遠藤彩見のレビュー一覧

  • 給食のおにいさん 受験

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    裏側では給食のお兄さんたちが頑張って給食を食べてもらおうと苦労してるのに、それを理解しないワガママなお嬢様やシスターに腹が立った。

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    2022年08月21日
  • みんなで一人旅

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    同じ"大人の旅"をテーマにした短編小説で、一人の作家がこんなにも沢山のストーリーを書けることに驚かずにいられない。
    どの旅もチクッとする箇所が多かったが、それも含めて面白かった。
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    大人の旅は、ほろ苦い。
    30歳にして初めての海外、しかも傷心旅行。不安な佳乃子は"お一人様限定ツアー"に参加し、憧れのイタリアの地へ降り立つが……。(「みんなで一人旅」)憂鬱な社員旅行。トラブル続出の一人旅。悪夢のような出張。悩ましい親孝行旅。幸せという目的地に着くための方法は、きっと一つではない──。ままならない旅路の果てに待ち受ける、

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    2022年06月20日
  • 二人がいた食卓

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    この作者の「給食のお兄さん」が面白くて、今回も手にとってしまいました。
    うーん、食の好みとかは難しい。
    少しずつすれ違っていくこと、夫婦だとありますよね。
    どうにかハッピーエンドになって欲しいと思ってましたが、残念だった。でもそれぞれ新しい生活が始められて良かったなぁっと思いますよ。新しいことをするのってホントに労力使いますよね。

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    2022年04月30日
  • 二人がいた食卓

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    偏食は偏食で大変なんだけど、結局はなんでも美味しく食べられるバカ舌の方が幸福度は高いんじゃないかなと思った。
    盲目的に理想の食卓を追い求めようとして、食事だけは理想なのに人間たちはどんどん関係悪化していく。でも理想の食卓って、結局は育ってきた家庭によりけりだから、具体像のない概念みたいなものなのかな。。

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    2022年01月09日
  • キッチン・ブルー(新潮文庫)

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    食に難を抱えている人たちの短編集って感じでしたー。

    食えない女
    人前で食事ができない女と昆虫食好きな男の話。
    七味さん
    食べているときは素が出る。
    さじかげん
    料理が苦手な妻が努力するけど泥沼にはまる。
    味気ない人生
    騒音問題がストレス過ぎて味覚をなくした女性。
    ままごと
    ままごとでの主役は母親役。主役は一人だけ。
    キャバクラの台所
    華やかなキャバの裏では食べてもらえないフルーツあり。

    どの話も、困難があっても、最後は前向きに考えていて、
    「えらいなぁー」って思ったよー笑
    食べることは生きること。
    食を通して生きることについて考えてねーって、
    テーマっぽいけど、私は

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    2021年12月10日
  • 給食のおにいさん 浪人

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    まぁ、サクサク読めて良かった。が、給食からの距離感が遠くなりすぎる時があるような、、、。
    それはそれでいいだけど、リズムが悪く感じてしまう。

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    2021年09月30日
  • 給食のおにいさん

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    一流の腕を持ちながら不運が重なり、失業中の料理人・佐々目宗。一年限りのつもりで小学校の給食調理人として働くことになるが…

    スターシェフとして理想の店を開く夢をあきらめきれない一方で、給食調理という特殊な世界での仕事に少しずつやりがいを見出していくお仕事小説。
    プラス、子供たちの問題(食育、アレルギー対応、ネグレクトなどなど)に給食を通してふれあい、何とかして“美味しい”“楽しい”と思わせたいと思うようになる、人としての成長物語。


    遠藤彩見さん、初読。
    なんとなくタイトルだけ知っていて、なんとなく予想していた展開通りではあったけれど、なるほどこれは人気が出るわな。
    だって、部活ものやお勉強

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    2021年05月30日
  • 二人がいた食卓

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    ネタバレ

    読み進めるのが苦しくなる話だった。
    夫のために、良かれと思って食事に一つも二つも工夫を凝らす妻。初めの方は、妻もやりすぎだなとは思うけど、捨てるほど?家に帰りたくなくなるほど?と夫の行動が不思議だった。

    しかし、帰り道に何か食べてきたのではないかとキスして夫の口の中の風味(?)を確かめる妻の姿は、なかなか恐怖だった。

    だからといって、職場の女の子と浮気しなくてもいいのに…。しかも最後の最後は、その女の子は二人と全然関係ない男性と結婚して寿退社するって。えー!となった。

    一番ショックだったのは、最後の夫への復讐として、美味しい料理を作って、あえて既製品のようにカモフラージュして夫に食べさせ

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    2021年05月19日
  • 二人がいた食卓

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    56落ち着いた文章でストーリーもよくわかる。美味しいお話しなのにすごく寂しいお話しでしたね。子供のままの大人が増えているのかな。

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    2021年04月28日
  • 給食のおにいさん

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    学校という使い古された舞台でお仕事小説の幾つかの典型パターンをなぞりながらストーリーを進めていき、「給食のおにいさん」という軽めのタイトルとライトな作風と相まってさらっと読ませるのだが、給食調理の裏側という意表を突いた設定の下、欠食児童やアレルギー代替食などなど現代の学校が抱える諸問題(とりわけ天才子役のエピソードは痛切)を取り上げていてかなり重い内容なので、本格的なドラマにしたら良いものができるのではないかしら。(最新の自動調理器が主役級に活躍するシーンを見たい!)ちなみに別に「おにいさん」でなくても成立する話なので、オシゴトものを得意とする石原さとみ主演で是非(笑笑)。

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    2021年04月07日
  • 二人がいた食卓

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    僕だったら泉さんは最高の二人になれるような気がする。食って大事だし合う合わないあるしね。
    胃袋掴まれると男は弱いのよね。

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    2021年03月31日
  • 給食のおにいさん

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    劣等感がじくじく痛いのはきっとスパイスで、なんとか、なんとか、味わった先にはふんだんに、重奏が現れるのだろう。
    擦り合わせて、今を生きて、いつかは今が未来になるね。

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    2021年02月22日
  • 給食のおにいさん 浪人

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    3作めまでがおもしろかったな。
    4作めに続き、5作めでもまたこの学院が舞台とは・・・。
    特にこの5作めは、それまでの給食をとおした子どもたちとのふれあいではなく、
    単なるお気楽な学園ミステリーものに成り下がってしまった。
    残念で仕方ない。
    カトリックの女子中学校がすべてこうだとは思ってないけど、「っぽいな~」と思ってしまう箇所が所々にあって、モヤモヤ。
    とうとう最後まで残菜量はたいして減らず、もうほんとに悲しい。
    でもささめが、自分のお店を持つことに前向きになれる終わり方だったので、凝りもせずまた続編を期待してしまう。

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    2020年08月16日
  • 給食のおにいさん 受験

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    「卒業」までの3作ほどおもしろくはなかった。
    なんなの、あの生徒たち。
    「卒業」で惜しまれつつ終了してた方が良かったんじゃないか、とも思う。
    ささめのことは応援してるし、毛利もまた登場して嬉しいけど、なんかな~。
    味方になってくれる先生がもっと出てくればいいのに。
    ホテル給食を残すなんて許せない!

    シスター入江の10年前の雑誌記事が気になる。
    「浪人」で明らかになるのかな。
    っていうか、「浪人」もまたこの学校が舞台なのか?

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    2020年08月15日
  • 給食のおにいさん 浪人

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    ほろほろと崩れるお菓子のように繊細で傷つきやすい女子中学生たち。主人公は食育を通して、彼女たちが前を向いて歩いていけるように奮闘します。

    彼女たちに手を差し伸べることで、主人公自身も成長していっているように感じました。

    シェフとしての夢も、より具体的で現実的なもの変化してきているように思いました。

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    2020年04月25日
  • 給食のおにいさん 進級

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    ネタバレ

    それぞれの環境の中で、戦う子供たちをどう支えるのか、本当に大人は試されてると思う。食べる事に重きを置かない親がいるのも事実なので、そこは踏み込みのが難しいんだろうな、と痛感する。いじめられっ子には給食の時間は辛さしかないのは、私にも覚えがあるから分かる。両方の立場で。食べることが、誰もが楽しく幸せな事になればいいのにな。軽い作品に思われがちな表紙だけど、読後は割と重いです。

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    2020年01月04日
  • 給食のおにいさん

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    ネタバレ

    そうそう…きちんとご飯食べさせるのに親は日々どんなけ苦労してるか…それは声を大にして言いたい。比較的食べる子だけど、見慣れない物への警戒心がすごい。大人の美味しいは子供の美味しいとは違うと本当に思う。ささめ、がこの一年で得たものが次にどう生きるのか知りたい。毛利さんはあまり好きになれないけれど、家庭などの問題も含めて、想像よりはシビアな内容でした。

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    2020年01月03日
  • 給食のおにいさん

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    一流レベルの調理師が、給食のおにいさんになる話。
    給食を作ってる裏側が知れたので、タメになりました。

    ネグレクトについても個人的に調べようと思いました

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    2019年11月27日
  • 千のグラスを満たすには

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    うーん。まぁまぁだったんだけど、結局2人の正体がよくわからないままだったのが消化不良すぎる。謎のままにしておくべきところじゃない気がするんだよなぁこれは。今のお坊さんってここまで精進してない気がするんだけどな。

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    2019年11月03日
  • 千のグラスを満たすには

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    遠藤さんの本で初めて完読できた本。デフォルメされてる部分もあるのかなと思いつつ、キラキラの世界の裏に隠された大変な世界を垣間見る事が出来た。

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    2019年08月19日