竹村公太郎のレビュー一覧

  • 日本史の謎は「地形」で解ける【文明・文化篇】

    Posted by ブクログ

    「日本史の謎」海外の謎にまで発展しています。
    江戸時代のエネルギーとしての木の消費やエジプトのピラミッドの話とか面白いです。
    ピラミッド建設の目的・理由の仮説は不覚にも「お、おう、そういうのがあるのか」と思わされてしまった…。

    0
    2015年02月22日
  • 日本史の謎は「地形」で解ける【文明・文化篇】

    Posted by ブクログ

    ○「地形」シリーズの竹村氏の作品。第3弾。
    ○文明や文化に視点を当てたもの。
    ○今までの作品に比べ、ややわかりにくく、情緒的な印象があった。少し残念。

    0
    2015年01月04日
  • 本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー

    Posted by ブクログ

    「バカの壁」で有名な養老孟司。彼が対談によって現代の問題を考える。二酸化炭素が本当に地球温暖化させているの?森林は本当に減っているの??データを基に常識と思われていることを問い直す。理系的発想。「モノ」にこだわる。

    0
    2014年12月18日
  • 本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー

    Posted by ブクログ

    この本は米国でのシェールガス・オイル革命が明らかになる以前の2008.9に出版された本なので、その点は少し考慮すべき点があると思いますが、第一章で述べられている、「人類史はエネルギー争奪史である」という解説は戦争の歴史を見るに当たって興味ある見方でした。

    この本は「バカの壁」で有名な養老氏と、最近(2014.2)になって彼の著作の面白さにとり付かれるようになりました、竹村氏との共著です。

    特に、日本の農業について、何が問題なのか、選挙の洗礼を受けなければならない政治家では絶対に言うことのできない内容を解説してくれている点が良かったです。

    都市化により有料な農地から高く売れることから失われ

    0
    2014年02月23日
  • 本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー

    Posted by ブクログ

    ・今は高校から大学への通路が構造化されており、決まった人材しか養成できなくなっている。東大病院は20年前から灘校出身者だらけ(養老)
    ・イスラエルがゴラン高原を手放さないのは、ヨルダン川の水源になっているから。使える井戸はほとんどが暫定国境線でイスラエル側に入っている(養老)
    ・減反をやめれば生産量は1.4倍になるので、生産費は半減でき、価格は半分になる。実際には米の内外価格差は2倍しかないので、完全自由化しても大丈夫。農地の有効利用を阻んでいるのは、農地を資産として持っている人が多すぎるため(神門)

    0
    2018年10月31日
  • 本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー

    Posted by ブクログ

    環境、食料、エネルギーの諸問題の本質から考えてみる本です。

    人類の歴史はエネルギー争奪史…。
    そういうような視点から語られる、環境・食料・エネルギーについて
    お二方と第六章ではもう一人神門善久さんという方をまじえて対談、
    そして鼎談を繰り広げています。
    なかなか気のつかない、問題の根っこの部分をこの人たちはよく
    見据えているなぁという印象。教養が深いです。
    現在の、先進国として確立されたかのように見える日本の行政の
    穴が見えてきます。穴だらけです。そうなのか、まだまだ完成されきっていない
    のだな、この国は、そして世界は、ということが見えてくるし、
    アメリカでも今後を見据えていない感じも見えて

    0
    2025年06月12日
  • 本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー

    Posted by ブクログ

    世の中の事象を「モノ」に立ち返って考える、を基本コンセプトに、
    石油、水、農地、食糧、人口など、あらゆる資源から社会問題を考察します。
    こうした資源から冷静に分析すると、
    メディアや国家の発する情報がいかに本質を外しているかがわかることが、
    示唆されています。
    「資源の量がこうなんだから、こうしてしまえばいい」という極論が楽しいです。
    石油はもう枯渇するんだから、そのキャパに見合った人口にするために、
    減少政策をとるべき、とか。

    0
    2011年04月10日