京山あつきのレビュー一覧
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面倒見のいい先輩と一生懸命で不器用な後輩の話。
おまえはこんなに色っぽいのに、気づいたのは俺だけ――
野球部に所属する今井は、毎日練習後にボール磨きをする後輩・引田の姿を眺めながら、その体に触れることばかり考えている。
緊張すると人を睨み付けるような顔になる引田。今井はそんな引田が可愛くてしょうがない。
京山あつきさんを読むのは「ヘブンリー・ホームシック」から2冊目。
好意と行為と恋の間にあるものを描くのが上手な方だなぁとしみじみ思いました。
ぼんやりとした好意が、決定的な行為から恋になるまでの描き方が絶妙。
ドラマチックではあるけど、あくまで“普通”なところが大好きです。 -
Posted by ブクログ
2014/11/06
【好き】「ネオンはお前のことが好きらしいぜ」とバンドのメンバーから言われた雷悟(らいご)は、ネオンを意識して気付けば好きになっていた。 告白するつもりで「俺のことまだ好きか?」とネオンに聞いてみれば…メンバーがついた嘘だったことが発覚。 それでも雷悟はネオンのことを諦められずでも好きとも言えず日々が過ぎていくが、ふとしたきっかけで雷悟は告白してしまいバンドを抜ける抜けないの大騒ぎに発展する。 些細な悲喜こもごもと心の機微が丁寧に描かれていて物語に引き込まれるんだけど…結局、雷悟のは恋だけどネオンのは人類皆兄弟的な愛?家族愛?みたいな感じで終了なのかな? 二人の関係はこのま -
Posted by ブクログ
大爆笑。
少年をこよなく愛す男子教師の話。
変態です。「いろんな意味でギリギリ」な教師です。
でも、超えちゃいけない、という自制の強さゆえにそれはほとんど喜劇・・。すばらしい。
三浦しをんも書いていたのだが、とあるの漫画のなかで「エロ漫画を書いてくれ」と言われた子が、注文に対して駄目だしをするのだが、その基準が私も全く同じでびっくりした。
・近親相姦→× 社会的なタブーで燃えようになんて安易すぎる
・触手→× 私は全く想像できないのでパス
・レズ →あり 何の問題もない
・40代の中年男と12の少年→なし ホモはいいが、片方がまだ自分の意志も確認できないほど未成熟だというのは卑怯 -
Posted by ブクログ
『見えない星』シリーズに、ノックアウトくらったので
京山さんの他の作品も読んでみたくなり、ゲット。
表紙からは、想像できませんでした。
こんなに攻めが変態なんて(笑)(笑)(笑)!
コートに立ってる受けが好きな攻め。
「勝ったらキスする」←公衆の面前でもお構いなし
「次に勝ったら乳首なめさせろ」←人前でなくて良かった
で、「更に次に勝ったらチンコ・・・」←ナニするまでは言わず
の予定で、何だかんだで攻めの責めにやられている受けは、勝負を
続けるんだけど、一向に勝たない。
延々と、乳首どまり。下に触ることも必死で耐える攻め。
なぜなら「勝ってから」だから。意味わからん(受けの心の声)。