会社がトップ10のうち8つを占める。ブラックロック、バン...続きを読むPosted by ブクログ -
グローバルの投資家にとって日本株の重要性が下がっていることを実感を持って語られていた。後半の個別投資家の投資スタンスなどの説明は、類似の情報はあまり見ない気がするので勉強になった。Posted by ブクログ
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基本的な米国株式関連の指数であったり、基礎知識を得るには良い本であると思った。時間が経てばまた読み返しても良いかなと思う。Posted by ブクログ
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個人投資家にとってはなかなか聞き馴染みのない世界に関する話。外国人投資家が普段どのように日経マーケットと絡んでいるのか、そして彼らがどのようなことに目を光らせて行動しているのかなどについて解説されている。マーケットの大きなトレンドとその裏側を知るには参考になる本。Posted by ブクログ
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アクティビストが何かという点及び主要アクティビストについては既に理解している通りで新しい知識を得ることはなかったものの、アクティビストのリターンデータ、日本での案件事例が豊富で多くを学ぶことが出来た。
また、日本における機関投資家の会社/株主提案への賛成・反対履歴が充実していたのも有難かった。
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アクティビストとは何ぞや?がよく分かる本です。
日本と欧米で捉えられ方が異なるものの一つがアクティビスト。日本では悪者のイメージが強いアクティビストだが、企業への提案や株主権の行使により、経営の効率化を目指す。最終的に目指すのは、保有株のリターン確保なのだが。
日本でどのようなアクティビストの活動が...続きを読むPosted by ブクログ -
日本の株式市場における外国人投資家の動きが無視できないのはそれなりに知ってはいた。
本書を通じて、改めて外国人投資家の大まかな考え方や、投資をする際に重視する点等参考にはなった。特に、終わりの方の個別の投資家(投資会社)の特徴や投資行動は知らないことが多かったので面白かった。
ただ本書で一番衝撃...続きを読むPosted by ブクログ -
外国人投資家の行動様式をさらっとまとめている本。5.6.7章で様々な外国人投資家をリスト的に纏めているのが秀逸。ひびきパースのwebは注目したい。Posted by ブクログ
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最近また注目を集めつつあるアクティビストに関する解説書。近年の日本の証券市場におけるアクティビストの活動の歴史も事実をもとに詳細に書かれている。大変意欲的な内容で上場企業にかかわる専門家にはお勧めの書籍だ。
P14
スティール・パートナーズのウォレン・リヒテンシュタイン代表は、池田章子社長から、ソー...続きを読むPosted by ブクログ -
外国人が日本株に投資するベンチマークはMSCI指数。
ROE引き上げのためにJPX日経400インデックスが導入された。
日経新聞が12月下旬に市場コンセンサスのアンケートを取る。
日経平均は最大の仕手株。
sp500のような株価指数は長期投資に向く。長期的に上昇している。アメリカの巨大企業の事業...続きを読むPosted by ブクログ -
外国人投資家は時価総額の大きな企業を好む。トヨタ、三菱UFJ。
重厚長大産業は先進国がやるべきではない、という理由で関心は低い。鉄鋼、造船、など。
ロボティクスは、関心が強い。機械全般、ロボット産業、キーエンス、ダイフクなど。
内需型産業は、比率が低い。
時価総額が1000億円以下の企業も低い。
世...続きを読むPosted by ブクログ -
日本の株式市場の株式売買の7割を占める外国人投資家の行動様式を説明した本。
外国人投資家は、アベノミクスで想定していたよりも量的緩和によるインフレが達成されず、構造改革の進行していない事などを不満に思っている。また日銀のETF買いも社会主義的要素が強く市場価格を歪めていると批判的であり、日本政府が...続きを読むPosted by ブクログ