遠藤彩見のレビュー一覧
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料理が好きでない私から見たら、泉さんはすごい奥さん。相手の健康を思って、良かれと思って作っていた料理が相手を苦しめていた。読んでで、気の毒になる話だった。もう少しお互い話をして、歩み寄れたら良かったのにと思うばかりだった。泉さんに幸あれ。Posted by ブクログ
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食に難を抱えている人たちの短編集って感じでしたー。
食えない女
人前で食事ができない女と昆虫食好きな男の話。
七味さん
食べているときは素が出る。
さじかげん
料理が苦手な妻が努力するけど泥沼にはまる。
味気ない人生
騒音問題がストレス過ぎて味覚をなくした女性。
ままごと
まま...続きを読むPosted by ブクログ -
劣等感がじくじく痛いのはきっとスパイスで、なんとか、なんとか、味わった先にはふんだんに、重奏が現れるのだろう。
擦り合わせて、今を生きて、いつかは今が未来になるね。Posted by ブクログ -
3作めまでがおもしろかったな。
4作めに続き、5作めでもまたこの学院が舞台とは・・・。
特にこの5作めは、それまでの給食をとおした子どもたちとのふれあいではなく、
単なるお気楽な学園ミステリーものに成り下がってしまった。
残念で仕方ない。
カトリックの女子中学校がすべてこうだとは思ってないけど、「っ...続きを読むPosted by ブクログ -
「卒業」までの3作ほどおもしろくはなかった。
なんなの、あの生徒たち。
「卒業」で惜しまれつつ終了してた方が良かったんじゃないか、とも思う。
ささめのことは応援してるし、毛利もまた登場して嬉しいけど、なんかな~。
味方になってくれる先生がもっと出てくればいいのに。
ホテル給食を残すなんて許せない!
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ほろほろと崩れるお菓子のように繊細で傷つきやすい女子中学生たち。主人公は食育を通して、彼女たちが前を向いて歩いていけるように奮闘します。
彼女たちに手を差し伸べることで、主人公自身も成長していっているように感じました。
シェフとしての夢も、より具体的で現実的なもの変化してきているように思いました...続きを読むPosted by ブクログ