峰月皓のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
カバー裏のあらすじを読んでイメージするとおりの本。
些細なことで,コンビに店長となる夢を放棄して実家に帰ってきた主人公が,実家の小さい商店をコンビニとして再出発を図るという物語。。。。
コンビに業界の一通りのことが書かれているが,貴志祐介ほどに精緻なわけではないし,なんとなくコミカルに書かれているが,荻原浩ほどに笑えるというわけでもないように思う・・・というわけで結果的になんとなく普通な感じのライトノベルが出来た感じだ。
なんですかな・・・別に面白くないわけじゃないんですよ。読みたい人にはそれなりにお勧め。でもまぁそれほど読みたくない人には,スルーしてもよし,といってしまいそう。(いい -
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ネタバレ誉田哲也さんの感想まだな本が残ってるのに。。。
でも、
読んでいった本の感想を書いていかないとまた溜まってしまう。。。
誉田哲也さんに一区切りついたんで、
ちょっと緩い方面の本を探しててジャケット買い。
芹沢晃って主人公の三十路の男なんですが、
せりざわあきら?
あれ?
ルイズさんでわ?!
なんだか、
中途半端に懐かしいわ。
置いておいて、
そんな芹沢晃は、
遊園地でカエルの着ぐるみをきてお仕事してるスーツアクターさん。
そんな芹沢晃は以前、
アメリカやらメキシコとかスペインなどを、
10年くらい前に巡ってたバックパッカーさんみたいですね。
最近、
と、
ある人がバックパッカーしてたみた -
Posted by ブクログ
2016年最初の一冊はライトノベルから入ってみた。決して前夜の深酒が要因ではない。初読みの作家さんかと思ったが「カエルの子は」で一度読んでいたらしい。ライトノベルの良さを全面に出した心温まる素敵な人情物語でした。
あらすじ(背表紙より)
知っているだろうか?一日に数十万の人が利用する、東京の某ターミナル駅には「神様がいる」。その神様はいつも、優しい目で私たちを見守ってくれている。理不尽な上司の元で激務をこなし、疲労困憊の会社員。金を無心してくる元彼につきまとわれて悩んでいる女性。一人ぼっちでエキナカを寂しげに徘徊する小学生…。そんな彼らを、「エキナカの神様」は決して見放さない―。ささくれた心を -
Posted by ブクログ
物語として一貫性はあるし、エンタメとしてそれなりに面白く読めたのだけれど、メディアワークス文庫ということを考えると評価が難しい本。
コアなファンを持つ作家の母がビルから飛び降りて自殺し、その娘である女子高生が真実を知るために歌舞伎町に出掛け、トカレフを乱射し、知り合いのヤクザに助けられるエログロバイオレンスなヤクザものの話。違法すれすれの旅行会社の社長、その元で働くヤクザっぽい社員、殴られ怒鳴られながら借金を返すために働く女子高生と、表の世界から見ると決して明るいとは言えない。平和な日常とは違うのに悲壮感はなく、これが歌舞伎町の空気と言うんだろうか。
物語としては「彼女とトカレフ」というテ -
Posted by ブクログ
大学卒業間近の主人公が就職する予定だったコンビニが潰れる。ふてくされて実家に帰ってきた主人公はふとしたことからコンビニ経営に乗り出すことになる。
1つのコンビニ屋までの道のりを採用から契約まで1連の流れがよくわかる。
そしてアルバイトの高校生達と新米店長のちょっとの心温まるやり取りが、いい味を出している。
普通の高校生ではなく障害を持った少女やわに空いてない子供たちを採用してしまった店長が今の方法を指導しながら彼女たちの人生生き方を一緒になって模索していく姿は全て読み終わった後も続きが見たくなってしまうほど。
続編かけているのでぜひこの後も読んでみたい。