遠藤彩見のレビュー一覧
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シリーズ3冊目、いちばん面白かった!
未納問題は、自分が仕事で関わることもあるから、その大変さがよくわかる。でも、小牧母のように子どもたちの思いを無視してまでお金を払わない親って何なの!と登場人物に共感して悶々とした。
最初は尖ってて嫌な主人公だった笹目が、めちゃめちゃ子どもたち思いの調理員にな...続きを読むPosted by ブクログ -
キャバクラを舞台にした群像劇で、お仕事小説としても興味深い。
プロローグと5話からなり、各話が1週間単位で描かれている。
また、本作の前身となる短編が『キッチン・ブルー』に収録されている。
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一流のホステスに必須なのはクレバーさと人間的魅力、強靭なメンタル。...続きを読むPosted by ブクログ -
「みんなで一人旅」一人旅が多い私には、お一人様限定ツアーは魅力的。また、「幸せへのフライトマップ」のバーチャルな旅はコロナ禍の今、参加してみたい旅の形だけど、やはり早くリアルな海外旅行に出かけたいなぁ。Posted by ブクログ
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元シェフが、給食調理員になって、子どもたちとの触れ合いを通して成長していくお話。
個性的な管理栄養士や、ここまで給食室とやりとりがある小学校って今どのくらいあるだろうと思いつつ、温かい気持ちに慣れて気軽に読める一冊でした。Posted by ブクログ -
「食」に憂鬱を抱えた6人の短編集。
「会食不全症候群」「味覚異常」「マイルドドラッグ」「家事ハラ」
食に関する悩みって本当に色々あって日常に潜んでいるんだ…って思いました。
食べることは毎日のことだし、どんな問題にしろ相当なストレスだろうなって思う。そしてそうとは知らずに陥っている食習慣病の怖さ。...続きを読むPosted by ブクログ -
子供向けのライトな小説と思って読み始めた。
ハプニングと解決を繰り返す王道な小説構成。
でも、ちょっと泣ける感じがいい。
おっさんになった自分に、まだこんなピュアさがあるのかと確認できた一冊。
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食えない女
七味さん
さじかげん
味気ない人生
ままごと
キャバクラの台所
の短編集
身近にありそうな話もあるけれど、食に関する話は奥が深い。Posted by ブクログ -
レストラン経営で失敗した主人公が小学校の臨時給食職員という立場で四苦八苦しながら成長していくという物語。読み始めたら最後まで読みたくなる甘酸っぱい喜劇。Posted by ブクログ
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ささめー!
待望のシリーズ第3弾。
やっぱりこの「卒業」とはそういうことだよな(涙)。
第4弾はどうなっていくんだろう。
若竹小は?毛利は?
とっても楽しみ。
ささめくん、不器用だけどいいヤツ。
私の中で、ささめくんは福士蒼汰、毛利は八嶋智人なんだけど、年齢がちょっと違うか。Posted by ブクログ -
2-3時間ですらすら読めた。
元々脚本家さんということからか?一編一編が短い中で盛り上がりとオチがきちんと用意されていた。
逆にそれが若干性急に思わせる話もあった(『食えない女』)。変に色恋沙汰を混ぜなくても面白い話はあるのに。私のお気に入りは『キャバクラの台所』。でも元板前?が箸を振ったり包丁を向...続きを読むPosted by ブクログ