あらすじ
太陽テレビの記者・塚原は、後輩記者からユニークな子ども食堂の話を聞く。週に2回、プロの料理人たちが交替で料理を作るというのだ。そこで出会ったのは、謎めいた魅力のあるユウさんと呼ばれる人物だった。ユウさんの店「灯火亭」を訪れた塚原は、ますます彼に興味を惹かれ、取材を進めるのだが……。(表題作) ほろ苦いけどあたたかい、大人のための連作集。
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Posted by ブクログ
やっぱりユウさんの灯火亭好きです!
こんな素敵なお店があったらホントに行きたい!
灯火亭でユウさんが作る不思議な世界に触れてみたい。
後ろを振り返らず少しずつ足を前に出して進む、小さくても確実に前に進む一歩を後押ししてくれるユウさんと灯火亭…百人力!
ユウさんの人と成りを知りたくなる塚原さんの気持ちもとても良く分かるし、でも知らない方が良い気もする。
本当にユウさんは不思議。そしてとても魅力的。
これからユウさんが娘さんや「夕やけ食堂」の明菜ちゃんやマー君、そして亜海ちゃんとどんなふうに関わっていくのか、続きがまだまだ楽しみ♪
このシリーズまだまだ続いてほしいなぁ
第4弾も早く読まねば!
Posted by ブクログ
今回はユウさんの灯火亭以外での子ども食堂での顔や、ユウさんの過去に触れられる場面もあった。以前働いていた自衛隊での経験も、きっと今のユウさんに繋がっているんだなと感じた。
「二年目の味」「涙の味」「夕やけの味」「縁の味」「火点し頃に」の5つの短編。最後の最後にユウさんに娘さんがいたことにびっくりしてしまった。続編も読んでみようかな。
どれも美味しそうで優しい気持ちになれる。ユウさんの出汁って、すごく美味しいんだろうなー♪
Posted by ブクログ
謎だったユウさんの過去が、ついに明かされた。しかし、自衛隊時代のエピソードが、ありがちな話しで少しガッカリしてしまった。
今回はどの話しも、イマイチ物足りないと言うか心に響かなかった。もうこのシリーズはええかなあと思ったけど、最後にユウさんに娘さんがいた事がわかり、また次も読もうかちょっと考え中。
Posted by ブクログ
テレビ記者・塚原は、プロの料理人たちが交替で料理を作る子ども食堂の話を聞く。そこで出会ったユウさんの店「灯火亭」を訪れた塚原は、ますます彼に興味を惹かれ…。
Posted by ブクログ
ユウさんの優しさと料理の描写に惹かれますが、自分はお酒が飲めないので灯火亭のような店が本当にあっても、その魅力を充分に味わえそうにないのが少し残念です。