露の団姫のレビュー一覧

  • 不要不急―苦境と向き合う仏教の智慧―(新潮新書)

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    不要不急というお題で仏教僧がコロナを通じて語る本。お坊さんといっても仏教との距離感はさまざま。不要不急というお題は殊の外いろんなことをあぶり出す結果となっている。
    …真言より禅、、、やな。

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    2022年07月03日
  • 不要不急―苦境と向き合う仏教の智慧―(新潮新書)

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    各人にとっての不要不急を、もっと尊重し合える社会になったらいいな。人の心は見えないのだから。優しい世界を望む。

    資本主義社会の経済自体が我々の身体にとって不要不急で非本質的なものでなり立っていることからうまれるねじれ。
    身体的なものに向き合ってきたのが宗教という切り口はとても面白かった。
    私たちの本質的な部分と、経済構造自体がかけはなれているのだから、「不要不急」は軋轢が生じるのも必然。。

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    2025年03月13日
  • プロの尼さん―落語家・まるこの仏道修行―

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    ネタバレ

    尼さん落語家の自伝。さすがに面白い。宗教を持つのが難しいこの国で宗教を持って生きることはそれはそれで大変だから。夫婦の宗旨がちがって仲良くやるのはとても日本的かもしれない。それと、どちらも割と老成した宗旨だからか。いいなあ。

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    2020年07月13日
  • プロの尼さん―落語家・まるこの仏道修行―

    Posted by ブクログ

    信仰について否定的な人や、仏教以外のあつく信仰している宗教がある人にはあわない。そもそも、そういう人は手に取らないと思うので問題はないかと思うけど。

    テーマという点でももちろん人を選ぶ本なのだが、著者の語り口がけっこうぐいぐい来るので、そういう意味でもちょっと押しつけがましいのが苦手な人には向かない。学生時代、「先生、それっておかしいと思います!」と堂々と正義を貫く姿勢を持っていた生徒に、あなたが感じることを、この本を読むと感じると思う。

    衝撃だった一言が、「理屈をこねる人にろくな人はいない。理屈をこねる前に信じる」という信仰心の説明。
    そもそも、著者が感じた死への恐怖は、理屈では説明のつかない感覚的なことだろうから、信仰との相性がよかったのではないだろうか。

    しかし、親を信じるのにも友達を信じるのにも、確かに私たちは理屈をこねない。なので理屈をこねるな理論にも一定の理屈は通っている。

    信じてから理屈をこねるのか、理屈をこねてから信じるのか。これはどちらが正しいとかではなく、その人の信仰が尊重されるのと同様に、あらゆる人の信仰心の強弱もやはり尊重されるべきであるから、信仰が違う人同士だけでなく、信仰心が違う人同士でも議論し続けるべき課題のように思う。(どちらかが正しい、説き伏せる、などではなく)

    思うに、テストで答えがさっぱりわからない四択があったとして、それを、鉛筆を転がして答えるか、あくまでも問題と向き合って少しでも理屈をつけて答えるか、その違いに近い気がする。人生の答えは誰にもわからない。

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    2019年05月29日