レ・ミゼラブル(一)

レ・ミゼラブル(一)

869円 (税込)

4pt

わずか一片のパンを盗んだために、19年間の監獄生活を送ることになった男、ジャン・ヴァルジャンの生涯。19世紀前半、革命と政変で動揺するフランス社会と民衆の生活を背景に、キリスト教的な真実の愛を描いた叙事詩的な大長編小説。本書はその第一部「ファンチーヌ」。ある司教の教えのもとに改心したジャンは、マドレーヌと名のって巨富と名声を得、市長にまで登りつめたが……。

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レ・ミゼラブル のシリーズ作品

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  • レ・ミゼラブル(一)
    869円 (税込)
    わずか一片のパンを盗んだために、19年間の監獄生活を送ることになった男、ジャン・ヴァルジャンの生涯。19世紀前半、革命と政変で動揺するフランス社会と民衆の生活を背景に、キリスト教的な真実の愛を描いた叙事詩的な大長編小説。本書はその第一部「ファンチーヌ」。ある司教の教えのもとに改心したジャンは、マドレーヌと名のって巨富と名声を得、市長にまで登りつめたが……。
  • レ・ミゼラブル(二)
    825円 (税込)
    第二部「コゼット」。みずから自分の過去を明らかにしたために、市長から一転してふたたび監獄生活にもどったジャンは、軍艦で労役中にマストから海に飛びこんで巧みに脱出する。自由を得た彼は、死に瀕した売春婦ファンチーヌとの約束にしたがって、幼くして捨てられたその娘コゼットを悪辣な養父母のもとから救い出し、彼女を伴ってパリの暗闇の中へと潜入する……。
  • レ・ミゼラブル(三)
    737円 (税込)
    第三部「マリユス」。頑固な祖父にさからって、ひとり下宿生活をはじめたマリユスは、窮乏の生活の中で、しだいに共和主義に傾倒してゆく。そのころ、彼が毎日散策に出かける公園で必ず出会う親娘があった。誇り高く純真な青年マリユスは、その未知の少女の清らかなまなざしにとらえられ、可憐な姿に憧れをいだく。娘は、ジャン・ヴァルジャンに養われているコゼットであった。
  • レ・ミゼラブル(四)
    979円 (税込)
    第四部「プリュメ通りの牧歌とサン・ドニ通りの叙事詩」。パリはわきたっていた。陰謀がうずまき、共和主義者は“ABC(下層の者)”という秘密結社を作っていた。この混乱の中にあってマリユスは可憐なコゼットとの愛を育てていく。王党派からボナパルチスト、共和派へと立場を変え時の政府に反逆するマリユスは、亡命生活の中で執筆を続ける老大家ユゴーの若き日の姿の投影である。
  • レ・ミゼラブル(五)
    825円 (税込)
    第五部「ジャン・ヴァルジャン」。1832年6月5日、パリの共和主義者はいっせいに蜂起し、市街戦を展開する。その中にはマリユスへの嫉妬を抱えながら、傷ついた彼を助けるジャンの姿もみられた。やがてコゼットとマリユスは結婚。その翌日ジャンはマリユスに自分の素姓を明かし、コゼットと疎遠な生活を送りはじめた……。時代の趨勢と永遠の愛を紡ぐ大長編小説、怒濤の最終巻。

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レ・ミゼラブル(一) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年11月03日

    この歳で初読。世の中に、こんな面白い小説があるとは思いませんでした。
    冒頭に登場するビヤンヴニュ司教の偉大さと人間としての面白さ、主人公ジャン・ヴァルジャンの数奇な運命と高潔さ。全5巻の1巻目で物語は目が回るような展開を見せます。舞台は19世紀初頭。フランス社会と民衆の生活も詳細に描写され、当時の大...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年10月27日

    2012年にやった映画を見て、すごく感動して本をすぐに買いました。
    映画のレミゼラブルよりも、一人一人の登場人物について詳しく書かれていて、すぐに読んでしまいました。
    本では、当時のフランスのことも説明がしてあり、時代背景がわかって良かったです。

    一巻目は、ファンチーヌについて書かれていました。映...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年09月28日

    父がいつか読みたい本と言っていたので、気になって購入。
    比較的早く読み終えてしまい、早く続きが見たい。
    ドキドキハラハラして、ジャン、マドレーヌに感情移入してしまう。
    彼は確かにパンを盗んだ。たったそれだけのことでここまで善行や幸せを許されないのは何とも悲しい話です。
    これからどうなるのか、あと三冊...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年02月11日

    名作と呼ばれる作品は昔から苦手だったのですが、
    この本を読んで、その偏見がなくなりました!
    5巻すべて読むのに2ヶ月以上かかりましたが、読んでよかったと思います。

    だけど、作者が伝えたいことが(それもとても強く伝えたいことが)何かあるのはわかっているのに、それが何なのかがわからない。
    これかな?と...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年01月12日

    映画を見る前に再読。
    ものすごくおもしろかった記憶はあるのに、ストーリーを全然覚えていなくて、また新鮮な気持ちでよんだ。
    結局、映画を途中で観てしまったけど、本のほうが濃くておもしろい。
    回りくどいんやけど、いろいろなことがあとでつながっているから読み飛ばせない!

    0

    Posted by ブクログ 2011年03月23日

    マブーフのじいさんが旗を立てに行くシーンが大好きです。ユゴー先生の修道院についての考察も興味深い。「修道院は結果として極度の自己犠牲を持つ極度の利己主義である」。
    訳も素晴らしい。

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    Posted by ブクログ 2010年10月31日

    時代も文化も言語も越える。
    この物語が持つ大きな人間への愛の普遍性とヒューマニズムは
    長い時を軽々と越えて伸ばされた
    ビクトル・ユーゴーの腕に抱きしめられているような感じ。

    児童書では読んでて、ミュージカルの大ファンなので
    筋は全部知っているし
    多分ストーリーのベースとなる一つ一つのイベントは変わ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年09月06日

    わずか一片のパンを盗んだために、19年間の獄中生活を強いられることになった男、ジャン・ヴァルジャンの物語。
    その第一部「ファンチーヌ」。出獄したジャンは、マドレーヌと名乗って巨富と名声を得、市長にまでなる。

    娘を産むも、育てることができずにテナルディエ夫婦に託し、その後娘の顔を見ることなく逝ったフ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年02月08日

    「悪習を壊すだけでは、十分ではない。風習を変えるべきです。風車がなくなったのに、風がまだ残っている」
    「私の兄弟のジャン・ヴァルジャンよ、あなたはもう悪の見方ではなく、善の見方です。あなたの魂をわたしは買います。暗い考えや、破滅の精神から引離して、あなたの魂を神にささげます」
    「この不幸な男より18...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年05月06日

    全てはここから始まった。


    ミリエル司教が素敵すぎる。

    ジャンバルジャン!ジャンバルジャン!

    0

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