中澤日菜子のレビュー一覧

  • Team383
    Team383。後期高齢者の市民スポーツチームだ。そのメンバー5人の葛藤と希望を描く。
     5章からなり、5人それぞれが各章の主人公を務める。

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     タイトルから「ママチャリカップ」出場で生きがいと若やいだ心を取り戻し、練習とチームワークで以て大会で(できれば)結果...続きを読む
  • 一等星の恋
    表紙とタイトルに引かれて、この本を手にとりました。
    著者の作品を読むのは初めてです。
    「一等星の恋」を読み終わって、短編集という事に気づき、巻末の山崎直子さんの解説を読んですべての作品に宇宙が関係してたんだ、と気づくというくらい、何も考えずに純粋に作品を楽しめました。
    私も星や宇宙が好きです。夜、外...続きを読む
  • 働く女子に明日は来る!
    お仕事系小説が割と好きなんですけど、テレビの裏側が見れる話で、面白かった!
    テレビの裏側って、想像通り色々あるんだろなぁ。
    色んな問題にぶち当たりながらも、その都度一生懸命まじめに向き合ってた姿に応援したくなった。

    いつも冷静で頼れる頼子さんが、本音をぶつけた場面。ロケ飯くらいではなくて、一食のご...続きを読む
  • お父さんと伊藤さん
    めちゃくちゃ面白かった。
    お父さんと、伊藤さんの関係が素晴らしくうまく書かれている。
    本を読みながら、ニヤニヤしてしまった(笑)
  • 働く女子に明日は来る!
    怒ったり、笑ったり、呆れたり、共感したり、最後は涙。さすがドラマの原作多く手掛けているだけに、あざといと思う部分もあるが読者の心掴むのがうまい
  • 働く女子に明日は来る!
    読んだ後、感情が大爆発、すごいすごいもう感動のしっぱなしでした。ドラマ作りとロケ飯などのレシピ、この取り合わせにびっくり、作って見たい食べて見たいと思ってしまいました。
    紆余曲折のドラマ作りハラハラドキドキ、こんなに手に汗握った小説は他に類を見なかったです。最後に拓ちゃんと七菜の結婚生活と子育ても読...続きを読む
  • PTAグランパ!
    バリキャリの娘の代わりにPTA副会長を引き受けたグランパこと武曾氏の奮闘劇。

    何に比重を置くかという価値観は違えども、みんなそれぞれがんばっていること、それぞれに事情があることを知り合うことで少しずつわかり合っていく。PTAをやらなければ出会うこともなかった価値観に触れ、秋山氏の事情を知り、武曾氏...続きを読む
  • PTAグランパ!
    全体的に読みやすくておもしろかった。
    定年後のおじさんの人生を通して、現代の働くお母さんの姿を描いてる。
  • ニュータウンクロニクル
    モデルが多摩ニュータウンだと分かり感慨深く読み終えた。時代背景も自分とかぶっていたからまるで実話のように思えた。ラストは今後この街がどのように変化していくのか想像してくださいというような感じで10年後、見届けられるかな…
  • ニュータウンクロニクル
    題名を見た時に、自分が未就学児から中学生まで住んでいた団地での、生活、友人関係、町の移り変わり等とダブるのではないか?と思い読み始めました。解説も参考文献も見ず、「わが丘1971」から読み進めるにつれ、モチーフは「多摩ニュータウン」だとわかりました。自分が住んでいたのは多摩ニュータウンではない、都営...続きを読む
  • 働く女子に明日は来る!
    テレビドラマ向けの働く女性の話ですね。
    頑張り過ぎかな。
    でも共感出来る。
    テレビ業界は大変だけどやり甲斐がある感じは伝わってきます。
  • お父さんと伊藤さん
    映像化されたキャスティングの表紙を見たので、読みながら頭の中で映像が浮かぶ感じでスラスラ読めた。彩のお父さんに対する思いが複雑だけれど共感できた。柿の木や田舎の家が燃えてしまう場面は切なくなった。親子のギスギスした関係に伊藤さんがいい具合に入ってくるのは微笑ましい。20歳差の娘の彼氏というと微妙な想...続きを読む
  • ニュータウンクロニクル
    あらすじ
    1960年に計画された団地「若葉ニュータウン」に住む人々の歴史をそこに住む様々な家族の視点から描いている小説。団地の第一期の入居が始まった1971年、高校を卒業し若葉町の町役場に勤めたばかりの小島健児の視点から物語は始まる。その後、10年ごとに若葉ニュータウンの中のある地点、ある家族のそれ...続きを読む
  • 働く女子に明日は来る!
    原作者がいる小説をドラマ化し、世に出すまでの奮闘記を描いたお仕事小説である。
    仕事に対する熱量はあるものの、どこか不器用な女性主人公のお話だ。
    プライベートでも仕事でも様々な壁にぶつかるが、周りの人間を巻き込みながら七転び八起きで頑張る主人公の姿には元気を貰える。

    主人公に対してのメイクさんの言葉...続きを読む
  • 働く女子に明日は来る!
    中山七里さんの『嗤う淑女』の恐ろしい世界を読んでから、この本を読んだのでホッとした。小説家によって、書く世界は本当に違うんだなとしみじみ思った。最後はハッピーエンド的に終わり、良かった‼️
  • 働く女子に明日は来る!
    大変そうな、お仕事。
    不規則だとさらにイライラが募りそうですが……。
    好きな仕事なら、そんなこと言ってられない!?
  • Team383
    年齢を重ねると、色々な問題があるものだと思うけれど、こんなにお互いの事に一生懸命になれる仲間達がいると心が救われるなーと思った。いつになっても友達は大切な存在。
  • PTAグランパ!
    ドラマPTAグランパ!が大好きで、原作小説も読んでみました!

    読む前は、ドラマのままのお話かな?と思ったけど、ドラマにないエピソードもあって楽しく読めた(大筋はドラマと同じですが)。
    ドラマより、父娘問題、キャリアウーマンと主婦問題が深掘りされてた。
    特に父娘問題は、母娘問題ほど取り上げられないけ...続きを読む
  • Team383
    11老人の仲間達の連作小説。ハートウォーミングで終わりだと思っていたら、しっかり人生や葛藤が描かれていて読み応えある良作だと思う。グランパの印象が強すぎて、失礼しました。
  • 働く女子に明日は来る!
     中澤さん、初読みです。

     七菜はドラマ制作の下請け会社で働いていた。
     理不尽な本部の要求、パワハラ気味のドラマの原作者。頼りにしていた先輩が仕事を辞める。何もかもが上手くいかない上に、恋人からプロポーズされても素直に頷けない。八方塞がりの状態からの巻き返しがもうハラハラして凄く応援したくなりま...続きを読む