石川渓月のレビュー一覧

  • よりみち酒場 灯火亭(ともしびてい)

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    行き止まりの路地の奥にある居酒屋『灯火亭』。そこで繰り広げる美味しい料理と人情。よくある設定ですが、定番の安心感はあります。亭主が女装の元陸自隊員とは驚き設定。深く心に残る作品とは言えませんが、連作短編で気軽に読めます。

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    2021年09月10日
  • よりみち酒場 灯火亭(ともしびてい)

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    数多くある印象が舞台のハートフルライトミステリーのひとつなので、どう差別化するのかが作者の腕の見せどころです。
    店主の独特の存在感もさることながら、出てくる料理は奇をてらわず、ひと手間と真心で素晴らしく美味しそうに仕上がっているところが良い。

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    2019年08月04日
  • おもいでの味~よりみち酒場 灯火亭~

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    石川渓月 著「おもいでの味」、よりみち酒場 灯火亭シリーズ№2、2019.6発行。夢の味、おもいでの味、笑顔の味、再出発の味、一人の味の5話と火点(とも)し頃にを加えた全6話。どれもいい話で楽しめました。ただ、店主の女装と女性言葉は馴染めませんし、気持ち悪いです。

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    2019年07月17日
  • よりみち酒場 灯火亭(ともしびてい)

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    居酒屋とか喫茶店とかが舞台の小説は、来るお客さんが持ってくる物語があってこそだなあと改めて思った。
    昔読んだことがある数々の本と似たり寄ったりなところはあるけど、ユウさんの素性・過去が気になるエンディングだった。続編もあるらしい。

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    2025年11月02日
  • 結婚の味~よりみち酒場 灯火亭~

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    いよいよ、亜海ちゃんの結婚の話しが進んだが、あまりに悲惨な展開で辛かった。
    結婚目前にして、姉の旦那の会社が破綻して、2人で住むはずだった新居に、姉家族と義母が転がり込んで来る事に。しかもその姉は、彼女を紹介する前日に抜き打ちで、わざわざ職場に様子を見に来るような、嫌な性格の人。
    更に、一番気になったのは、婚約者の坂本さんが放った「姉貴たちを狭い部屋に押し込んで、ぼくらが結婚だって浮かれているわけにはいかないよ」ってセリフ。思わず、こんな人と結婚するのはやめた方がいいって言ってあげたい気持ちになった。

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    2025年10月07日
  • 夕やけの味~よりみち酒場 灯火亭~

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    ネタバレ

    今回はユウさんの灯火亭以外での子ども食堂での顔や、ユウさんの過去に触れられる場面もあった。以前働いていた自衛隊での経験も、きっと今のユウさんに繋がっているんだなと感じた。
    「二年目の味」「涙の味」「夕やけの味」「縁の味」「火点し頃に」の5つの短編。最後の最後にユウさんに娘さんがいたことにびっくりしてしまった。続編も読んでみようかな。
    どれも美味しそうで優しい気持ちになれる。ユウさんの出汁って、すごく美味しいんだろうなー♪

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    2025年09月19日
  • おもいでの味~よりみち酒場 灯火亭~

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    ネタバレ

    美味しい料理とお酒でお客さんをもてなす灯火亭。ユウさんの持つ魅力やお店の雰囲気に癒されそうだなぁと思うし、私も実際にこういうお店があったら、気兼ねなく通ってしまう気がする♪
    「夢の味」「おもいでの味」「笑顔の味」「再出発の味」「一人の味」「火点し頃に」という6つの短編。
    その中でも、私は亜海ちゃんとがんもさんの今後の関係性が気になる「夢の味」と、ユウさん目線で綴られる「火点し頃に」が特に気に入った。続編も読んでみようと思う!

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    2025年09月16日
  • 夕やけの味~よりみち酒場 灯火亭~

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    謎だったユウさんの過去が、ついに明かされた。しかし、自衛隊時代のエピソードが、ありがちな話しで少しガッカリしてしまった。
    今回はどの話しも、イマイチ物足りないと言うか心に響かなかった。もうこのシリーズはええかなあと思ったけど、最後にユウさんに娘さんがいた事がわかり、また次も読もうかちょっと考え中。

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    2025年08月28日
  • よりみち酒場 灯火亭(ともしびてい)

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    ネタバレ

    灯火亭を営むユウさんや、常連さんが登場しながら展開されていく6つの短編集。
    「故郷の味」「春の味」「職人の味」「親子の味」「夫婦の味」「火点し頃に」という6つのストーリーがあったが、私は「親子の味」というお話が好きだった。自分の息子であれ、仕事の付き合いがある人であれ、どんな相手であろうと自分自身が相手を尊重して「見守る」ということがいかに大事なことか考えさせられた。
    あとは全体を通して灯火亭のお料理が美味しそうだった。私はだし巻き卵が気になってしまった!明太子と海苔がアクセントで美味しいんだろうなぁ♪
    機会があれば、続編も読んでみようと思う。

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    2025年08月23日
  • おもいでの味~よりみち酒場 灯火亭~

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    灯火亭の第2弾で連作短編集。前回と同じような感じで少しホロリとさせられる話。中でも幼馴染の男2人の友情が描かれた「再出発の味」が良かった。
    少し飽きてきた感が出てきたかなあ。
    でも、灯火亭の店主のユウさんは何者なのか知りたいので、更に続編も手に取りそう。

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    2025年05月31日
  • おもいでの味~よりみち酒場 灯火亭~

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    心温まる1冊でした。

    1作目があるとは知らず先にこちらを読んでしまったので、ユウさんや亜海ちゃん、常連さんたちの背景がわかるであろう前作を読んでみたいです。

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    2024年11月09日
  • おもいでの味~よりみち酒場 灯火亭~

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    心づくしの料理と酒、気のいい常連客、ほどよいもてなし。「灯火亭」には、心の荷物を軽くする魔法の時間が流れている。今夜も人生に迷う人々がやって来て…。

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    2024年01月27日
  • 夕やけの味~よりみち酒場 灯火亭~

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    テレビ記者・塚原は、プロの料理人たちが交替で料理を作る子ども食堂の話を聞く。そこで出会ったユウさんの店「灯火亭」を訪れた塚原は、ますます彼に興味を惹かれ…。

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    2024年01月27日
  • 夕やけの味~よりみち酒場 灯火亭~

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    ユウさんの優しさと料理の描写に惹かれますが、自分はお酒が飲めないので灯火亭のような店が本当にあっても、その魅力を充分に味わえそうにないのが少し残念です。

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    2023年01月15日
  • 夕やけの味~よりみち酒場 灯火亭~

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    シリーズ第三弾。ユウさんが自衛隊を辞めた経緯が明らかに。亜海ちゃんと坂本さんのその後は次作に続くでした。

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    2021年10月16日
  • よりみち酒場 灯火亭(ともしびてい)

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    よくある設定なので、とても当たりはずれがある。
    本作が当たりなのかはイマイチまだわからないなぁ。食べ物美味しそうで家でも作れそうなのもいいけど、何か足りない。
    ラストにユウさんの過去がチラリと見えたから、これからなんだろうけど、元自衛官もいう設定も現時点では活かし切れてない

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    2021年02月05日
  • 夕やけの味~よりみち酒場 灯火亭~

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    石川渓月『夕やけの味 よりみち酒場灯火亭』光文社文庫。

    シリーズ第3弾。前2作はイマイチだったが、本作はどうか。

    本作も連作短編の形式で、女装の男性ユウさんが切り盛りする居酒屋『灯火亭』を舞台にした人間模様が描かれる。少し期待をしたのだが、今回も平坦で切れ味の悪い人情話ばかりが並ぶ。う~ん。

    『二年目の味』『涙の味』『夕やけの味』『縁の味』『火点し頃に』の5編を収録。

    本体価格660円
    ★★★

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    2020年12月24日
  • 烈風の港

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    悪の組織に復讐するハードボイルド作品ですが、悪者の行動があまりに暴力的かつ短絡的過ぎる。そのせいでリアリティもなく、エンターテイメント性にも欠けている中途半端な印象です。

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    2019年04月16日
  • よりみち酒場 灯火亭(ともしびてい)

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    いろいろな悩みを抱えた人々がのれんをくぐります。
    その名の通り、灯火がともるような、ほっとする1冊でした。

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    2018年03月22日
  • よりみち酒場 灯火亭(ともしびてい)

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    石川渓月『よりみち酒場 灯火亭』光文社文庫。

    謎の店主の居る居酒屋・灯火亭を舞台にした人情咄的な連作短編集。様々な作家が同様の作品を書いており、今更ながらという感じ。

    この作家とはどうも相性が悪いようだ。日本ミステリー文学大賞受賞作の『煙が目にしみる』もイマイチなハードボイルド小説だったし、次に読んだ『烈風の港』もつまらないハードボイルド小説だった。ハードボイルド小説から、こういう方面の小説に転向したのだろうか。本作はハードボイルド小説と同様に斬れ味が悪く、あまり面白味は無かった。

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    2017年01月08日