中澤日菜子のレビュー一覧

  • シルバー保育園サンバ!

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    本嫌いの私が、早く先を読みたくなった本でした。
    銀治さんが定年後に人生をやり直す選択をし、子供達をはじめ、色んな人たちと関わって変わっていった銀治さん、とても素敵だと思いました。
    そして後半は、もう涙が…。。

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    2025年08月04日
  • シルバー保育園サンバ!

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    銀治は長年勤めてきた警備会社を定年退職して、今はシルバー人材センターに登録し家の片付けや草むしりなどの依頼を担っている。

    家族のために働いてきたつもりだが、家族を犠牲に仕事中心にしてきたせいで妻と娘とは別れている。

    そんな強面大柄銀治が、シルバー仲間の仕事を急遽引き受けなければいけなくなり、保育園の草むしりをすることになったのだが、それがきっかけで家庭とも子供とも向き合ってこなかった銀治が、なぜか子供たちを相手に仕事をするはめに。

    あー、家庭を省みず1人ぼっちになったおじさんの再生物語かぁ。と軽い気持ちで読み始めたが、想像以上に良い話だった。

    保育園にいる障害児と健常児との問題。
    家族

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    2025年07月02日
  • シルバー保育園サンバ!

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    読んでいくうちに銀治さんがだんだんと保育園に馴染んでいく様子が楽しみになっていった。
    娘さんのことも切なく、最後は号泣だった。

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    2025年05月16日
  • シルバー保育園サンバ!

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    ネタバレ

    卒園式と陽子の最期のシーンは涙せずには見れませんでした。
    仕事に明け暮れ家庭を律子に任せきりだった銀治が、保育園のお仕事を通して変わっていく姿に何が勇気付けられました。
    自閉症の大翔くんのお母さんの気持ちには、やるせない切なさでいっぱいになりました。
    卒園式に大翔くんが現れたシーンでまた涙でした。

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    2025年03月24日
  • シルバー保育園サンバ!

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    家庭を顧みなかった男性が保育助手に。なるきっかけもユニーク。ほのぼのだけじゃない問題提起もいい。人生はやり直しがきく。きっかけさえ逃さなければ。

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    2025年03月08日
  • シルバー保育園サンバ!

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    どうにもならないこともあるけど、それでもできることをやっておきたい。後悔しないために。そんなふうに思える話しだった。

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    2024年12月23日
  • お願いおむらいす

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    5話中全てほっこりするエピソードだったが、
    私は特に、最後の「浩とお母さん」のエピソードに心を打たれ涙した。
    精神的にも相当追い詰められてる浩に立ちはだかる更なる悲劇、それに対しても自ら最適なアンサーを求め必死にもがいている姿がとてもかっこよかった。

    本書を通して、
    「他人が知らないところで苦しみ、悩み
    そして時には絶望に打ちひしがれている」

    このような人が身近に多くいる中、相手と関係を築く際にそれに気が付かず、時に相手を勇気づけ、時に傷つけてしまっているのではないか?
    ということを考えるきっかけになった1冊だった。
    相手のことを100%理解すことは難しいが、相手を傷つけないためにはどうす

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    2024年11月07日
  • Team383

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    Team383。
     後期高齢者の市民スポーツチームだ。そのメンバー5人の葛藤と希望を描く。
     5章からなり、5人それぞれが各章の主人公を務める。

          * * * * *

     タイトルから「ママチャリカップ」出場で生きがいと若やいだ心を取り戻し、練習とチームワークで以て大会で ( できれば ) 結果を出すような、 ( 第2の ) スポーツ青春物語かと思って読んだのですが、案に相違して後期高齢者のヒューマンドラマでした。

     話題も、運転免許返納、体力低下、老々介護、婦人病、認知症、ゴミ屋敷と、高齢者問題オンパレード。それをチームプレイで乗り切っていくというストーリーは、痛快さ

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    2022年09月18日
  • 一等星の恋

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    表紙とタイトルに引かれて、この本を手にとりました。
    著者の作品を読むのは初めてです。
    「一等星の恋」を読み終わって、短編集という事に気づき、巻末の山崎直子さんの解説を読んですべての作品に宇宙が関係してたんだ、と気づくというくらい、何も考えずに純粋に作品を楽しめました。
    私も星や宇宙が好きです。夜、外にでてただ空を見上げる時間、最近はなかなかとれませんが、大切だなと感じました。

    一番心に残ったのは七夕の旅です。
    車窓からの景色をどんな気持ちで見ていたのか、千代子さんは七夕の笹に小袋を見た時にどんな事を思ったのか、読んだあとの余韻が響きました。

    でも、「一等星の恋」というタイトルで素敵な表紙で

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    2021年02月11日
  • お父さんと伊藤さん

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    めちゃくちゃ面白かった。
    お父さんと、伊藤さんの関係が素晴らしくうまく書かれている。
    本を読みながら、ニヤニヤしてしまった(笑)

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    2020年11月16日
  • PTAグランパ!

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    バリキャリの娘の代わりにPTA副会長を引き受けたグランパこと武曾氏の奮闘劇。

    何に比重を置くかという価値観は違えども、みんなそれぞれがんばっていること、それぞれに事情があることを知り合うことで少しずつわかり合っていく。PTAをやらなければ出会うこともなかった価値観に触れ、秋山氏の事情を知り、武曾氏は自分の生き方を再考する。

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    2019年02月24日
  • PTAグランパ!

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    全体的に読みやすくておもしろかった。
    定年後のおじさんの人生を通して、現代の働くお母さんの姿を描いてる。

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    2017年04月23日
  • シルバー保育園サンバ!

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    ダメ親父の再生物語かと思ったら、
    予想外に教育のことに触れられてた。
    共生とか多様性とか、
    そんなに簡単ではないけれど、
    何かのきっかけで人は変わるから、
    そのきっかけを逃してはいかんのよね。

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    2025年06月18日
  • シルバー保育園サンバ!

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    定年退職後に妻から離婚され、孤独な生活を送っていた銀治は、シルバー人材センターから保育園の草むしりに行くことになる。
    女性と子どもが苦手な銀治は、数日だけの我慢と思って行ったのだが、ひょんなことから保育園の嘱託職員となるはめに。

    子どもたちと接することや掃除、洗濯、片づけなども徐々にできるようになる。
    保育園には発達障害を持つ親の悩みなど、今まで関わったことのない思いをすることもあった。

    そんな折、別れた妻から娘の病気のことを聞かされ…。

    勇気を持って行動すること、諦めないことなどを保育園で働くことによって気づかされる。


    いくつになっても知らないこともあり、発見もあるということはまだ

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    2025年03月22日
  • 働く女子に明日は来る!

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    テレビドラマの制作スタッフである七菜が仕事、人間関係、恋愛に揉まれながら成長していくストーリー。
    ミス、トラブルてんこ盛りでその度に何とか立ち直る七菜、若干ご都合主義な点はありながら、読むと元気が出る。

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    2025年03月21日
  • シルバー保育園サンバ!

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    …私も親になったんだな、とこれ読んで実感した。普通に面白い程度だと思いながら読んでたのに最後泣いてた。親ならわかる、どっちの気持ちも誰の気持ちも。

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    2025年01月14日
  • 働く女子に明日は来る!

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    タイトルに惹かれて即買い!

    確かにお仕事小説だけど
    仕事頑張ってきらきら〜って訳じゃなく
    妙にリアルな壁が現れて展開に引き込まれて一気読み!

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    2024年09月20日
  • PTAグランパ!

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    シングルマザーでバリバリのキャリアウーマンが、PTAの副会長のくじを引いてしまう。時間が作れない娘に代わって、定年後の親父がPTA活動に参加しドタバタするという話し。
    笑いあり、少しホロッとさせられる場面あり、現在の母親の考え方や痴漢の冤罪など考えさせる所もあり、テンポよく程よく組み立てられていて、楽しめる作品だった。

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    2024年05月24日
  • 一等星の恋

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    優しくて、透明感があって、どこかちょっぴり切ない。星空を眺めているような気分になれる7つの物語でした。

    星には星の時間、猫には猫の時間、人間には人間の時間、共に過ごしているように見えても、それぞれの時間の進み方は違うというフレーズが素敵でした。

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    2024年05月13日
  • ニュータウンクロニクル

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    モデルが多摩ニュータウンだと分かり感慨深く読み終えた。時代背景も自分とかぶっていたからまるで実話のように思えた。ラストは今後この街がどのように変化していくのか想像してくださいというような感じで10年後、見届けられるかな…

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    2022年12月16日