遠藤彩見のレビュー一覧

  • 二人がいた食卓
    2022.11
    終始重苦しかった。食の好みも生活リズムも人に合わせるのは難しい、結婚向いてないなと思った。
  • イメコン
    あんまりおもしろくはない。登録するのを忘れてたほど。
    引きこもり高校生の明るい未来の始まりのようなラストだったので、直央を応援する意味で、★3つ。
  • 二人がいた食卓
    料理が好きでない私から見たら、泉さんはすごい奥さん。相手の健康を思って、良かれと思って作っていた料理が相手を苦しめていた。読んでで、気の毒になる話だった。もう少しお互い話をして、歩み寄れたら良かったのにと思うばかりだった。泉さんに幸あれ。
  • 二人がいた食卓
    自分も主婦で、ご飯を1人で作っているからこそわかる気持ちがあった。泉に肩入れして読んでいたので、辛かった。
  • 給食のおにいさん 受験
    裏側では給食のお兄さんたちが頑張って給食を食べてもらおうと苦労してるのに、それを理解しないワガママなお嬢様やシスターに腹が立った。
  • みんなで一人旅
    同じ"大人の旅"をテーマにした短編小説で、一人の作家がこんなにも沢山のストーリーを書けることに驚かずにいられない。
    どの旅もチクッとする箇所が多かったが、それも含めて面白かった。

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    大人の旅は、ほろ苦い。
    30歳にして初めての海外、しかも傷心旅行。不安な佳乃...続きを読む
  • 二人がいた食卓
    この作者の「給食のお兄さん」が面白くて、今回も手にとってしまいました。
    うーん、食の好みとかは難しい。
    少しずつすれ違っていくこと、夫婦だとありますよね。
    どうにかハッピーエンドになって欲しいと思ってましたが、残念だった。でもそれぞれ新しい生活が始められて良かったなぁっと思いますよ。新しいことをする...続きを読む
  • 二人がいた食卓
    偏食は偏食で大変なんだけど、結局はなんでも美味しく食べられるバカ舌の方が幸福度は高いんじゃないかなと思った。
    盲目的に理想の食卓を追い求めようとして、食事だけは理想なのに人間たちはどんどん関係悪化していく。でも理想の食卓って、結局は育ってきた家庭によりけりだから、具体像のない概念みたいなものなのかな...続きを読む
  • キッチン・ブルー(新潮文庫)
    食に難を抱えている人たちの短編集って感じでしたー。

    食えない女
    人前で食事ができない女と昆虫食好きな男の話。
    七味さん
    食べているときは素が出る。
    さじかげん
    料理が苦手な妻が努力するけど泥沼にはまる。
    味気ない人生
    騒音問題がストレス過ぎて味覚をなくした女性。
    ままごと
    まま...続きを読む
  • 給食のおにいさん 浪人
    まぁ、サクサク読めて良かった。が、給食からの距離感が遠くなりすぎる時があるような、、、。
    それはそれでいいだけど、リズムが悪く感じてしまう。
  • 給食のおにいさん
    一流の腕を持ちながら不運が重なり、失業中の料理人・佐々目宗。一年限りのつもりで小学校の給食調理人として働くことになるが…

    スターシェフとして理想の店を開く夢をあきらめきれない一方で、給食調理という特殊な世界での仕事に少しずつやりがいを見出していくお仕事小説。
    プラス、子供たちの問題(食育、アレルギ...続きを読む
  • 二人がいた食卓
    読み進めるのが苦しくなる話だった。
    夫のために、良かれと思って食事に一つも二つも工夫を凝らす妻。初めの方は、妻もやりすぎだなとは思うけど、捨てるほど?家に帰りたくなくなるほど?と夫の行動が不思議だった。

    しかし、帰り道に何か食べてきたのではないかとキスして夫の口の中の風味(?)を確かめる妻の姿は、...続きを読む
  • 二人がいた食卓
    56落ち着いた文章でストーリーもよくわかる。美味しいお話しなのにすごく寂しいお話しでしたね。子供のままの大人が増えているのかな。
  • 給食のおにいさん
    学校という使い古された舞台でお仕事小説の幾つかの典型パターンをなぞりながらストーリーを進めていき、「給食のおにいさん」という軽めのタイトルとライトな作風と相まってさらっと読ませるのだが、給食調理の裏側という意表を突いた設定の下、欠食児童やアレルギー代替食などなど現代の学校が抱える諸問題(とりわけ天才...続きを読む
  • 二人がいた食卓
    僕だったら泉さんは最高の二人になれるような気がする。食って大事だし合う合わないあるしね。
    胃袋掴まれると男は弱いのよね。
  • 給食のおにいさん
    劣等感がじくじく痛いのはきっとスパイスで、なんとか、なんとか、味わった先にはふんだんに、重奏が現れるのだろう。
    擦り合わせて、今を生きて、いつかは今が未来になるね。
  • みんなで一人旅
    バーチャルフライト、いいなあ。現実でもあったら行きたい。年老いた母と、行けなかった旅にでれたら、最高にうれしい。
  • 給食のおにいさん 浪人
    3作めまでがおもしろかったな。
    4作めに続き、5作めでもまたこの学院が舞台とは・・・。
    特にこの5作めは、それまでの給食をとおした子どもたちとのふれあいではなく、
    単なるお気楽な学園ミステリーものに成り下がってしまった。
    残念で仕方ない。
    カトリックの女子中学校がすべてこうだとは思ってないけど、「っ...続きを読む
  • 給食のおにいさん 受験
    「卒業」までの3作ほどおもしろくはなかった。
    なんなの、あの生徒たち。
    「卒業」で惜しまれつつ終了してた方が良かったんじゃないか、とも思う。
    ささめのことは応援してるし、毛利もまた登場して嬉しいけど、なんかな~。
    味方になってくれる先生がもっと出てくればいいのに。
    ホテル給食を残すなんて許せない!
    ...続きを読む
  • 給食のおにいさん 浪人
    ほろほろと崩れるお菓子のように繊細で傷つきやすい女子中学生たち。主人公は食育を通して、彼女たちが前を向いて歩いていけるように奮闘します。

    彼女たちに手を差し伸べることで、主人公自身も成長していっているように感じました。

    シェフとしての夢も、より具体的で現実的なもの変化してきているように思いました...続きを読む