藤沢晃治のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ理解する技術、と言いますが、これは誰にでもできる方法なのだろうか・・・?と、疑問に思う部分がありました。
例えば、難解な文章を理解するために、図式にして考えたり、自分の言葉に置き換えて考えるという手法がありましたが
それは、その難解な文章を理解することができた人でないとできないことなのではないでしょうか。
図式にするのは手間がかかりますし、置き換えはもっと難しいことだと思います。
役に立った部分は、
・情報は、誰かに伝えるという気持ちを持って収集する
(自分だけわかればいいということではなくなるので、理解しようという意欲がわく)
・情報は、なぜそうなるのかという論理性と共に覚えなければ記憶 -
Posted by ブクログ
「世界一受けたい授業」講師の肩書き通り、番組で紹介されてるような知識を総花的に書いた本。「統計は回収率などの背景に注意」「『テロ』『レジスタンス』で受ける印象が異なる」など、学校で最低限このぐらいは教えてほしいという内容。
この本を読むのにどのくらい時間を費やしたかで、「疑う技術」の有無がわかる。
以下、参考になった部分。
・語学に必要なのは文法力、語彙力、反射力。
・転職した人は生え抜き社員に違和感を感じるのでは。マインドコントロールされているように感じる。
・プレゼンでチェックすべきなのは根拠の不備、因果関係の誤認、論理の飛躍、前提の説明漏れ
・人間は自分ができないことにコンプレックスを -
Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
「○○放題」は本当にお得?
広告の写真や売り文句はどこまで信じていい?
「科学的」という言葉にごまかされていない?
選挙予測の報道は正しい?
マインド・コントロールはカルトだけ?
儲け話に騙されたり、「常識」が真っ赤なウソだったということは、もはや日常茶飯事。玉石混交の情報の真偽は、自分の頭で判断しなければならない。
本書は、身の周りに潜む情報の落とし穴を徹底検証する。
「数字」「言葉」「安全」「メディア」「通説」はどこまで信用できるのか。
本質を見極めるための知的情報整理術。
[ 目次 ]
序章 「理解する技術」と「疑う技術」
第1章 セールスを疑え
第2章 数字を疑え
第3 -
Posted by ブクログ
「さまざまな情報源から、いかに効率よく情報を収集するか」について、非常に読みやすい文章でまとめられた本です。
が、大抵の社会人であれば意識的であるか無意識であるかは別にして、実践していることばかりだと思います。
私が興味を惹かれたのは、脳の記憶特性を活かす記憶方法として紹介されていた以下の部分。
本を読むときには 「なぜそうなるのか」 「どうしてなのか」 という根拠の部分を探しながら読む。
「根拠」と「結論」をセットにすると記憶しやすくなるというのが上記の理由だそうです。
あと、根拠のない情報では他の人を納得させることも難しく、情報としての価値も下がってしまいますもんね。