小笠原慧のレビュー一覧
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ちょうど気分の浮き沈みが激しい時期にたまたま題名に惹かれ読んでみることに。
私はこの本の患者の1人に共感し、まるで先生に助言を受けているような気になった。
もっとファンタジーな話なのかと思いきや、精神的な問題を抱える患者の具体的な問題点と改善策が書かれていて勉強になった。
小説としてもスラスラと読...続きを読むPosted by ブクログ -
メンタルクリニックの実態とか、心療内科の考え方とか、とても勉強になった。他の本も読んでみたいと思いました。Posted by ブクログ
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胸にしんとくるラブストーリー。打算と自分の大切なことを貫くということの選択を迫られ、どういう決断をするか。何が幸せなのか。心の贅肉がそぎおとされて純化されるようなきれいな物語。Posted by ブクログ
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分裂病の青年と彼の主治医との間で揺れる恋。「もし、愛した人が精神を病んでいたら--」 筆者は精神科医だけあってお話がリアル。切ない気分になりたい時はぜひ。Posted by ブクログ
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読み出があるボリュームだぅたが、一気に読んでしまった
精神科医である先生による小説。
ケースワーカーである美知と精神を病んでいる晃。
難しい仕事だが、美知は懸命に彼に向き合おうとする
後半に向かってどう行き着くのかなぁと想像していた 美知の、彼のことをワーカーとしての仕事としてと、男性とし...続きを読むPosted by ブクログ -
心療内科に訪れる患者とそこで働く主人公の物語。患者が抱える心の病みが身近に感じられ読みやすく勉強になった。他の作品も読んでみたい。Posted by ブクログ
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意外にも面白い。福祉や心理の勉強をしている人、仕事をしている人は馴染み深い言葉、技法がたくさん出てくる。認知行動療法のエピソードは、自分でもやってみたいと思った。Posted by ブクログ
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ストーリーはとても面白くて、精神科に携わる者として興味を惹かれた。
ただ、主人公のケースワーカーの女性の言動がフィクションにしてもあまりにもひどくて、いまいち感情移入はできなかった。
彼女自身の生い立ちももちろん色々あって、突発的な行動や身勝手な発言などは仕方ないと目をつぶることも必要かもしれな...続きを読むPosted by ブクログ -
とてもいい就職先だったということだな。他人のことを知ることで自分を見つめ直しているような。
努力していれば、誰かが見ていてくれる。応援してくれるのではないだろうか。Posted by ブクログ -
いろいろなメンタルの問題を抱えた患者の話を聞いて、解決していくお話。幼少期の育て方、愛情のかけ方って大事だなと思いました。Posted by ブクログ