遠藤彩見のレビュー一覧

  • キッチン・ブルー(新潮文庫)

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    おいしいものを食べることが大好きなので、食に憂鬱を抱えた人ってどんな人で、どんな想いがあるのだろうと気になり、手に取りました。主人公は真剣に悩んでいるのに、どこかクスッと笑えるところもあり、悩みに立ち向かう姿を応援したくなりました。読んだ後には、毎日おいしいと感じられるって幸せなことなんだなぁと改めて思いました。

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    2023年03月15日
  • 二人がいた食卓

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    心がざわざわし、そのざわつきは頁を捲る毎に増長して行く。
    食がテーマでこんなにも不穏な作品は珍しい。

    旺介と泉は同じ会社に勤める20代の夫婦。
    泉はコレステロール値が高い夫を気遣いヘルシーな食事作りに気持ちを注ぐが、かたや夫は偏食でファミレス舌。

    エスカレートして行く泉の料理と対照的に徐々に心が冷えて行く旺介。

    この食事作りは夫の為なのか自己満足なのか、私には執着に感じホラーの様にすら思える。

    旺介の気持ちも分からなくもないが、彼が取ったある行動には嫌悪感を抱いてしまう。

    たかが食、されど食、さじ加減を誤ると待っているのは破滅。

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    2023年02月16日
  • 給食のおにいさん 浪人

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    うん、3冊目で完結でも良かったのでは?と思わなくもないかなぁ。
    まったく別物の、新章だと思って読もうって感じ。
    私立中学でホテル給食ってほんとにあるのかな…?女子中学生がダイエットのために偏食をするとか、味方につければ一気に心開いてくれる感じはリアルだったと思う。
    作中に出てくる色んな給食、ご飯のレシピがどこかにまとめて詳しく書いてあればいいのにな〜。素敵な料理がたくさん出てくる、

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    2023年02月16日
  • 給食のおにいさん 進級

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    個人的には1巻より読みやすかった。

    主人公佐々目の性格がマイルドになってきたというか、協調性や、人の気持ちを考えて行動、発言をするようになってきたのがよかった。
    角のある主人公は、あんまり応援とかできない。話が進むにつれ、佐々目がいい料理人に成長していくのだと思うと、もう少し見ていたくなる。
    大袈裟とかではなく、出てくる子どもたちはどこの学校でもいると思う。色んな境遇の、ドラマみたいな経験をしてきた子もたくさんいる。そんな子どもたちが給食をきっかけに元気になれることを願うばかり。

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    2023年01月26日
  • 給食のおにいさん

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    仕事で学校給食の実情は知っているけど、こんな調理さんはまずいない。そして調理さんが子どもと関わる機会もない。そういう人に憧れるなら学校の栄養士さんを目指すべきかな。
    でも、学校給食のリアルな部分は描かれていた。親のネグレクトで給食しかご飯を食べられないとか、そういうのはある。
    型破りな調理さんだなぁという目で見届けた。
    シリーズまとめて貸してもらったので、次も読む。

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    2023年01月12日
  • 給食のおにいさん 卒業

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    様々な学生や職場のチームと関わり合いながら成長する給食の美味しいを描いた物語。
    夢と向き合うことの辛さや楽しさなど改めて認識させられました。
    夢は言わなきゃ伝わらない。自分に秘めてるだけではなさだめとわかったので、しっかり準備したいと思いました。

    私は給食関係の仕事をしたことがありますが、目先の業務に捉われ、喫食者のことを深く考えられていませんでしたが、毛利先生など、子供と真剣に向き合う話を読んで、一食の先にはお客さまがいることを常に考えようと思いました。

    私も家族を幸せにできるシェフになれる様に料理がんばりたいです!
    食事は生きること。幸せの瞬間を作ること!

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    2023年01月10日
  • 二人がいた食卓

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    苦しさがすごい。

    よく「食べることは生きること」と言うけれど、相手の「食べること」の否定が、夫婦としての相手そのものの否定になってしまったというか。
    食事に対する食い違いがお互いをどんどん苦しめ、追い詰めていって、それ以外の部分で相手に惹かれたり救われたりしていても、修復できなくなってしまった話だった。

    いい人が多かったし、主人公の父に対する旺介のシーンと、義父母の30年の話、北極から来た人の話、「おいしいは味じゃない。食べたいものを食べるから」の話、魚屋の身贔屓の話など、じーんとしたりハッとさせられるエピソードも多かったけど、それだけで問題が解決するわけじゃないところがリアルだった。そし

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    2023年01月02日
  • 二人がいた食卓

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    2022.11
    終始重苦しかった。食の好みも生活リズムも人に合わせるのは難しい、結婚向いてないなと思った。

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    2022年12月02日
  • イメコン

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    あんまりおもしろくはない。登録するのを忘れてたほど。
    引きこもり高校生の明るい未来の始まりのようなラストだったので、直央を応援する意味で、★3つ。

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    2022年11月09日
  • 二人がいた食卓

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    料理が好きでない私から見たら、泉さんはすごい奥さん。相手の健康を思って、良かれと思って作っていた料理が相手を苦しめていた。読んでで、気の毒になる話だった。もう少しお互い話をして、歩み寄れたら良かったのにと思うばかりだった。泉さんに幸あれ。

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    2022年11月04日
  • 二人がいた食卓

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    自分も主婦で、ご飯を1人で作っているからこそわかる気持ちがあった。泉に肩入れして読んでいたので、辛かった。

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    2022年10月09日
  • 給食のおにいさん 受験

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    裏側では給食のお兄さんたちが頑張って給食を食べてもらおうと苦労してるのに、それを理解しないワガママなお嬢様やシスターに腹が立った。

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    2022年08月21日
  • みんなで一人旅

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    同じ"大人の旅"をテーマにした短編小説で、一人の作家がこんなにも沢山のストーリーを書けることに驚かずにいられない。
    どの旅もチクッとする箇所が多かったが、それも含めて面白かった。
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    大人の旅は、ほろ苦い。
    30歳にして初めての海外、しかも傷心旅行。不安な佳乃子は"お一人様限定ツアー"に参加し、憧れのイタリアの地へ降り立つが……。(「みんなで一人旅」)憂鬱な社員旅行。トラブル続出の一人旅。悪夢のような出張。悩ましい親孝行旅。幸せという目的地に着くための方法は、きっと一つではない──。ままならない旅路の果てに待ち受ける、

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    2022年06月20日
  • 二人がいた食卓

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    この作者の「給食のお兄さん」が面白くて、今回も手にとってしまいました。
    うーん、食の好みとかは難しい。
    少しずつすれ違っていくこと、夫婦だとありますよね。
    どうにかハッピーエンドになって欲しいと思ってましたが、残念だった。でもそれぞれ新しい生活が始められて良かったなぁっと思いますよ。新しいことをするのってホントに労力使いますよね。

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    2022年04月30日
  • 二人がいた食卓

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    偏食は偏食で大変なんだけど、結局はなんでも美味しく食べられるバカ舌の方が幸福度は高いんじゃないかなと思った。
    盲目的に理想の食卓を追い求めようとして、食事だけは理想なのに人間たちはどんどん関係悪化していく。でも理想の食卓って、結局は育ってきた家庭によりけりだから、具体像のない概念みたいなものなのかな。。

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    2022年01月09日
  • キッチン・ブルー(新潮文庫)

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    食に難を抱えている人たちの短編集って感じでしたー。

    食えない女
    人前で食事ができない女と昆虫食好きな男の話。
    七味さん
    食べているときは素が出る。
    さじかげん
    料理が苦手な妻が努力するけど泥沼にはまる。
    味気ない人生
    騒音問題がストレス過ぎて味覚をなくした女性。
    ままごと
    ままごとでの主役は母親役。主役は一人だけ。
    キャバクラの台所
    華やかなキャバの裏では食べてもらえないフルーツあり。

    どの話も、困難があっても、最後は前向きに考えていて、
    「えらいなぁー」って思ったよー笑
    食べることは生きること。
    食を通して生きることについて考えてねーって、
    テーマっぽいけど、私は

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    2021年12月10日
  • 給食のおにいさん 浪人

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    まぁ、サクサク読めて良かった。が、給食からの距離感が遠くなりすぎる時があるような、、、。
    それはそれでいいだけど、リズムが悪く感じてしまう。

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    2021年09月30日
  • 二人がいた食卓

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    ネタバレ

    読み進めるのが苦しくなる話だった。
    夫のために、良かれと思って食事に一つも二つも工夫を凝らす妻。初めの方は、妻もやりすぎだなとは思うけど、捨てるほど?家に帰りたくなくなるほど?と夫の行動が不思議だった。

    しかし、帰り道に何か食べてきたのではないかとキスして夫の口の中の風味(?)を確かめる妻の姿は、なかなか恐怖だった。

    だからといって、職場の女の子と浮気しなくてもいいのに…。しかも最後の最後は、その女の子は二人と全然関係ない男性と結婚して寿退社するって。えー!となった。

    一番ショックだったのは、最後の夫への復讐として、美味しい料理を作って、あえて既製品のようにカモフラージュして夫に食べさせ

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    2021年05月19日
  • 二人がいた食卓

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    56落ち着いた文章でストーリーもよくわかる。美味しいお話しなのにすごく寂しいお話しでしたね。子供のままの大人が増えているのかな。

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    2021年04月28日
  • 給食のおにいさん

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    学校という使い古された舞台でお仕事小説の幾つかの典型パターンをなぞりながらストーリーを進めていき、「給食のおにいさん」という軽めのタイトルとライトな作風と相まってさらっと読ませるのだが、給食調理の裏側という意表を突いた設定の下、欠食児童やアレルギー代替食などなど現代の学校が抱える諸問題(とりわけ天才子役のエピソードは痛切)を取り上げていてかなり重い内容なので、本格的なドラマにしたら良いものができるのではないかしら。(最新の自動調理器が主役級に活躍するシーンを見たい!)ちなみに別に「おにいさん」でなくても成立する話なので、オシゴトものを得意とする石原さとみ主演で是非(笑笑)。

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    2021年04月07日