遠藤彩見のレビュー一覧
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若手刑事の涼が、大学時代の同級生のホームパーティーに参加する。
そこで主催者の同級生がアレルギー発作で倒れるが、事前にアレルギーの有無は知らされていたので、ケータリング業者の蔵前怜子は自分が持ってきた食材ではないと判断する。
被害があった者の冷蔵庫を見ると瞬時に謎を解いてしまう怜子の洞察力に感銘する涼は、弟子入りを志願するほどに…
いくつかの事件も冷蔵庫を見ることで解決していく。
最後は、怜子が関係する過去の事件になるが、こちらも見事に決着をつける。
冷蔵庫の中身でその人となりがわかるのも興味深い。
人は、食べ物で成り立っているのだからさもありなんと思う。
感情を現すことのないクール -
Posted by ブクログ
ネタバレ新人刑事の涼は捜査で先走り、失敗を重ねて、上司に叱られてばかり。そんな涼を友人の小川が、ホームパーティーへ誘う。
そのパーティの最中、突然小川が倒れた。誰かが意図的にアレルゲンのそばを混入させたよう。戸惑う涼に、ケータリング業者として来ていた怜子が、冷蔵庫を見てたちまち謎を解いてしまう。
その洞察力に涼は、彼女に弟子入りをお願いするが。
表紙の装丁から軽いコメディミステリかと読み始めたら、けっこうシリアスでどろっとしたミステリだった。表紙のイラストが明るくないととことん暗くなるから、これはこれでいいのかな。
幼馴染の暗い思い出に後悔ばかりの涼。
以前の会社のトラブルで半引きこもりの怜子。
怜 -
Posted by ブクログ
無名の売プレイヤー俳優である左右田。彼の周りで起きるちょっとした日常の謎なミステリ短編集。他の日常の謎系ミステリとちょっとだけ差別化されてる点としては舞台がすべて芸能界なところ。ドラマだったりオーディションだったり。
つまらないというわけでもないですが、自分の好みからするとちょっと読み口が軽すぎるかなあ・・・左右田始というキャラクターはそれなりに魅力があるものの肝心の謎自体がわりと小ぶりというか。
ただ全体的に不快な人物が少なく、左右田の飄々とした人柄も含め読後感は明るめ。さらっと読んでしまうにはまあ悪くはないけど、心に残るものもあんまりなかった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【収録作品】2019年10月 消えもの/2019年12月 ライト/2020年5月 ステージママ/2021年8月 きっかけ/2022年10月 雲がくれ/エピローグ
俳優の左右田始は50歳。演技経験は豊富だが、華がないため端役ばかり。しかし観察眼が鋭く、現場で起きたさまざまなトラブルをうまく解決に導く。
「消えもの」 撮影で使われる予定のエクレアが消える。
「ライト」 ドラマの打ち上げ会場で突然停電になる。
「ステージママ」 ステージママが付き添っている子役が入れ替わっていた。
「きっかけ」 舞台作品の衣装チェックの日にトラブルが起きる。
「雲がくれ」 映画の完成披露試写会でレッドカーペットイ