竹村公太郎のレビュー一覧

  • 日本史の謎は「地形」で解ける【文明・文化篇】

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    最初にたまたま古本屋で手に取った本著があまりにもおもしろすぎて、さらにシリーズになってることを知り、興奮してすぐさま本屋を回って買い揃えた。学生時代の自分の歴史の先生が竹村さんだったら死ぬほど楽しかっただろうな。

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    2025年10月19日
  • 日本史の謎は「地形」で解ける【日本人の起源篇】

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    目から鱗!これはすごい本だ!
    日本語の特異性から始まり、直立歩行への進化論。
    季節風が日本を豊かにした。そしてピラミッドとの日本との関係性。ロボットと日本人の特異で不思議な関係。
    さらに家康の治水事業、赤穂浪士は実は…
    「流域」としての包括的な対応の必要性。最後に筆者の個人的意見としているが、高度成長期を支えた1930年世代の独立独歩のパワーには非常に納得した。経験豊かな治水のプロが大胆ながら説得力ある説を披露してくれた、未来を生きる人たちに必読の書。

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    2024年07月02日
  • 日本史の謎は「地形」で解ける【日本人の起源篇】

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    全く新しい視点を持った歴史学。治水という観点から太古の昔から現代に至るまで街や都市が発展していったかを解き明かす。
    ピラミッドは、ナイル側の氾濫を守るためにからみという手法で建設された。そしてその手法は日本から流れて行ったとの説に驚かされた。

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    2024年03月13日
  • 日本史の謎は「地形」で解ける【文明・文化篇】

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    歴史を地形から読み解くアプローチ。
    平城京→平安京→江戸と都が遷移した理由、産業革命以前の経済1、2位の超大国中国・インドが欧米に屈する中植民地にならなかった日本、見渡す限り砂漠しかない地で一神教が生まれ、絶えず自然が移ろう多神教の日本など。
    高校の歴史では事象と人物しか学ばず、なんとなくモヤっとしていた事がスッキリしました。
    著者の私見であって学術的な根拠はありませんが、新たな視点を示すそんな1冊です。

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    2024年01月01日
  • 日本史の謎は「地形」で解ける【日本人の起源篇】

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     この本は面白い!
     ホモサピエンスの出アフリカは7万年から6万年前と考えられているのに、日本には砂原遺跡(約12から11万年前)や金取遺跡(9万年前から8万年前)の遺跡があり、サピエンスの日本上陸には、12万年前説と4万年前説がある。
    これについては人類学的見地からは、4万年前以前の石器を遺したのは、デニソワ人などの旧人であるという説と4万年前以前の石器はあてにならないという説があるが、日本には1万箇所以上の旧石器時代の遺跡があるというのだから驚きだ。
     この本では、日本列島にこのように多くの人類が居住していた理由を地形と気候から明らかにしている。現在の異常気象も深刻であるが、今から2万年前のウイスコンシン氷期では現在よりも6度も気温が低く、海面は120mから140m低かったようだ。
     このような時代に日本列島に多くのサピエンスが居住してナウマンゾウなどの大型哺乳動物を絶滅させたのだ。
    この著者の「日本史の謎は地形で解ける」シリーズは全部で4冊出版されており最初の本を読んではいたが、この4冊目の本はスケールが大きくてとても面白かった。2冊目の文明文化編と3冊目の環境民俗編も読みたいと思う。
    この本は「日本人の起源編」である。

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    2023年12月28日
  • 日本史の謎は「地形」で解ける【文明・文化篇】

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    めちゃ面白かった。こういうの好き。

    当たり前だと思っていた日本での日常は、当然だけど昔の人たちの苦労や犠牲のうえに成り立っていて、世界一のインフラを作った経緯も奇跡的だし、この人がいなかったら今頃は...と思わずにはいられません。
    それにしても徳川家康ってすごく洞察力があって、戦略を立てるのがうまかったんだなと感心しきりでした。家康の鷹狩は「地形調査」って、カッコ良すぎる。
    他のシリーズも読みたいです。

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    2023年12月25日
  • 本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー

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    今から、草むらに行って虫でも捕まえた方がいいのかな〜、っと言う読後感。抽象的な議論を積み重ねてもどうにもならない、と言うのは確かにそうだと思われた。「下」から積み上げていくことが、確実である方法である、と言うのは、確実性の高いこと、かつ自分の中で何度も咀嚼したことしか言わない(言えない)養老さんらしい発言である。確かに苦労は多かったろうが、ある意味でうらやましいとも思える養老さんの生き方は、いつも本気で世界と向き合っているその姿勢がそう思わせるのだろう。
    本質を見失いがちな現代人に、おすすめの一冊である。

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    2023年07月22日
  • 広重の浮世絵と地形で読み解く 江戸の秘密

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    『日本史の謎は「地形」で解ける』で知られる著者は、元建設省(国土交通省)のダムや河川の土木のプロ。
    浮世絵の研究者ではない著者、歌川広重の残した風景画を江戸時代当時の写真として捉え、そこに描かれた地形や風俗からから、独自の謎解きが展開される一冊。有名な東海道五十三次や名所江戸百景を情緒豊かな風景画としてしか思えなかった絵が、畑違いのプロが全く違う視点から見ると、思いもよらない面白いお話となる。

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    2021年10月24日
  • 広重の浮世絵と地形で読み解く 江戸の秘密

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    想像の5倍面白かった。参勤交代のおかげで日本全国に通じる「標準語」ができ、それが今でも方言がありながら共通の言語で繋がっているという最初の話から引き込まれた。
    家康が江戸に来たばかりの頃は、関東は湿地帯であったことなど知らないことも多々あり、何より今と繋がってるのかという驚きが随所にあった。
    歴史は面白いのは知っていたが、歴史家が語るもの以外でも新しい面白さを見れた気がする。

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    2021年08月21日
  • 日本史の謎は「地形」で解ける

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    今年1番の本かも!? 歴史を地形、水から読み解く、新しい視点が楽しくて仕方ない。これから歴史を見る目が変わりそう!

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    2020年05月28日
  • 日本史の謎は「地形」で解ける

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    元国交省の土木官僚が書いた本。
    とても面白くて一気に読んでしまった。
    自分もこうした下部構造が社会を動かしているという考え方に共感するからだと思う。

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    2020年04月03日
  • 日本史の謎は「地形」で解ける

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    歴史と交えてくれれば、”地理”ももっと面白くなったんだろうなぁと思う。
    意味も理解せずに、地名を覚えるのは小学生にとっても苦痛だったなぁ。

    土地の成り立ち、歴史的背景踏まえるととても楽しい。
    そんなことをこの年で気付かせてくれてありがたい。

    この書のシリーズの第1書目だからか、作者の熱量もあります。
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    「やっと長良川河口堀が問題になった理由が理解できた。竹村くんの今の30糞の説明の中で『長良川流域の人々の生命と財産を守る』という言葉が3回も出てきた。そのような”天下の印籠が見えないか”という態度が、この事業がこじれている最大の理由ということがよく理解できたよ」(中略)私はいかに上から目線で説明をしていたか、人々の心に届かない言葉で強引に説得しようとしてたか。43歳の時であった。
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    ★世界で12の文明(7つは滅んでいる)。日本は唯一の島国一国
    ⇒自滅しなかったのは、二度の遷都によって危機を脱したから
    ★恐れる湘南ボーイ源頼朝
    ★浅草は江戸時代治水の最重要拠点、吉原の移転を利用し日本堤を築き上げた
    ★赤穂浪士の泉岳寺の弔い、最重要犯罪人の扱いの背景は?

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    2019年03月10日
  • 日本史の謎は「地形」で解ける【文明・文化篇】

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    土地・気候の”事実”から紐解く あのとき の話。

    愛情が溢れて読んでいて心地よい。

    「西郷隆盛の像は、彰義隊を遮ってはいなかった。樺山資紀という人は心から西郷を愛していたのだ。
    西郷像の前でそれを理解したとき、ほっとして目が滲んでしまった。」

    のくだりは、私も電車内にも関わらず涙が溢れそうになった。

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    2019年03月10日
  • 日本史の謎は「地形」で解ける

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    1江戸、2比叡山、3鎌倉、4元寇、5~13江戸の町、14京都、15奈良、16大阪、17福岡、18遷都

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    2019年02月12日
  • 水力発電が日本を救う―今あるダムで年間2兆円超の電力を増やせる

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    これからは再生可能エネルギーの時代だが、その中でも「水力発電」が最も有望であることが非常によくわかった。

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    2018年12月01日
  • 日本史の謎は「地形」で解ける【文明・文化篇】

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    かなりおもしろい。地形という視点で歴史を見る。同じ様な応用がありえるかも、健康という視点で歴史を見る・・・とか。輸血、種痘、HIVさまざまな出来事が歴史を変えていくともいえる。

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    2018年10月13日
  • 本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー

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    石油、温暖化、少子化、水に農業の問題。事の起こりを知ってから自分の頭でしっかり考えることをしなくては「だめ」ですなぁ!

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    2018年10月12日
  • 水力発電が日本を救う―今あるダムで年間2兆円超の電力を増やせる

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    今あるダムで年間2兆円超の電力を増やせるという副題がついていた。
    第1章 なぜ、ダムを増やさずに水力発電を二倍にできるのか
    第2章 なぜ、日本をエネルギー資源大国と呼べるのか
    第3章 なぜ、日本のダムは200兆円の遺産なのか
    第4章 なぜ、地形を見ればエネルギーの将来が分かるのか
    第5章 なぜ、水源地域が水力発電事業のオーナーになるべきなのか
    第6章 どうすれば、水源地域主体の水力発電は成功できるのか
    終章 未来のエネルギーと水力発電

    というような内容である。
    国土交通省のダム屋として経験し培ったノウハウたるや国の知的資産だと私は思う。
    後は、この本を提言を受け、日本国が取り入れる度量があるかどうかだと思う。
    理系の頭脳で、ち密に計算した「案」だと私は思える。
    地形から見れば歴史は読み解けるからの竹村さんのファンとして、とってもすばらしい本だと思いました。

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    2016年11月29日
  • 日本史の謎は「地形」で解ける【文明・文化篇】

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    ダム・河川のキャリア官僚が、気象・地形から学び・ヒントを得た文明の構造モデルから歴史の常識を見直す作業。
    客観的事実を抑え、著者の感性で磨き上げた文化・文明感・物差しでの「竹村公太郎」節。
    読んでいて、納得することばかりです。
    17章・18章のピラミッド建設の謎、ナイル川西岸に建設された訳、そして、最後残った3つのピラミッドの謎。
    6000年前から始まった海水面の降下が原因だった。
    この本を読破し、養老孟司さんとの対話「本質を見抜く力」に移行していますが、これまた、お二人の痛快なお話。
    すっと読めてしまいそうです(笑)。

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    2016年02月26日
  • 本質を見抜く力―環境・食料・エネルギー

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    読書録「本質を見抜く力」5

    著者 養老孟司、竹村公太郎
    出版 PHP新書

    p144より引用
    “いまの人はいらいらしがちで、すぐ全か無
    かと考えますけれども、生態系を扱うにはほ
    どほどという考え方が必要です。”

    目次から抜粋引用
    “人類史は、エネルギー争奪史
     温暖化対策に金をかけるな
     少子化万歳!ー小さいことが好きな日本人
     「水争い」をする必要がない日本の役割
     農業・漁業・林業百年の計”

     解剖学者と元官僚の二人による、世の中の
    問題について語り合った対談集。
     人類の歴史の見方から世の中を支える業務
    についてまで、それぞれの歩んできた分野の
    経験を活かして語り合われています。

     上記の引用は、自然に対する養老氏の考え
    の一部。徹底的にある一つの要素を排除して
    しまうと、その要素に押さえつけられていた
    物が台頭してきて、結局都合の悪い事態に
    なってしまう、ということがあるのでしょう
    ね。今世間を騒がせていることも、なんだか
    そんのふうな感じを受けてしまいます。

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    2015年03月29日