【感想・ネタバレ】エキナカには神様がいるのレビュー

あらすじ

知っているだろうか? 一日に数十万の人が利用している、東京の某ターミナル駅には「神様がいる」という噂がある。その神様はいつも、優しい目で私たちを見守ってくれている。 理不尽な上司の元で激務をこなし、疲労困憊の会社員。金を無心してくる元彼につきまとわれて悩んでいる女性。一人ぼっちでエキナカを寂しげに徘徊する小学生。記憶を失って行き場のない老女……。そんな彼らを、「エキナカの神様」は決して見放さない。

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Posted by ブクログ

どんなに辛くても、ちょっとした誰かの支えで生きる希望が湧いてくる、そんな作品。
誰かに助けてもらえれば、その誰かは自分にとっての神様になるから、中神くんは神様なんだと思った。
短編だが、登場人物たちが繋がっていて、誰かが誰かを助けて生きているような感じがした。
久しぶりに心温まる話を読んだ気がする。
自分にもそんな感じの人はいるのだろうか。人間関係を大切にしていきたいと思った。
それから中神くんの絵を見てみたい。

個人的には液タブが羨ましい。普通のペンタブと比べて書きやすいようだが、ものすごい高いのに。

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2017年03月19日

Posted by ブクログ

かなりすごく好き、電車で泣きそうになった
エキナカには様々な思い、物語が詰まってる
他人事、見て見ぬふりが増えた世の中でも
こういうことは今も何処かに残ってる
他愛ない一言、少しの事で救われる人がいる
温かい物が心に流れる物語でした

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2017年02月07日

Posted by ブクログ

あなたの駅はどこですか。
そんなことを思いながら、読んでいただけたら幸いです。(あとがきより抜粋)

峰月皓(ほうづき こう)さん初読み作品『エキナカには神様がいる』は、辻村深月さんの『ツナグ』や青山美智子さんの『木曜日にはココアを』が好きな方にオススメします。

「燕町駅のエキナカには神様がいる。

そんな噂が聞こえてくる燕町駅では今日も多くの人が慌ただしい1日を迎えているが、ちょっと視線をそらすと、

(ん?あそこにいる少年は、どうしてずっと立っているのだろう…。)

(あ、行きつけの花屋の店員さんが!!)

と小さな事件はチラホラと…。
そんな燕町駅で起こった奇跡に、ほっこり笑顔な私がいる。

感想です。
連作短編集でしたが読みにくさは感じず、読後はほっこりでした。ちょっとした優しさの積み重ねが大きな力となって返ってくる。良いメッセージだと思います。

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2025年08月16日

Posted by ブクログ

 東京のターミナル駅である、燕町駅。一日に何十万人もの人々が利用するこの駅には神様がいると噂になった。
 このターミナル駅のエキナカショッピング施設『えきっぷ』に来る人々、働く人々、それぞれに物語があり……。

 サラリーマン、『えきっぷ』の花屋の店員、いまだ警備員、等々優しい文体で引き込まれるように読みました。そして、この連作短編の物語、エキナカ画家の中神の存在感がありました。

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2017年01月25日

Posted by ブクログ

駅ナカでの揉め事の仲裁、困っている人の手助けをしてくれる「神」様。駅にはドラマがたくさん。他人との繋がりがいいものだなと思わせるストーリー。

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2016年10月03日

Posted by ブクログ

みんなが集まる所だから居心地の良い所にしたい。その心持ちがみんなを繋ぐターミナル駅になる。一話目で感涙してしまった。

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2016年07月14日

Posted by ブクログ

素敵な大人の中神さん。他人の為にこんなに一生懸命になれるなんて過去に何があったんだろう。
辛い過去が他人に優しくさせるのだろうけれど、ちょっと行き過ぎの面も。切ない。
でも、いい人の周りにはやっぱり素敵ないい人たちが集まるものなんですね。
エキナカに神様はいなっかたけど、絵の上手な中「神」さんがいました。

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2016年03月04日

Posted by ブクログ

よくエキナカで買い物をするので気になって読んでみた。ある駅にいる神様を中心としたエキナカの物語。章ごとにスポットがあたる人物は違うものの、登場人物はほぼ変わらず。いつも立ち寄るエキナカを想像しながら読んでしまった。最後はほっこり。優しく暖かい気持ちになれるようなストーリーだった。

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2016年01月17日

Posted by ブクログ

知っているだろうか?一日に数十万の人が利用する、東京の某ターミナル駅には「神様がいる」。その神様はいつも、優しい目で私たちを見守ってくれている。理不尽な上司の元で激務をこなし、疲労困憊の会社員。金を無心してくる元彼につきまとわれて悩んでいる女性。一人ぼっちでエキナカを寂しげに徘徊する小学生…。そんな彼らを、「エキナカの神様」は決して見放さない―。ささくれた心を、そっと癒やしてくれるハートウォーミング・ストーリー!

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2017年04月13日

Posted by ブクログ

1話目がちょっと聞いたことがあるような気もした苦笑でも、中神さんのこうなった理由を知った時ちょっとせつなくなった。

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2017年04月10日

Posted by ブクログ

2016年最初の一冊はライトノベルから入ってみた。決して前夜の深酒が要因ではない。初読みの作家さんかと思ったが「カエルの子は」で一度読んでいたらしい。ライトノベルの良さを全面に出した心温まる素敵な人情物語でした。
あらすじ(背表紙より)
知っているだろうか?一日に数十万の人が利用する、東京の某ターミナル駅には「神様がいる」。その神様はいつも、優しい目で私たちを見守ってくれている。理不尽な上司の元で激務をこなし、疲労困憊の会社員。金を無心してくる元彼につきまとわれて悩んでいる女性。一人ぼっちでエキナカを寂しげに徘徊する小学生…。そんな彼らを、「エキナカの神様」は決して見放さない―。ささくれた心を、そっと癒やしてくれるハートウォーミング・ストーリー!

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2016年01月01日

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