藤沢晃治のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
藤沢晃治著「理解する技術」PHP新書(1996)
携帯電話の分厚い取扱説明書をどのように読むか?大量の資料から要点をつかむには?一夜漬けで試験に望むには?本書の主張は、情報発信をすることを常に念頭においていると最も効率的な情報受信が可能になるという物である。本も同じで話すことを前提に読んでいれば、本に対して自分の視点ではなく、他人の視点からもアプローチすることになり理解が深まり、記憶も深くなるという物である。ネットなどからの情報の洪水の中で生き抜くには、効率よく本質を理解する技術が不可欠であり、情報を考えずにそのまま受信する人たちが多いこの世の中に、もう一度原点に立ち返ったつもりで、この手の -
Posted by ブクログ
目次を読んだだけですっきりと中身の展開が理解できる、凄く読みやすい本です。第1章の「アウトプットしながら情報収集する。」これは以前、読書関連の本で書かれて納得した言葉と同じ、出来ていない自分に反省した。
「分かる」ってことは過去の体験、記憶の一致がおこること。
脳内辞書との一致項目が探し当てられること。
人生経験を積めば積むほど、脳内辞書内の登録項目数が増え、言葉の意味や人生の意味をより深く理解できるようになる。
その理解を深める工夫として、
・本を読む時は仮説を立てて読む。
・自分のことばに置き換えて読む。
・自分の良く知っている分野の言葉に置き換えて読む。
得た知識を身につけるために、
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Posted by ブクログ
普段、本屋が好きでいろんな本を読んでるのですが、何故か
流し読み感というか、ただ単におやつを食べているような
だらだら感というか、地球資源の無駄遣いのような使い捨て
感覚を感じることが多かったのです。
そんななか、この本を読んで改めて情報収集の姿勢を
思い出すことができました。
要は「アウトプットを意識しながらインプットしろ」とこの本は
言ってます。
著者の他の名著「分かりやすい(表現、文章、説明)の技術」と
内容的に被っている点が多いため、上記著書を既読の方は
若干退屈と感じるかもしれません。
でも効率の良い情報収集について、非常にポイントを絞って
簡潔に書か