遠藤彩見のレビュー一覧

  • 給食のおにいさん 進級
    それぞれの環境の中で、戦う子供たちをどう支えるのか、本当に大人は試されてると思う。食べる事に重きを置かない親がいるのも事実なので、そこは踏み込みのが難しいんだろうな、と痛感する。いじめられっ子には給食の時間は辛さしかないのは、私にも覚えがあるから分かる。両方の立場で。食べることが、誰もが楽しく幸せな...続きを読む
  • 給食のおにいさん
    そうそう…きちんとご飯食べさせるのに親は日々どんなけ苦労してるか…それは声を大にして言いたい。比較的食べる子だけど、見慣れない物への警戒心がすごい。大人の美味しいは子供の美味しいとは違うと本当に思う。ささめ、がこの一年で得たものが次にどう生きるのか知りたい。毛利さんはあまり好きになれないけれど、家庭...続きを読む
  • 給食のおにいさん
    一流レベルの調理師が、給食のおにいさんになる話。
    給食を作ってる裏側が知れたので、タメになりました。

    ネグレクトについても個人的に調べようと思いました
  • 千のグラスを満たすには
    うーん。まぁまぁだったんだけど、結局2人の正体がよくわからないままだったのが消化不良すぎる。謎のままにしておくべきところじゃない気がするんだよなぁこれは。今のお坊さんってここまで精進してない気がするんだけどな。
  • 千のグラスを満たすには
    遠藤さんの本で初めて完読できた本。デフォルメされてる部分もあるのかなと思いつつ、キラキラの世界の裏に隠された大変な世界を垣間見る事が出来た。
  • 給食のおにいさん 進級
    現実的に考えるとなかなかこうはいかないだろうけどたくさんの思いが詰まった給食は食べてみたい。
    悪い思い出を塗りつぶしてほしい。
  • キッチン・ブルー(新潮文庫)
    人生の一部分と食事を重ねている短編集。どの作品もあっさりしている感じがする。
    食って大事だなぁと改めて感じる。
  • 千のグラスを満たすには
    キャバクラで働く女性、そして店長や送迎係の物語。
    あまりなじみのない世界なので、リアリティの有無についてはわからない。
    ただ、煌めく世界と、その世界を保つプライドがあることはわかる。
    実際にはもっと黒い気持ちも渦巻くだろうが、あまりドロドロしたものは描かれていない。

    『給食のおにいさん』の作者が全...続きを読む
  • 給食のおにいさん
    興味深く、楽しめた。味は二の次と言う毛利の、自分の食べるものや美味しさに無頓着なところが引っ掛かった。日頃、食の大事さを語る本を読んでも、楽しむ一方で食いしん坊の理由付けみたいに思いがちなところが揺らいだ。何だか説得力があった。太ってしまった子が、ダイエットの描写もなく痩せられるの、良いなあ。描かれ...続きを読む
  • 給食のおにいさん 浪人
    4巻を読んでから少し時間をおいて読んだからか、面白さが少し減ってしまいました・・・。給食メインというよりは女子中学生の問題の解決に重点が置かれていた感じがして、小学校編までが面白かった感はありました。

    だけど、美味しそうな料理も出てきたし、最後もちゃんとまとまった感じもあって、最後まで読み終わった...続きを読む
  • バー極楽
    やりたい事をやった結果人生に挫折し、一度は出奔した実家の安穏寺を継ごうと副住職に就任した昭月。
    その父親であり現在は修行中の住職の許しを得ているからと、強引に寺の敷地内でバーを開く色気はたっぷりあるけれどどことなく胡散臭い姉妹。
    最初はなんだこの図々しい姉妹、と思ったのに、じわりとにじり寄られいつの...続きを読む
  • キッチン・ブルー(新潮文庫)
    「幸せごはん小説」とあるけれど、そんなに幸せな話じゃありません。タイトルどおりブルー、ちょっぴり憂鬱な、食べることにまつわる話が6つ。

    摂食障害は知っていても会食障害なるものがあるとは知らなくてビックリ、味覚障害でも食感がイケていれば美味しいと感じられるのだということにもビックリ、キャバクラでアル...続きを読む
  • イメコン
    引きこもり高校生とイメージコンサルタントの謎解き。表紙がラノベっぽいイケメンイラストでなかったのが良かった。うさんくさいくらいイメージコントロールできている見た目は各自で想像したほうがよさそう。謎解きよりも、イメコン指導が興味深かった。
  • 給食のおにいさん 浪人
    『受験』に続き、同じ女子学院が舞台。

    学院内で続いて起こる怪事件、語り継がれてきた”しるし”
    シスター入江の過去や、内部・外部生の目に見えない壁。
    生涯結婚はしないし、子供も作らないと誓う毛利の生き方も、
    それはそれで潔いと思えた。

    一番印象的だったのは、シングルマザーの家庭の幼い兄弟。
    弟の誕...続きを読む
  • 給食のおにいさん 受験
    お前ら、口開けて待ってろ!
    給食のお兄さんが帰って来た───。

    佐々目と子犬顔の毛利に、また会えたのが嬉しくて、わくわくして読み始めた。
    でも、さほど引き込まれなかったのはなぜなんだろう…

    舞台は白蘭女子学院中学校。
    年間給食費15万円、オシャレで豪華なホテル給食を、お嬢様たちは嫌だとおっしゃる...続きを読む
  • 給食のおにいさん
    2017/7/23
    読み始める前はなぜだかスーパーマンのような給食のおにいさんの話だと思っていた。
    悩める青年でした。
    主人公ささめはまあ良い、私が勝手にスーパーマンと思い拍子抜けしただけだし。
    でも栄養士の毛利はちょっと怖いぞ。不安定。
    彼のバックボーンが知りたくて、その後が見届けたくて続き読んじ...続きを読む
  • 給食のおにいさん 進級
    前作に引き続き、毛利のキャラ設定がブレ過ぎている…精神不安定な人間が、物語の中心を担うとすごく危なっかしくなる。相変わらず視点は鋭敏。教育現場の問題のそこを切り取るかと感心してしまう。しかも、その視点が給食指導なのだからよりユニークである。食育に対する意識が若干高まるという点において、有意義、かな?
  • 給食のおにいさん 浪人
    給食を残すお嬢様たちには口開けて待ってろよだけではいかないんだなーとより思った今作。中2女子なんてややこしさの塊だし。続きが読みたい。給食のおにいさん開店かな?
  • 給食のおにいさん 浪人
    我がままなお嬢様たち相手に、ホテル給食を成功させた宗。やっとホテル勤務に戻れると喜んだ矢先、学院ではガラスが割れたり、池の水が赤くなったりと怪事件が続発する。そのせいか残菜率までアップする始末。犯人は一体誰なのか。怯える生徒らを救うため、宗と栄養教諭の毛利は捜査に乗り出すが……。栄養と愛情いっぱいの...続きを読む
  • 給食のおにいさん 浪人
    我がままなお嬢様たち相手に、ホテル給食を成功させた宗。やっとホテル勤務に戻れると喜んだ矢先、学院ではガラスが割れたり、池の水が赤くなったりと怪事件が続発する。そのせいか残菜率までアップする始末。犯人は一体誰なのか。怯える生徒らを救うため、宗と栄養教諭の毛利は捜査に乗り出すが……。栄養と愛情いっぱいの...続きを読む