ティモシー・テイラーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
トレードオフ、リスクから目を逸らさない。
1.経済学とは何か
経済学における基本的な問い
・何を社会は産みだくべきか
・どうやって生み出す?
・生み出したものを誰が消費するのか
考え方
・ものごとはトレードオフ!!である
例 法人税引き上げ → 企業は商品価格アップORボーナス減OR株主配当減 →企業ではなく個人の懐にダメージ
実際には誰の懐から税金が出ているか。
・利己的な行動が社会の秩序をつくる
国富論アダム・スミス
・あらゆるコストは機会費用である
本当の意味でのコストは、いくら払ったかではなく、そのために何を諦めたのか
・価格を決めるのは生産者ではなく市場
つまり、 -
Posted by ブクログ
(こんな人におすすめ)
経済の基本から教えてほしい人。
経済って何となくは分かるけど...自分の言葉では説明できないなぁーって人。
(私の読むきっかけ)
自分の生活とは切り離せない経済だけど、いまいち自分の言葉で説明できないなと思い、読みやすそうな本書を手に取ってみました。
(私の読む目的)
1お金に対する判断の精度をあげる。
2自分の生活を経済の目線で見れるようになる。
(感想)
需要と供給って何?という基本を知りたい人向けに丁寧にわかりやすく説明している本だと思います。
身近な例題が書かれていたり、専門用語の説明も注釈で書かれていたので詰まることなく読めますよ。
価格が上が -
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Posted by ブクログ
スタンフォードとミネソタ大学で「学生が選ぶ講義が上手な教師」で1位を獲得した著者の、ティモシー.テイラーと、日本では有名な池上彰が監訳ということで、経済学の入門を勉強したいということでこの本を選んだ。
経済学の考え方、経済学の基礎となる問いは
・社会は何を生み出すべきか
・どうやってそれを生み出すのか
・生み出されたものを誰が消費するのか
ミクロとは、個々のプレイヤーに注目し(個人や企業、政府)商品やサービス、労働、資本
物事にはトレードオフがある
何かを重視すると、別の何かが疎かになってしまうような、両立し難い関係のこと
経済学では常にこのことを頭に入れ、この対策をすれば、ここは改善さ -
Posted by ブクログ
マクロ経済には4つの目標がある。
・経済成長
・失業率の低下
・インフレ率の低下
・持続的な国際収支
経済成長には物的資本、人的資本の増加、技術の進歩が必要である。
失業には景気の影響によって増える失業と景気とは関係のない自然失業率あり、景気による失業を減らし、自然失業率に近づけることが重要である。潜在GDPが達成されている時失業率はゼロになる。
インフレかお金が多過ぎて商品が追いついていない状況である。
国際収支とはある国が一定期間に行った外国との経済取引の全体的な状況を示すものである。
金融資本の需要量と供給量は常に一致する。
需要→国内の物的資本への投資需要と政府による借入需要
供 -
Posted by ブクログ
【ざっくり感想】
ミクロ編ということで、内容を身近に感じることができて、読みやすかった。
市場とか何か、市場で起こる問題は何か、政府の役割はなにかなどについて分かりやすく、書かれていて普段耳にするような経済的ワードを流れの中で理解できた。
世の中需要と供給で成り立っているのだなと思った。この関係を利益が偏ったりせず、機能させるために政府が政策を出す。福祉といったセーフティーネットは市場の中でうまくいかない人をカバーするためのもの。教育は市場の中でうまく生きていく力を養うモノではないか。
市場をうまく機能させるために政府がかかわりすぎるのも技術の進歩を妨げてしまう可能性もあるためよくない、一方 -
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Posted by ブクログ
ミクロ経済に続き、一国や世界全体として経済を捉えること、マクロ経済を学ぶことの重要性を理解する。
普段何気なく見ているニュース、経済成長、インフレ率、失業率、貿易による国際収支、為替変動、株など、それぞれがどのような仕組み、要因によって動かさせるのか、政府が何を考え、どのような財政政策、金融政策を行うのか、外交でどのように考えるのかなど、理解できるとより深く考えられる。自分はただなんとなく聞いて流れがわかっているふりをしているだけだと認識する。経済を理解しようとすれば、世界での諸問題の環境、資源、人口や、各産業についてもグローバルな視点で考えることができると思う。
他の書籍も読みながら経済学を -