あらすじ
2月── 今井は卒業式を待たず、大学の寮に入り、野球部の練習に参加し新しい生活をスタートさせた。引田も高校生活最後の1年を迎える。お互いの生活に距離ができ電話を待つ日々を過ごす中、久しぶりに会った今井に男っぽさを感じた引田は──。
『聞こえない声』『見えない星』に続くシリーズ第3弾、完結。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
シリーズ３冊モノの３冊目。完結。
何があっても気持ちがブレない今井（攻）が、ホントにオトコ前過ぎる…！
大学と高校で距離も離れて、引田（受）は男である自分の理想と恋愛感情の狭間で悩んでみたり、クラスの女の子と仲良くなってちょっと浮ついてみたり、それまで以上に野球に打ち込んでみたり…
そんな引田を黙って見守る今井は、苦しいだろうに待っている。
出来た男だなぁ(泣)
３冊ともタイトルが秀逸だった。
読み終わるのが、私も【卒業】のようですごく切なかった。
完結するまでに読み終えなかった全ての人に読んで欲しい、とても特別なシリーズ。
Posted by ブクログ
完結しました。今まで読んだことないタイプのビーエルでとてもよかった。わたしは本当は多分こんなビーエルを求めてる。こういうのがもう少し増えればいいな、と思う。てゆうか知名度上がれ。
Posted by ブクログ
ついに完結。
引田くんの男らしくありたいのにかわいいと言われたいという悩みが可愛すぎて悶えた。そのために距離を置く決断をしたのはなんとも男らしい。
そして、それを享受した今井さんがかっこよすぎてもう…っ。
お幸せに！
Posted by ブクログ
聞こえない声、見えない星の続編で、完結。
イケメンの今井先輩とブサイク引田の恋のあんなのやこんなの。
今作は、卒業を待たずに大学の寮に入ってしまった先輩との、ちょい遠恋なアレなんですけど、すっっっっっっっごくよかった。
引田の揺れ動く乙女心と男の心理みたいなのがフクザツに絡み合ってて、「リアルにいそう、こういうコ」というフツー感が際立ってた。ブサイク設定だけど、かわいいし。真面目だし。男としては、ハズしてないよ、君は！と、応援したくなる
匿名
卒業
今井先輩は卒業して大学生、引田君は高3。引田君にとっては最後の年でこの巻では部活に対しての思いや、方向性など進路に繋がるあれやこれや。最後の年なのに相変わらずレギュラーにはなれないけれど、引田君なりに今井先輩と距離を取ってまで部活に打ち込む。
たった一回の代打、ここのシーンは胸が熱くなる。目頭も熱くなりました。 描き下ろしで２０歳の引田君と21歳の今井君が描かれています。はっきりはしないけど、この先も二人で生きていって欲しい。
Posted by ブクログ
同性間での受け側の葛藤がよく描けていて、悩む引田も可愛いです。
終わるのは残念ですが、だらだらと続けるよりは、区切りで完結させる方が良いと思います。
でもスーツ姿はもっと見たかったな。
Posted by ブクログ
引田の心の葛藤が上手く出ていてよかった。最近のＢＬはあまりにも状況を簡単に受け入れてるものが多いので、そういう意味では男同士という部分をしっかり出している気がしました。
Posted by ブクログ
よくぞここまで描いてくれました！という感じ。
馬鹿みたいな呑気なBLももちろん大好きなんだが、こういう葛藤が描かれてるのも好きだ。
引田の言動に胸がぎゅうううっと締め付けられるぜ！
