石川渓月のレビュー一覧
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一作目を読んでからだいぶ間が空いてしまったけれど「灯火亭」も「ユウさん」もちゃんと記憶があったのでスムーズにお話しに没入。
やっぱいいなぁ…灯火亭。
1人で気軽に入れて優しい料理と温かいもてなしに触れ、明日も頑張ろう!と励ましてくれたり、リセットさせてくれたり…そんな居場所があったら生きていくのに心強い!
どうにもそんな店には巡り会えていないからせめて本の中だけでもその空間と料理を味わわせてもらおう!
「お酒とお料理で明日につながるひと時を」って素敵!
個人的には「夢の味」と「一人の味」が好きだったなぁ(^^)
その中に出てくる「お金は与えられるものではなく自分で稼ぐもの。女にとって大切なの -
Posted by ブクログ
石川渓月氏、初読み作家です。開架で「よりみち酒場 灯火亭(ともしびてい)」のタイトルが目に入り借りました。2016.12発行。路地の奥の、さらに奥にある料理と人情に心温まる店の物語。故郷の味、春の味、職人の味、親子の味、夫婦の味、火点し(ともし)頃に の連作6話、とても良かったです! 美味しい料理、食べたくなります。それ以上に、人と人との心の通い合いに深い感動を覚えます。ただひとつ、難点というか、しっくりこないのは、店主が防衛大学を卒業し中隊長を終えて辞めた佐倉という人物なんですが、女装してるんです。意味はあるのでしょうけど、面白くないです。
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Posted by ブクログ
シリーズ4作目。4年前に発売されているので、これが最後だろうか?
謎の店主のユウさんの、店を始めた経緯が明かされずに終わった感じ。
表題作は3年前に飛び込んできた店員の亜海ちゃんの結婚についてだった。ちょうど、3年と区切られていたので、退職とともに店の客と結婚ということになる。結婚が決まってから、襲って来る不安感。正体は、お世話になったお店とユウさんだったようだ。他のお客様と同様に悩みをユウさんに打ち明けたことで、立ち所に解消される。直前に大きなトラブルもあったが、何とか乗り越えられたようで安心する。
これでシリーズは本当に終わりなのだろうか。ちょっとだけ残念。 -
Posted by ブクログ
路地の奥にある小さな居酒屋【灯火亭】
出汁のいい香りに誘われて、人生の迷い子たちが吸い込まれていく。
カウンターの中から優しい笑顔で迎えるのは店主のユウさん。
美味しいお酒と美味しい料理が、からまった心をほどいてくれる。:+*.゜
灯火亭が近くにあったら、私も通いたいなぁ。
とっても温かいお店なの。
迷いや悩みを抱えた人たちが、ユウさんの心のこもった料理を口にすると、ふわっと心が解けていくのよね。
ユウさんだけでなく常連さん達の存在も良い雰囲気を作り出していて、それらも含めて居心地の良いお店。
ひとりで迷っているといつまでも答えが出なかったり、小さな悩みもだんだんネガティブな方向へ -
Posted by ブクログ
不安や不満を抱えた人達が誘われるように入る居酒屋。そこは店主のママ(男性)と愛想がバツグンの女店員と、過度にお客様に立ち入らない常連達が集う店。客の悩みも美味しい料理に憂さを忘れるとともに、店主の癒しの微笑に心が軽くなっていく。そして直ぐに2回目の再訪となる。
結婚している夫が仕事と言いながら、一人で飲んでいるのを妻に目撃される。そういうこともあるだろうなと夫の気持ちを理解してしまうが、女性にはむずかしいのかも知れない。昔、自宅に帰る途中で居酒屋に一人で入って軽く飲んで、飲んでいない体で家に帰ったことが何度かあるのを思い出してしまった。