遠藤彩見のレビュー一覧
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いろいろな制約があって自由に調理できるわけではない給食。
大量に、熱いものは熱く、冷たいものは冷たく。
子どもたちの栄養にも配慮して、それでいてコストは低く。
味が二の次三の次になってしまっている現状に、初めて給食と向き合った佐々目は驚く。
コミカルな部分もシリアスな部分も、子どもたちの自由な独特の目線を通すとちょっと変わった風景になる…そんな物語だった。
毛利のブラックぶりがいい。
「給食命!!」みたいな毛利にも、いろいろな裏事情がありそうだ。
給食で明日への命をつないでいる、そんな事情の子どもたちもいる。
少しでも子どもたちの栄養になるように、少しでも子どもたちの健康に役立つように。
味よ -
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色々な人間模様も見えてきて面白かった。
とても大変そうだけど、やりがいのありそうなお仕事。
宗が友達・同僚だったら楽しそう。
文中にあった「セロリとニンジンの残りをスティックにし、たらことサワークリームを混ぜたディップをつけたもの」がとても気になる!
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「味より栄養という制約だらけの給食作りに反発しながらも、やりがいを感じ始めた元一流シェフの宗。そんな時、学校で生徒の居眠りや優等生の登校拒否が問題に。給食で彼らを助けたい! と奮闘する宗に、なぜか栄養士の毛利は君は給食のお兄さんに向いてない」と冷たく言うが……。「おかわり」の声に応えて、人気作が待望のシリーズ化! -
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「給食のおにいさん」シリーズ、第5弾。
もう、第5弾。
ストレートに給食勝負だった、1・2巻に比べると、給食のお兄さんが学校のミステリを解決する方面に重きがかかって来た。
それも、基本形にいつまでも留まっていられないシリーズ物としてはやむを得ない発展かもしれない。
主役は「給食」そのものではなくて、「給食のおにいさん」なのだ。
毛利さんとのコンビも、もはやガチ。
ささめの行く先が気になって仕方ありません。
今回の舞台がお嬢様学校なのと、作者が女性なためか、いちいちダイエットに話が結びついてしまうのがちょっと。
それと、時々、人物をニックネームで書かれて、誰の事を言っているのか分からなかったり -
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給食のおにいさん、2作目。
「1年だけだ」と決めていた給食のおにいさんの仕事が、2年目に突入。学校給食を作る現場ならではのルールにも大分慣れてきた佐々目だが、今回はそれを取り巻く環境に大きく悩むことになる。
調理場での幽霊騒ぎで、給食の残飯率が増えたり、給食の時間の仲間はずれや、嫌いなものを集めて食べさせるなどのイジメ、長年お世話になっている仕入先との提携打ち切りなどなど。
あまり気にしてはいないものの、とてもリアルな問題提起で、ページを捲りながら一緒に頭を抱えてしまう。
加えて毛利さんのキャラの背景も濃くなってきて、次作でこれがどうまとまるのか期待。