井上悠宇のレビュー一覧
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おーなんとも斬新な安楽椅子名探偵
その名もアリス・シュレディンガーσ(^ー゜)うっふん♪
事件当事者からの情報だけで事件を解決する
安楽椅子探偵と思いきや!一捻り!斬新!⁝(ᵒ̴̶̷᷄⌑ ᵒ̴̶̷᷅ )⁝
タイトル通り、ウツツ以外にはアリスの姿は一切
見えなし、言葉での表現ができないため(ウツツにすら聞こえない…)(。•́ωก̀。).。
意思表示はダイスを使った意思表示のみ
1の目がハイ!
2の目がイイエ!
3の目がワカラナイ!の返事を行う
なのでアリスに質問して返事をもらて
真実に迫る。イエス、ノーゲームだな〜むかし良くやってたなぁ〜懐かしい~~~ꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)ʬʬ
なのであくま -
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これは斬新(`•∀•´)✧
ハイかイイエで答えを導く、ゲームのような推理小説。
刑事の百鬼(なきり)と烏丸(からすま)は、とある事件を解決する為、名探偵に会いに行く。
百鬼が紹介したのは、甥の現(うつつ)。
6面ダイスの入った黒い小箱を使い、名探偵に話を聞く。
彼らが質問すると、小箱の中のダイスが動き、返事をしてくれるのだ。
1の目は〝ハイ〟
2の目は〝イイエ〟
3の目は〝ワカラナイ〟
不実在探偵(アリス・シュレディンガー)が真実を教えてくれる。
こんな小説、初めて(๑°ㅁ°๑)!
水平思考問題で推理していくって…、昔教科書に載ってた『What am I?』(私は誰でしょう -
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結論は答えてくれるが、理由は答えてくれない不実在探偵。自由な発想で難事件を解け #不実在探偵の推理
■きっと読みたくなるレビュー
YES,NO 結論は答えてくれるが、理由は答えてくれないという不実在探偵。難事件に挑む刑事たちが、不実在探偵に質問しながら解決に導く本格ミステリー。
本作一番の特徴である不実在探偵の存在。いわゆる「ウミガメのスープ」水平思考ゲームの面白みをミステリーに取り入れた作品になっています。
トンデモな設定で度肝を抜かれますが、読み始めるとかなり緻密な推理が展開されて驚かされます。特に第三章の殺神事件は秀逸で、まさにウミガメのスープの様相を呈した問題提示、そして真相は目 -
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自殺、他殺、事故死などの死が「死線」として見える能力を持った志緒と、その死を回避する手助けをする佐藤。ある時四人の学生に死線が見え、彼らを死なせないための作戦として、安全なクローズドサークルを作ることが計画される。計画は無事成功するのか、そして彼らに死をもたらすはずだったものは何なのか。優しくてユーモラスなミステリです。
誰も死なない、殺人事件が起こらないミステリでもつまらないとは限りません。もちろん孤島で連続殺人って楽しいんだけどさあ……こういう幸せなミステリがあってももちろん良いと思います。他のミステリとして面白い要素が揃っていればそれで満足。
というわけでこの作品、ミステリとしての道具立 -
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ネタバレ面白かった。
前作は学園特殊能力モノ、というイメージだっだが、
ミステリ感がぐっと強くなってミステリ好きとしてはワクワクした。
と言っても、『誰も死なせない』が根底にあるので、人が死にそうで死なない!!
死線が見えるので、ミステリありがちな『突然の死!』『誰が死ぬ!?』もない!笑
新鮮で面白い感覚です。
そして前作そこまで気にならなかった佐藤くんの脳内が個人的には好き。
絶妙なツッコミとボケ。
そしてどーでもいいことに考えをめぐらせる感じに共感(笑)
事件的にはイマイチ誘拐監禁した理由が読み取れなくて…最後の感じ、姉に惚れたんだよね?でも監禁したのは妹?そして心中は嘘だったんだよね?よ…よ -
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人が死ぬ予兆が見えてしまう少女・志緒と、その相棒の主人公による「人の死なないミステリー」の2作目。
莫大な財産の相続と、その一族をめぐるストーリーは前作よりぐっとミステリー性が上がった気がします。
死を回避するため、様々な策略や嘘を巡らせる主人公たちの姿に、最後までずっとはらはらしたまま楽しめました。
悲しい運命を止めるため奮闘する大学生探偵の姿がとても優しくて、私は大好きです。
また、この相続者の一族も、志緒の友人の大学生他、芸術家、探偵、狐面の医者と怪しげなのが揃っていて、それに加えて神隠しに鬼の伝説……「ああ、何かいかにも
なにか起こりそうで『ぽい』な」と嬉しくなります! -
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シリーズ第3弾の主人公とヒロインが協力関係になって初めての事件の物語です。時系列的には1番最初の事件だけれど、1作目を読んだ後に読んだ方がある子がたまに出てきて嬉しくなると思います。
前2作より少し重めの題材だなぁと色々考えて読んでいたのですが、前触れもなく佐藤くんの名前が出てきて思考を全部もっていかれました。確かに上も下も甘い名前。笑
いくつになってもハナゴリラと仲良しな会話も微笑ましかったです。
結末も収まるところに納まったのかな?って感じです。
タイトルの通り、登場人物が誰1人死なないように奮闘するミステリーなのでほわほわした気持ちで読めます。今作も素敵な心にじわっと温かさが広がる -
Posted by ブクログ
かなり面白かったです。個人的には前作よりもミステリ要素が強く感じで好きです。
資産家一族、莫大な財産の相続話、古くから伝わる鬼伝説、過去の神隠し事件…「絶対に人死ぬじゃん!」って王道ミステリ設定がてんこ盛りなので、本当に死なないのかずっとソワソワしながら読みました。
最後で全ての伏線、今までの事件の謎が全て解けるのは読んでいて気持ちよかったです。
このシリーズらしく最後はほっこりした気分で終われるのも読後感がスッキリしてて好きです。ただ前作より志緒ちゃんの存在感が薄かったのが寂しかったです。
ところで佐藤くんについて「名探偵になるべくして生まれたみたい」のセリフがあり名前が気になりすぎま -
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主人公で高校生の春馬の元に一通の手紙が届きます。差出人は先月交通事故で亡くなった姉の葉子でした。届かないはずのその手紙には「夜桜荘にいらっしゃい」と書かれていました。不思議に思いながらも春馬は夜桜荘に向かいます。鳥居の奥に古風なアパートがあり、幽霊となった姉の葉子と再開します。葉子は死後の裁判で「嘘を吐いた罪」で地獄行きとなっていました。葉子の地獄行きを阻止するために、7日以内に閻魔帳を完成させなくてはならなくなります。しかし、他の幽霊の閻魔帳も作ることになります。夜桜荘の幽霊たちの閻魔帳を作りながら、最後の7日間を過ごす姉と弟との絆の物語です。