小笠原慧のレビュー一覧

  • DZ

    Posted by ブクログ

    すごすぎる!恐ろしい小説を読み始めてしまった と思いながら、2つ 3つと深みにはまる。難解だけど心配すぎて放棄できない。
    ラストは無理やり感もあったけど哀しい運命を劇的に演出してくれた。障がい者施設などの事情うんぬんは 素人には未知な部分が多いのであくまでも小説として受け入れて読んだ。こんなに難解な専門用語が出てくるのに読み進めてしまう面白さ。でも自分がどこまで理解できているのか不安感 消化不良感が残った。だから 星3つ。

    0
    2015年08月21日
  • DZ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    途中から先の展開がある程度読めるとはいえ、些細な日常の描写のように思えていたものが一カ所に集まっていく様子は引き込まれるものがあった。


    ラスト、新人類が誕生するというどんでん返し、という解釈でいいのだろうか。それによって印象が180度変わるのだが。そうであったらゾクゾクするし、そうでなかったら宙ぶらりん。

    0
    2013年11月05日
  • 手のひらの蝶

    Posted by ブクログ

    奇妙な連続殺人事件。被害者は全員失血死。果たして犯人は何者なのか…
    ミステリーと思いきや、バイオ・ホラー・SFチックな物語。『DZ』は面白かったのに。

    0
    2012年11月08日
  • DZ

    Posted by ブクログ

    遺伝子とか生物の進化論とかをテーマにした小説。
    自分の知らない分野で、よくわからん単語も多く出て来たけど、それでも読者を追いてかないで楽しめる一冊だと思う。
    この本がどこまでフィクションでノンフィクションなのかわからんけど、進化って起こりうるんだーと感じた。
    ただ一部向き合うのが重いと思えるようなとこもあるかなー。
    エンディングもちょっと…

    0
    2012年11月08日
  • DZ

    Posted by ブクログ

    遺伝子やらの話が多く、内容として理解できない部分もあったが、特にストーリーがわからないこともなく、はじめはバラバラだった人のストーリーが纏まっていくのはゾクッときた。
    ただ、ラストは伏線から予想できたので意外性はなかったかも。

    0
    2012年10月02日
  • DZ

    Posted by ブクログ

    「手のひらの蝶」が良かったので、デヴュー作を手に取った。

    専門用語が多かったが、そこに躓くことなく読んでいける。
    前半はちょっと忍耐が必要だが、後半からはパズルのピースが合致して行くのが楽しいように、ページを捲る手も止まらなかった。

    ラストが強引だな。
    偶然の一致よりも、別なラストシーンが有ったんじゃないかと思ってしまう。

    出版年度が逆なのは承知だが、高野和明著「ジェノサイド」を思い出してしまった。

    0
    2012年06月15日
  • DZ

    Posted by ブクログ

    この女はいったいなにがしたいのか、とイライラする。こういう理系ものはたのしんで読んだとはいえないし、ひとにオススメもできない。

    0
    2010年08月20日
  • DZ

    Posted by ブクログ

    やたら滅多ら医療の専門用語が出てくるので難しい。
    そして重苦しくて救いがない。

    人、死にすぎでしょう。
    そして最後はいったい何?
    妊娠したのは仕方ないとしても、
    そこで生むと判断に至りますかね。

    彼氏や無関係の人を殺したことも許せるほど、
    そんなに深い繋がりだったか??

    やたら母性愛が強いのか何なのか知らないけれど、
    そんな綺麗ごとじゃ済まないと思うけどな。

    ☆☆☆ ホシ3つ

    0
    2010年05月04日
  • 手のひらの蝶

    Posted by ブクログ

    これ前に読んだ。読み始めてから気付くマヌケぶり。だいぶ忘れているところもあるので、折角だから読んでおきました。こないだうち、自閉症とか精神疾患モノを立て続けに読んだのでその流れで買ってしまった。

    0
    2009年10月04日
  • DZ

    Posted by ブクログ

    ヴェトナムの妊婦が堕胎を促され病院を抜け出した。その数年後、アメリカのとある州で夫婦冷凍死体が発見され、5歳の息子が行方不明になる事件が起こるが、捜査は難航し迷宮入りする。アメリカ、日本でその後起こったバラバラに見えた出来事は物語終盤に向けて一気に収束していく。一気読み必至。以前読んだ時点では、★4点くらいの評価をつけていたと思う。再読も十分楽しめたのだが、今回はアメリカの元刑事が事件を追うことができるような手掛かりが読み取れず(読み落とし?)、最後まで腑に落ちなかった。

    0
    2011年07月22日
  • DZ

    Posted by ブクログ

    第20回横溝正史賞正賞受賞作。

     あらすじをどう書いていいかわからないくらい、物語のはじまりがあちこちに散っていて話が見えないため、前半は正直読むのが辛かった。途中からだんだん話がつながってきたが、染色体の難しい話や、最後の大量殺戮、偶然の重なりすぎで気持ちが萎える。こういう話は好きな方だと思っていたんだけどなぁ。

    0
    2011年09月17日
  • 手のひらの蝶

    Posted by ブクログ

    児童福祉センターに母殺しの少年が保護された。その頃巷では血を抜かれた奇妙な連続殺人が起きていた…児童相談所・昆虫のDNA・犯罪心理・脳外科一見なんの共通点もないようなものが緻密な描写によってつながってくる。サイコサイエンス・ミステリー。

    0
    2009年10月04日