樫木祐人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最新刊を読むたびに感じる、ホント、この『ハクメイとミコチ』を(1)から好きになって良かった、と
そういう事は、最終巻の感想で書けよ、と他の漫画読みの方からツッコまれそうだ。けど、言いたくなっちまうだけの内容だったのだ、この(6)は
感じ方は、人それぞれだろうが、この(6)で私が感じた要素は、変化、成長、挑戦。この三つを支えるのが、帯にも書かれている「小さな勇気」だ
恐らく、この帯は担当さんが作っているんだろう。感想を真摯に書きたい、と思うくらい、この『ハクメイとミコチ』に対して「好き」が強い自負はあるけど、正直、担当さんには勝てないな、と思う
そんな担当さんの「好き」に応えたいからこそ、樫木先生は巻を増すたびに、ストーリーを面白く出来るんだろう。内藤先生のように、一気に自分の殻をブチ砕くような一撃必殺の超パワーこそないにしろ、確実にコツコツと、内側から殻を叩き続ける根気は間違いなく、ある
その地道な努力に成果が出始めているのは、ファンであれば読んでいて感じられるだろう
表紙と裏表紙から、しっかりと読み手の心を掴めるのも、樫木先生に努力で培われている高い実力がある事を証明している
上手く言えないが、この一枚の絵で一つのストーリーが出来上がっているように感じた
どの話も、他にない良さがある。一番こそ決められないが、印象的だったのは、第38話「旅人の装い」だ
さすがに、発売から、それなりに日が経過しているので、未読の人は少ないだろう。それでも、(1)から一気読みしようって考えてくれている新規の漫画読みがいるかもしれないので、あまり、内容のネタバレは止めておこう
まぁ、通ぶった言い方こそしているが、例によって、ヘタレ属性が発動しているに過ぎない。どうも、チキンっぷりが、「小説家になろう」へ、本格的に投稿を始めてから強まっている気がするな・・・
まぁ、それはさておき、この第38話「旅人の装い」には、上記した“挑戦”の要素を強く感じた
挑戦すれば、本人の才能と努力に応じた結果が出る、出てしまう。怖いってキモチは、私にも分かる。私も今、挑戦の真っ最中だから。でも、挑戦して良かった、とも思っている。結果も出てないのに、気が早いとは思うが
努力が届かず、負けてしまう事もある。けど、その時、悔し泣きできるのは、挑戦した事柄に対して、その人が本気で向き合ったって証明である。真剣に挑まなかった人間は、悔し泣きできない。悔し泣きする資格がない、と思えるだけマシで、「しょうがない」と自分に見切りをつけたら、そこで道は鎖される
悔し泣きして、心がスッキリさせられれば、今度こそ勝ってやるって気概がモリモリと湧いてくるってもんだ
できりゃ、私は悔し泣きではなく、嬉し涙を流したいが、結果から目は逸らしたくない
“挑戦”にグッと来たって意味合いでは、第35話「水着の一日」(二)水泳の先生、もだな
ハクメイが万能だ、とは微塵も思っちゃいなかったが、まさか、泳げないってのは意外だった。けど、好感度が上がったってのも事実だ。本人は嫌かもしれんし、差別だって怒られるかも知れんけど、カナヅチってのは女の子らしくていいな
ハクメイは口ではブチブチと言いながらも、何だかんだで、チャレンジしてみるってスタンスだから、惚れ惚れしちゃう
あー、早く、(7)が読みたい。今度は、どんなテーマに、樫木先生は挑戦してくれるのかな?
この台詞を引用に選んだのは、耳が痛いなぁ、と反省したので。イワシさん、カッケー。マヂにイケメンすぎる、と思ったのも大きいが、やっぱり、自省の念も強い。確かに、そうだな、仕事と私事はしっかり分けるのも大事だけど、同じくらいの緊張感を持つのは大切だ。皮肉なもんで、何でも真剣にやる習慣よりも、適当に手抜きでやっちゃう悪癖の方が、簡単に身に沁み込んじまう -
Posted by ブクログ
【内容】
本編もアニメも楽しさ倍増。ファン待望のハクミコ副読本、ついに完成!
カラーそしてモノクロの描き下ろしイラストをふんだんに盛り込み、『ハクメイとミコチ』の世界を徹底解説。さあご案内しましょう、ハクミコワールドへ!
*前代未聞&前人未踏! 30体以上をフルカラーで描き下ろしたキャラクター紹介
*キャラクターの性別、年齢、職業など、初公開のデータが続々
*キャラクターの素顔が垣間見えるQ&Aコーナー掲載
*帽子や衣装、気になる小道具をテキスト付きで解析
*交通・商業・建築から紐解くマキナタとその周辺地域
*特別収録・ハクミコ世界地図
*特別企画・“原寸大”料理再現! ハクミコサイズでごはんを作ろう!
など、楽しい企画&貴重な情報が満載。本編そしてテレビアニメを楽しむ際には必携の1冊です。
【感想】 -
Posted by ブクログ
【あらすじ】
昨日は森の喫茶店へ。今日は川辺で魚釣り。じゃあ明日は、岩山へ行って山菜摘みだ! 身長9センチメートルのハクメイとミコチ。自然に抱かれたふたりの毎日は、いつも豊かで賑やかです。漫画誌ハルタで話題沸騰! 森で暮らす小人たちの日常劇、待望の最新刊。人気キャラクター“鰯谷親方”、“コンジュ”、“セン”の再登場はもちろん、個性的な新キャラが続々登場。さらに、沼狸のバス、レモンのお酒、卵の形の美容院、木陰のハンモック、ブドウパンのサンドイッチなど魅力的なアイテムも多数描かれ、森の世界がより一層の広がりを見せる! 1話ごとの描き下ろしコラム『足下の歩き方』に加え、『Fellows!(Q) 2012-AUTUMN』の表紙イラスト&カバー・ストーリーをまとめた特別篇も収録。
【感想】 -
Posted by ブクログ
「ハルタ(元・Fellows)」という雑誌に掲載されている漫画で、小人の日常生活のお話です。
ハクメイとミコチという同居している二人が主人公なのですが、森の中にこうして住んでいる小人が居そうだなと思わせるリアリティ、そして料理上手なミコチの料理描写、小人から見ると大きいサイズになっている私達がよく使う食材の上手な使い方や、作者はどこまでものづくりの知識がおありなのでしょう…?と思わず聞いてしまいたくなるような知識量に圧倒されます。4巻の木苺のジャムとパンの話のジャムパンの絵が最高に美味そうで食べたくなりました。
ハクメイは土木関係の仕事をしているので、その辺りが好きな方にも超絶オススメしたいです。マイペースすぎる美容師や夜行列車旅行の話などがふんだんに盛り込まれています。是非。 -
Posted by ブクログ
やっぱ、この『ハクメイとミコチ』がくれる、まったり感は格別だなぁ
私らとさほど、楽しさも辛さも変わらない、小人らのリアルな生活を覗かせてもらえる事で、自然な肩の力の抜き方を思い出させてくれる一冊だ
『ONE PIECE』のドレスローザ編に登場した、トンタッタ族も可愛らしいが、私はこの作品に登場する小人らの方が好きだ。もちろん、人間との共存を実現させたレオらも凄いってコトは素直に認めているし、ルフィと親と子の杯を“勝手に”交わした一人としての活躍を楽しみもしている
ハクメイやミコチの日常に対し、癒される理由は色々とあるが、やはり、その中の一つには樫木先生の色使いがあるだろう。人間と言うよりかは、小人目線で見た時の色が、そのまま再現されている、そう感じるのは私だけじゃないはずだろう
また、料理が美味しそうってのも大きい。よく、好事家が漫画やアニメに出てくる食事を再現しているが、この『ハクメイとミコチ』内で作られている、ジャムやキノコのオイル煮、この巻では特に揚げ山芋は挑戦する価値があるのではないか
小人や動物らの食べっぷリアクションがこれまた、人間の食欲を刺激してくれるのだ
この4巻の見所は、タイプが両極端すぎるコンジュとセンのピンチを乗り越えた末に築かれた芽生えたての友情、楽しい事を全力でやりきったからこその可愛い寝顔、イワシさんのモヒカン、本当に大切にしていた持ち主と大切にされていた器物の間の絆、ハクメイとミコチなセクスィー(笑)な入浴シーン、歩きや車とは違う独特な楽しみ方が出来る汽車の旅、と多いが、やはり、目玉はミコチとアユネの姉妹愛だろう。見た目が似ていなくても、性格の根っこは近しいし、他人には言葉じゃ巧く説明できない、でも、確かに感じる絆があり、ミコチの新たな魅力が滲み出ていた
この雰囲気を完全に引き出すのは難しいだろうが、一日でも早く、アニメ化の報を聞きたいもんだ
この台詞を引用に選んだのは、否定する理由がないから。ハクメイの言い分は100%、正しい!! 食べ物に限らず、何でも最高の機と言うのは存在する。間抜けじゃない人間は、それを見逃したりせず、自分の意志で掴めるものだ。ここしかないってタイミングで挑んでこそ、最良の結果を得られるのだろう・・・・・・と、ここまでエラそうにぶってみたが、私、猫舌で、風呂吹き大根、熱々の状態で食べられないんですよねぇ