石川渓月のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ灯火亭を営むユウさんや、常連さんが登場しながら展開されていく6つの短編集。
「故郷の味」「春の味」「職人の味」「親子の味」「夫婦の味」「火点し頃に」という6つのストーリーがあったが、私は「親子の味」というお話が好きだった。自分の息子であれ、仕事の付き合いがある人であれ、どんな相手であろうと自分自身が相手を尊重して「見守る」ということがいかに大事なことか考えさせられた。
あとは全体を通して灯火亭のお料理が美味しそうだった。私はだし巻き卵が気になってしまった!明太子と海苔がアクセントで美味しいんだろうなぁ♪
機会があれば、続編も読んでみようと思う。 -
Posted by ブクログ
全体的になだらか、という印象で終わる作品だった。店主のユウさんの過去にチラッと触れる「火点し頃に」が、〆の一品という感じがして好き。「春の味」も大人の恋のほろ苦さがあって良かった。
お酒がほぼ飲めない自分が最初の一杯を頼むとしたらサワーか烏龍茶あたりになりそうだけど、それに合わせて出してくれるお通しはどんなものだろう?
そんな想像も膨らんだ。
カフェだったりビストロだったり小料理屋だったり、いつもとちょっと違う飲食をきっかけに、さまざまな悩みを持った登場人物たちが次なる一歩を踏み出す。
こういった作品は数多くあるけれど、どうして美味しい料理を食べると背中を押してもらった気分になれるのか、と