片瀬優のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
シリーズ番外編。第2・4・6話が、著者の鈴木鈴さんによる短編小説、第1・3・5話が、イラスト担当の片瀬優さんによるコミックです。
第1話は、人びとの祈りによって意思を持つようになった石像の笑石が、かつて敵対していた魎月を追って湯ヶ島の町にやってくる話。
第2話は鎌倉時代が舞台。笑石、益荒と戦っていた魎月が、上弦と出会う話。
第3話は、ボーナスの使い道をめぐってレレナと舞が対立する話。第4話は、舞が亮史のために料理を作る話。第5話は、舞が碧ちゃんという子どもに頼まれて、ウルシという飼いネコのゆくえを探す話。第6話は、超高級猫缶「叢雲」に釣られて碧ちゃんの家に長居をしたツキが、飼い猫にされそ -
Posted by ブクログ
亮史と上弦が再会し、「組織」の攻撃が開始されます。
亮史と上弦の使い魔である、ツキとツルの戦いは印象的だったかなと思いました。レレナを追いつめなければならないツル、レレナを守らなければならないツキと、双方に果たすべき役目が与えられているために、全体に緊張感が行き渡っていて、途中でダレることなく読むことができました。
亮史が戦っている「組織」のメンバーどうしの人間関係は、この巻で唐突に提示されているので、とくにキャラクターに思い入れをもつこともなく、何となく読み進めてしまいました。それでも、戦闘シーンの描写も迫力があって、けっして悪くない印象です。 -
Posted by ブクログ
亮史と上弦が再会し、「組織」の攻撃が開始されます。
あいかわらずストーリーがきれいにまとまっている印象です。展開の仕方も、1巻や2巻のようなもたついている印象はなく、すいすい読めました。
ただ、女の子のキャラクターがそろいもそろってワン・パターンなのは、いったいどういうことなんだろうと訝しく思います。それも、雌ネコにまで同じキャラクターをあてがうというくらいに徹底しています。上弦って、亮史にはない人間的な感情の深みを秘めながらも、「鬼」であることに誇りを持ち、感情のゆらぎを心の奥深くに押しとどめようとしているキャラクターのはずだと思うのですが。それなのに、感情のままにジタバタする場面が多く -
Posted by ブクログ
<内容>
半吸血鬼となってしまったレレナはローマに帰れないでいた。
そんなところに母マリと大司教ガゼットがやってきたが、帰れない理由を話す訳にもいかず……
一方、亡者・蜘蛛を追って二人の吸血鬼もやってきて……
<感想>
……やっぱ構成だよ。
そしてこの人特有な、たまーに意味不明になるところがあるっていうね。ラストが意味不明だぜぃ〜
だから評価はちょい↓で。
う〜ん、にしてもシギの過去なんだが……
主人が従者の血を飲み続ければ生活できるのか? これ設定ちょっとおかしくないか??
クイナとシギの現在の行動を見るに、従者も生活する上で人間の血を消費しなければならない。
まぁ、これは血の力って -