井上悠宇のレビュー一覧

  • 誰も死なないミステリーを君に

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    ネタバレ

    読み終わるまで作家さんの描いた世界観に翻弄された気がします。
    人の死が見える少女とそれを回避するために協力する少年の物語。
    死を回避するために探偵側が犯人側に立つような展開は斬新で楽しかったです。
    複雑な物語ですが文体が読みやすいので一気に読み切ることができました。

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    2018年04月17日
  • 誰も死なないミステリーを君に

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    死ぬ人が見えてしまう、そんなミステリーとしてはチートのような能力を逆手に取るようにうまく構成されていると思う。最期の舞台となる無人島は少し設定倒れかな。

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    2018年04月04日
  • 誰も死なないミステリーを君に

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    人の死線が見え、その死を防ぐというありそうでなかった設定で面白いミステリーでした。
    死を防ぐ物語が何個もある短編集なのかと思いきや、1つ目の話以外は学生時代の事件についてのお話でした。最後まで読み進めると、タイトルの意味が分かります。

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    2025年11月06日
  • あなたが犯人だったらよかったのに

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    生まれつき心臓の悪い主人公と1年上の才華。夏休みが終わり知らせれる親友才華の自殺。そして彼女から送られてきたSDカード。そのパスワード考える物語。才華が書いたという「天使失格」が面白かった。

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    2025年11月05日
  • 誰も死なないミステリーを君に

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    設定がとても良かったです。
    ただ、物足りなさは否めませんでした。
    なぜその能力を持って生まれたのか。理由は明確にはなく、受け入れて読み進めなければなりません。

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    2025年08月06日
  • 僕の目に映るきみと謎は

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    視える少女と、強制的に締め出せる少年。

    変な人形というよりも、怖い人形?
    こうして都市伝説は変化していくわけですが
    混じっている、というのは思いつかず、でした。

    除霊、とはいえ、怖い話ではなく…ミステリー?
    5W1Hをここで出されるとは思いませんでした。
    そういう意味では、新しいホラー?
    主人公の特技がなかなか凄いですが。
    がめつい一族(?)も凄いですが。
    結局、そちらへの貸しはどうなったのでしょう…。

    一応無事終了、でしたが、穴二つ。
    そのまんまの意味でした…。

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    2024年05月14日
  • 不実在探偵の推理

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    ネタバレ

    【収録作品】第一章 不実在探偵と死体の花/第二章 不実在探偵の存在証明/第三章 不実在探偵と殺神事件/第四章 不実在探偵と埋められた罪

    その昔流行った「二十の扉」のミステリ版かな。
    シリーズ化しそうな終わり方。
    登場人物の名前が読みづらくて困った。

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    2024年01月07日
  • 不実在探偵の推理

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    「イエス」か「ノー」で答えられる水平思考を使って、
    実在してるけど目に見えない不実在探偵の解いた謎の真相を推理する。
    新しい設定のミステリ。

    彼女はいったい何者なんだろうか。
    結局その辺の謎は謎のまま、気になるところで終わってしまった。。。

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    2023年12月28日
  • 不実在探偵の推理

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    実在しない探偵という設定がおもしろそうと思い手にした一冊。
    答えはわかるが、水平思考を通して理由を推理していく。
    設定は面白かったが、動機や理由がいまいちだったかなー。
    続きがあるのかな?
    現のお母さんやお父さんも謎めいているので、ぜひとも続きを読んでみたいと思った。

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    2023年12月26日
  • 不実在探偵の推理

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    主人公にだけ見える人物、不実在探偵=アリス・シュレディンガーが難事件を解決するという新たな設定のミステリー。アリスは何者か、主人公のイマジナリー・フレンド(架空の友だち)なのか、まだ謎は明かされない。

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    2023年11月17日
  • 不実在探偵の推理

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    透明な青いダイスから、菊理現(うつつ)しか見えない妖精みたいなものが現れて、それが「ハイ」「イイエ」「ワカラナイ」等をダイスの目で示しながら、殺人事件の真相を解き明かす。現はその不実在の名探偵の助手と言う設定。

    今までにないストーリー仕立てだとは思うが、読書にも考えさせるような内容ではなかったかな。
    サクサク読め、最後、で一体何やったん?的に感じた。

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    2023年10月24日
  • 不実在探偵の推理

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    ★・・・・・・だったら君は、誰なんだ?(p.272)
    ■五つのメモ
    ・「ハイ」「イイエ」「ワカラナイ」「関係ナイ」「答エラレナイ」「推理ガ固マッタ」という返事しかできない、他の人の目には見えない探偵。
    ・安楽椅子探偵の一種でしょう。
    ・設定、雰囲気ともによいです。珍しい手順の謎解きですがその手順ゆえにけっこう納得できる感じです。
    ・キャラクタも、特に刑事二人が楽しいです。
    ・あまり欠点のないミステリだと思います。続編はありそうだから出れば読んでみようと思っています。

    ■てきとーなメモ
    【一行目】空を漂う巨大クラゲを見たことがあるだろうか?

    【不実在探偵と死体の花】密室のように見える部屋でト

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    2023年10月05日
  • 不実在探偵の推理

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    不実在探偵という発想は素晴らしいが、伏線の回収がスッキリしない。
    シリーズになるなら、続きが読みたいが、これで終わりだとモヤモヤしたままだ。

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    2023年09月04日
  • 誰も死なないミステリーを君に

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    ネタバレ

    良いところ
    ・名前に関するミスリードが痛快
    ・特殊能力を活かした登場人物の状態変化を物語にうまく落とし込んでいる

    うーんなところ
    ・良くも悪くも誰も死なないのでもやっとするエンド(?)
    ・死にそうな赤の他人を助けるために自分までも犠牲にするところに感情移入がしづらく、字面読みになってしまいやすい
    ・クローズドサークルへの導入が多少強引

    感想
     ミステリの中ではとても読みやすいものだと思った。テンポ良く展開も進む。だが、誰も犯人にならないので、ミステリでは重要と思われる100%の真実が99%の事実に変えられている。この点はミステリ好きにとっては不完全燃焼と思われるかも。あと、佐藤くんがあそこ

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    2022年09月06日
  • 誰も死なないミステリーを君に

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    表紙を見てから気になっていたのですが、思った以上に面白かったです。
    ある女の子だけに見える死の予兆を回避するために、逆クローズドサークルするって設定がかなり斬新でした。

    少しずつ明らかになっていくある子の転落事件の話が、それぞれ後悔や思いやりに溢れていていいなっと思いました。

    結末はあっと驚くものではなかったですが、心にじわっと温かさが広がっていく優しいお話でした。

    余談でひとつ疑問なのですが、佐藤くん( 語り部 )名前出てきたかな…もしかして見逃した?って何回か前に戻ってみたけど見つからなかった…。途中出てくる「名前も苗字も甘い」ってどんな名前か気になるじゃないですかー!!続編で出てく

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    2022年06月04日
  • 誰も死なないミステリーを君に 2

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    ある一言や行動で死線が消えたり増えたり、死線が現れる人数まで変わったり、それに相続争いまで加わってミステリー要素たっぷりでした。
    2,3分からなかった点もありましたが、読み直します。
    ゴリラ先輩が健在で嬉しかった。3でも佐藤くんに振り回されそうですね。

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    2021年12月18日
  • 誰も死なないミステリーを君に

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    死線が現れた人を安全なクローズド・サークルに閉じ込めて救う、という発想が面白い。佐藤くんが言う〝誰も死なないミステリー〟は成功するのか。
    文章も面白いし気になって最後まで一気に読めた。が、ノンシュガーの真相が切なかった。
    続編にもハナゴリラが出てくれたら嬉しいです。
    ところで佐藤くんの本名って?

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    2021年12月17日
  • 誰も死なないミステリーを君に 眠り姫と五人の容疑者

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    ネタバレ

    佐藤と志緒のコンビ誕生の話。
    死期が迫る人がわかる志緒は、人が死ぬミステリを許せない佐藤に背中を押されて、ミュージシャンの卵・奏音の顔に出た死線を消すために奮闘する。
    犯罪を防げるならそれに越したことはないわけだが、今回そのために最終的に取った手段が「毒をもって毒を制す」的でご都合主義なのが残念。とはいえ、相手が相手だから、そうでもしないと死線は消えんわなあ、とは思う。論理パズルの解決を非論理でするしかないところにモヤモヤを感じた。

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    2021年11月03日
  • 誰も死なないミステリーを君に 眠り姫と五人の容疑者

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    人の死期が見えるヒロインが、その運命を変えるために謎解きをする、というお話。ぶっちゃけヒロインの摩訶不思議能力よりも、語り手の主人公が得体の知れなくてそちらが不気味。この子はなんだろう?
    出会いの辺りもこの巻では詳らかにされていないので、次巻以降出てくるんだろうなぁとは思うのですが。

    まぁでもそんな簡単に人の生き死にが変わるってのはどうなんだろうなぁ。少し前に読んだ陰陽師で、人の運命を先読みできる高僧が実は人の運命を変えていた、なんて話を読んだから複雑な気持ちです。

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    2021年10月25日
  • 誰も死なないミステリーを君に 2

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    怪しげな因縁に彩られた旧家の相続争い。牽制し合う、いずれも一癖ある相続人たち……てな横溝シチュエーションなお話で、「悪魔が来たりて笛を吹く」へのオマージュまで飛び出す。そんな感じなので、もう一息盛り上がりたかったなあ。今ひとつ歯切れが悪い。ミステリとしても、今作はロジック、トリックとも今ひとつ。

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    2021年10月08日