ショーペンハウアーのレビュー一覧

  • 読書について

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    中学生の頃に、読書って称賛されているけど自分で考える力なくなるんじゃないか?とずっと思っていたことがあった。数年後、この本を見つけそれについて書かれているとのことで早速手に取ってみた。基本的には私がずっと考えていたことが主で、ただやみくもにたくさん本を読むのではなく、自分で考えるというプロセスを読書の前後に挟むべきだという主張だった。読書がよくないのではなく、思考停止で読むことがだめだ、と。まあ何においても言えることだとは思う。そういう傾向のある人とドイツの批判がいっぱい載ってあった。途中からこの人は何様なの笑と思った。

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    2026年02月15日
  • 幸福について

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    他の本と並行しながら読んでいたら3ヶ月も経っていた。光文社の古典新訳シリーズは訳も読みやすいのでおすすめです。
    いかに厄災にあわないように生きるか
    自分とは何者なのかについて、また他者の評価に振り回されない、自分の意思を知性によってコントロールしながら生きる大切さを本書は説いています。

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    2025年11月14日
  • 読書について

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    ショーペンハウアーの『余録と補遺』から、読書に関する3篇、「自分の頭で考える(思索)」、「著述と文体について(著作と文体)」、「読書について」を収録したもの。上記カッコ内のタイトルは岩波文庫版の訳である。


    3篇のうち、「著述と文体について」が一番ボリュームがある。そこではまず、お金のために書かれた本だと気付いたら、その本をすぐに投げ捨てなさいと促している。その部分を引用しよう。

    まず物書きには二種類ある。テーマがあるから書くタイプと、書くために書くタイプだ。第一のタイプは思想や経験があり、それらは伝えるに値するものだと考えている。第二のタイプはお金が要るので、お金のために書く。書くために

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    2024年11月23日
  • 自殺について

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    ショーペンハウアーの生まれ変わりである大城春亜とエリザベート・ネイの生まれ変わりである新垣エリが再び現代の沖縄で出会い、師弟関係を結ぶ。
    ショーペンハウアーの哲学って結構好きかも、と思った。

    『楽しい思い出も/苦悩も全て己の脳が/映し出した幻想/世界は全て/表象に/すぎない』
    『人が「死にたい!」と思った時/生きようとする「意思」が/はっきりと姿を表す/正常な判断を狂わせて/思い切った行動へ導いてしまう/それが自殺/それを未然に/防ぐ手段として/「意思の存在を知る」事が/最も適した方法だ』

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    2024年08月23日
  • 幸福について

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    ネタバレ

    ショーペンハウアーの生涯と『幸福について』を照らし合わせる歴史マンガ的な位置。
    日本ではあまり情報がない女性彫刻家のエリザベート・ネイとの出会いから始まる。『幸福について』は要素をなぞるような程度で、学術マンガというよりは歴史マンガの印象が強い。でも面白かった。

    『孤独を愛しなさい』
    『孤独に耐えられない者が社交的になり、余計な悩みを増やしてしまう』

    『日記は役に立つ』
    『頭でっかちな知識だけで経験がないのは注釈だらけの本に似ている。経験だけで知識がないのは難しすぎてどう読んでいいかわからない古典と同じ。知識と経験をバランスよく身につけるには、毎晩寝る前に一日を振り返ると良い』

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    2024年08月04日
  • 幸福について

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    幸福とは自分自身で自分の享楽を見いだし、実行していくこと。それに夢中になれば、外部の享楽に関心がいかなくなる。外部に関心がいかなくなると、孤独になるが、孤独が最も自由に生きれる。そのためには孤独に耐えれるようになり、孤独を愛することが必要となる

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    2024年08月01日
  • 読書について

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    偏屈なおじさんではあるけれど、言ってることはまぁまぁ共感。学びて思わざれば則ちくらし、思うて学ばざれば則ち危うしってね。

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    2024年07月07日
  • 幸福について

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    「その人は何者であるか」
      人品、人柄、個性、人間性、
      健康、力、美、気質、徳性、知性
    「その人は何を持っているか」
      所有物や財産
    「その人はいかなるイメージ、表象・印象を与えるか」
      他人の目にどう映るか
    訓話と金言
    年齢による違いについて

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    2021年10月13日
  • 意志と表象としての世界I

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    ネタバレ

    ニーチェやワーグナーに大きな影響を与えたショーペンハウーの代表的著作。最初の鎌田康男氏の当時の時代背景の解説や彼の簡単な一生の紹介があってそのあとに本文が始まる。「世界は私の表象である」という文章から始まるのが興味深い(さてそれはどういうことですか?ということになる)。
    本書は1巻から4巻に至るその前半の1巻と2巻を収めており、1巻で表象、2巻で意思の説明、そして3巻で表象の第2考察としての芸術、4巻で意思の第2考察としてのペシミズムが展開される。

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    2019年07月08日
  • 幸福について

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    初めてのショーペンハウアー。思ったほど厭世的じゃないなと思っていたら、解説にも彼の「生の否定者」というような一般的なイメージは誤解の色が強いということが書かれていた。それどころか「生の哲学」の系譜の始祖であるらしい。驚いた。まあでも、あくまで思ったほど厭世的でないというだけで、かなりのひねくれ者という印象は免れ得なかったが。

    中身は概ね同意したい内容であったけれど、無能な人に対する当たり方が天分は生まれで決まると言いながら異常にキツイのは気になった。もう少し詳しい論拠が知りたいと思う箇所も結構あった。「意志と表象としての世界」がさらに読みたくなったが、、読み切れる自信なし。

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    2018年03月03日
  • 意志と表象としての世界II

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    ネタバレ

    謙虚というものは、卑劣な嫉妬に満ち満ちたこの世の中で、長所や功績をもっているものがそれを持たない者に赦しを乞い求めようとするときの手段として用いる卑下の装い以外の何であろうか。

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    2014年03月01日
  • 意志と表象としての世界I

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    ネタバレ

    ヘラクレイトス 万物の永遠の流転を悲しんだ
    プラトン たえず生成するが、ついに存在しないものと軽視
    スピノザ ただ一つ存在し持続する唯一の実体の、単なる偶有性
    カント スピノザの見解で認識されたものを単なる現象と呼んで、物自体に対立

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    2015年12月25日
  • 意志と表象としての世界I

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    主観−客観/現象−物自体、あらゆる相対性の地層を発掘するように読む。書かれた物と現実が、あるいは読書体験と現実経験が、一致するように読む。表象という言葉が能動であるのか受動であるのか、意味の更新を迫られる。

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    2009年10月04日