米原秀幸のレビュー一覧
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過酷な上陸作戦が描かれた27巻である。この巻ではよく人を殺している。登場人物の活かし方を心得た見事な描き方だった。
ようやくたどり着いた先では、ライツワイズの準備によってオールドブラッドとその他とが分かれる展開となる。ここで物語がクローズしているのは心憎いところだろう。
最後への期待とともに、...続きを読むPosted by ブクログ -
海賊らの結集編である。イェンズを壊滅させた恐るべき力を持つライツワイズに対し、スイートマドンナは人員整理を進めながら、世界の海賊らと共に浮き島を目指すと、そうした筋立てである。
最後の対決へと向かう物語としては、よく整理を付けた一冊だっただろう。ココら子供組が置き去りにされた一件は解決されていな...続きを読むPosted by ブクログ -
増える仲間、現れる強敵、明かされる謎、見えてくる真実。存在しないモノを描く説得力。脱帽です。見開きを使った戦闘シーン、未知の武器と連携シーン、度胸と連携で乗り切るピンチ。懐かしさと新しさが混在する世界を楽しんでいます。Posted by ブクログ
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再会、覚悟、原点、告白、協力。駆け足のような気もしましたが、これが最終巻。今回登場しなかったキャラたちにも、いつか会いたいですね。別の事件とキャラが中心に活躍し、クロスオーバーするサイコサスペンス『Vision NOA』(ヴィジョン ノア)全4巻。こちらもオススメです。Posted by ブクログ
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『ウダウダやってるヒマはねェ!』(ウダヒマ)を読んでから読むと、ますます感慨深いです。……が、未読でも作品として完成されたクオリティ。絵の巧さは言うまでもなく。往年の火の玉小僧・蘭岳四郎は、報道ギャングの名に相応しい男に成長しました。その勇姿を、是非。Posted by ブクログ
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スナッフ再び。そして続々と登場する昔の仲間たち。選んだ道はそれぞれでも、彼が動けばみんなが集まる。そんな親分が、再び自分のリングに立つ。Posted by ブクログ
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ウダヒマの、最もクールで硬派な彼が帰ってきた!懐かしのキャラ、報道と権力の関係性、未知の生物、その後の兄弟。盛り沢山の2巻。Posted by ブクログ
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『Switch』(2002年 - 2005年、全13巻)→『南風!BunBun』(2005年 - 2006年、全4巻)→『Dämons』(原作:手塚治虫、2006年 - 2008年、全13巻)→『風が如く』(2008年 - 2010年、全8巻)と、期間を空けずに続いた流れの二作目。当時は『南風!Bu...続きを読むPosted by ブクログ
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日常と交錯する一悶着。世間から見る不良が、心まで不良とは限らない。根っからの悪役がいない現状。初期『ウダヒマ』を思い出し、懐かしくなりました。カバーに描かれた「ENJOY WILD FAMILY LIFE!!」。そう、これは家族の話。Posted by ブクログ
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キャラクターの掘り下げ、明かされていく因縁、普通に見える人を突き動かす狂気。終わりに向けての伏線もしっかり配されてきてます。戦闘状態の香さん(文平の母)が稀代の釣り目。これはヤバイわ(笑)Posted by ブクログ
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一冊まるごと、都市伝説といわれる伝説の義賊「マリダカ」の話に終始。そして完結。南風文化包丁の名前が、今後の日常系作品に出たり、言及されたりしたら嬉しいですね。Posted by ブクログ
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絵に癖はあるし、グロイんですが、最初から最後まで面白かったです。
キャラの生き様も各々かっこいいし生物兵器やら伝承やらでわくわくしました。Posted by ブクログ -
個人的傑作少年漫画ベスト3の一作。
何でこんなにマイナーなんでしょうか…もったいない!
海賊漫画ということでワンピースと比較されることが多い本作ですが、個人的には世界観の作り込み、構成の緻密さはワンピの比ではないと思っています。
ワンピがあくまで少年たちをワクワクさせるために描かれているとすれば、こ...続きを読むPosted by ブクログ