小林康夫のレビュー一覧

  • 知の技法
    第2章は自分に興味のある部分について読んだ。学問的な技術だけでなく、人と対話する時、議論する時に気をつけなければならないことが書いてあるので、どんな人が読んでも参考になる部分はあると思う。私としても自信になるところと、考えを改めるところの両方を発見できて、非常に参考になった。
  • 知の技法
    アホかと思われるかもしれないけど、今、高校3年生だとしたら、2年くらい浪人してでも、死ぬほど勉強して東大に入って死ぬほど勉強したい
    ああ若いときには時間はあるのに金はないし何より為すべきことを知らない
  • 数字で考える技術 ビジネスモデリング入門 第2版(TAC出版)
    非常に良い勉強になった。

    この系統の本は、
    やはり、自分で手を動かしながら追えるようになっていないとだめだ。

    だから、理論的な解説とぶつ切りの例題に終始しているような本は頂けない。

    実務とは、やや開きがあるのかもしれないが、入門書としては、非常に良いと感じた。
  • 知の技法
    学問」とは――

    から始まって、学問するためのいろんなアプローチの仕方を、カタログみたいに編集した本。要するに、「おっちゃんたちの仕事をよく見とけ!」って感じでダダーッとその道のプロが出たり引っ込んだりする中で、「ははあ、なるほど、学問てこんな感じなんスね」と、なんとな〜く(?)わかったような気分に...続きを読む
  • 知の技法
    高校生のときに読んだ本。これはとても面白いです!!教養系の科目が好きな人にはすごくオススメ!わたしは哲学っぽいことを滔々と考えることが好きなのでとても面白く読めました。教授たちが各々のテーマで書いているため、多岐に渡るテーマに触れることが出来ます。
  • 知の技法
    東大教養学部の基礎演習のサブテキストということで、学問は何かというところから文系の知に関する技術や作法の話。
    学問が様々な問題に向き合う二部が面白く、フィールドワークでの地図の謎、将門記からわかる正当化の論理、アンケートの使い方、翻訳の難しさ、それに解釈や検索、構造、レトリック、統計、モデル、コンピ...続きを読む
  • 若い人のための10冊の本
     表象文化論の小林康夫氏の著作。氏が自身の本との出合いを振り返りながら、これから21世紀を生きて行こうとする、中学生以上の読者に向けて書かれた本。
     中学生に向けて書かれた著作ながら、ちょっと読みにくいところもあったので、四つ星。

    10冊の本が紹介されている。
     中でも、中原中也の詩集を紹介した第...続きを読む
  • 知の技法
    面白かった。

    自分は理系の人間で、はっきり言って文系の学問の有用性を見出すことが出来ていませんでした。
    (失礼ですみません。)

    中身としてはかなり古いので、今の時代には即さないのですが、あー、文系の学問ってこんなだったのか、これならやってみても良いかも。と思いました。やはり第一人者の方が執筆なさ...続きを読む
  • 君自身の哲学へ
    著者は本書の冒頭で、村上春樹の『ねじまき鳥クロニクル』における「井戸」のイメージについて語ることから始めています。それは、システム社会論的な気分が蔓延する現代においてわれわれの「実存」はもはやこの世界を意味づける特権的な立場などではなく、システムからの「退却」を志向することでしかないということを象徴...続きを読む
  • 知の技法
    大学の時に読みたかった。様々な考え方を知れるという点では今でも価値がある。

    はじめに
    第Ⅰ部 学問の行為論ー誰のための真理か 小林康夫

    第Ⅱ部 認識の技術ーアクチュアリティと多様なアプローチ
    [現場のダイナミクス]
     フィールドワークーここから世界を読み始める 中村雄祐
     史料ー日本的反逆と正当...続きを読む
  • 君自身の哲学へ
    哲学とは生きることについて考えること。意味について考えること。結論が出ているような出ていないようなことを考えること。
  • 知の技法
    学問には「普遍性」が必要で、それは他者に開かれているということ。そのために様々な技法を活用せねば、身につけなければならぬという内容。

    でも、やっぱり最終的に「自分が納得できる」という点に収斂してしまうなあ。学問の「技術的」ではないそのものの価値とはなんなのかね、と思ってしまいます。

    身近な物・テ...続きを読む
  • 知の技法
    東大教官の研究エッセンスとものの見方。
    本書には、後半に発表の技術的なことが書かれている。
    研究という場のエッセンスは、十分味わえ、
    研究の入り口を知るにはとてもよい読み物だと思う。
    教官ごとに温度差のある文章ではあるが、
    大学の初学年には程よい本になっている。
    本書を教科書として読む東大生には気の...続きを読む
  • 知の技法
    これを大学生の時に読める東大生はいいな、と思いました。

    いろんな視点があって、研究があって。
    ひとつひとつの豊かさに、世界が少しずつひろがっていく感覚がありました。

    フィールドワーク、翻訳、構成主義のあたりが今の私には印象に残りました。

    フィールドワークで「無意識の前提」に気付く経験、
    翻訳に...続きを読む
  • 知の技法
    論文執筆の流れと各段階での注意事項がまとめられていて今後の参考となりそうだった。

    また各分野の問題設定、発展の仕方についての論も読んでいて知的な面白さを感じた
  • 知の技法
    学校の「探究」という授業で多く参考にさせてもらっている(生徒それぞれが中1から自分の好きな「疑問」に対し、オリジナルの仮説を考えて考究していく課外的授業)。研究活動や手法の「入り口」「ケーススタディー」を示している書。さまざまな研究分野の先生が執筆されているので、バランスもある程度取れている。勿論中...続きを読む
  • 知の技法
    確か高校の探求科で推薦された本。
    具体的な方法より、学問に対する姿勢のほうが参考になった覚えがある
  • 知の技法
     人文科学の方法。知の獲得方法。普遍性を目指すために。
    1)一般的な問い2)研究対象3)関連対象4)方法論5)主体
    に分節されそれらを統合することが求められるのである。
  • 知の技法
    これはスゴイ本だ。勉強の仕方というか、サラリーマンのプレゼンの仕方まで伝授してくれる。こういうことを若いうちに身につけていたら、人生変わっていたかもしれない。
  • 知の技法
     非常に実践的な書籍。何かを探求するために必要な手順のとっかかりをさらっと書いてあります。学校を卒業した後にもう一度読みたい本です。