イスラームからヨーロッパをみる 社会の深層で何が起きているのか

イスラームからヨーロッパをみる 社会の深層で何が起きているのか

990円 (税込)

4pt

4.2

ヨーロッパとイスラームの共生は,なぜうまくいかないのか? シリア戦争と難民,トルコの存在,「イスラーム国」の背景.そしてムスリム女性が被るベールへの規制,多文化主義の否定など,過去二〇年間に起きたことを,著者四〇年のフィールドワークをもとに,イスラームの視座から読み解く.

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イスラームからヨーロッパをみる 社会の深層で何が起きているのか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    イスラーム圏に少しでも身を置いたことがあるものとして、友人にも多くのムスリムがいる一人の日本人として、もっと早く読んでおくべきだった本。

    一部の国では「宗教を批判することも、神を冒瀆することも、表現の自由のうちに含まれる」は想定外で「自由」のレベルが我々の想像を絶していることを理解した。

    いくら

    0
    2024年02月25日

    Posted by ブクログ

    先日「イスラエル」という本を読み、ユダヤ教とヨーロッパの関係について理解を深めたので、次はこちらでイスラームとの関係について知ろうと思った。

    まずイスラーム、イスラム教の教えについて、私もご多分に漏れず過激なイメージがあったので、そこが訂正された。弱者を救済する、心に平穏をもたらす。宗教はみなそう

    0
    2023年12月24日

    Posted by ブクログ

    990

    内藤 正典(ないとう まさのり、1956年9月29日 - )
    日本の社会学者・地理学者。専門は国際移動論、現代イスラーム地域研究。同志社大学大学院グローバルスタディーズ研究科教授、一橋大学名誉教授。博士(社会学)(一橋大学)。日本中東学会会員。専門はトルコの国際関係、特に西ヨーロッパにお

    0
    2023年08月30日

    Posted by ブクログ

    アメリカで2025年1月20日第二次トランプ政権が樹立した。トランプ大統領と言えば第一次政権の際、イスラエルの首都をエルサレムと認め、イスラム社会から激しい非難を浴びた、超イスラエル寄りを政策に掲げる人物である。トランプ氏自身は敬虔なキリスト教徒(自身はプロテスタント、福音派はトランプを熱狂的に支持

    0
    2025年01月24日

    Posted by ブクログ

    現代イスラム地域研究が専門の著者が、イスラム側から眺めた現代の相克。西欧の視点、キリスト教の側からイスラムを分析したものを読むことが多かったから、バランスをとる意味でも有益な本だった。特に地理的にも歴史的にも東西の文化が交わるトルコに関する記述は学びが多かった。
    「多文化主義」という言葉も、この本を

    0
    2023年11月08日

    Posted by ブクログ

    ムスリムと西欧世界(ヨーロッパ中心の)の状況がよくわかる本。
    人間世界は難しい。文明の衝突、宗教的固定概念などという言葉が双方にあるのだろうと考えさせられる。もはや地球外に人類が植民するしか方法はなさそうな気もする。とはいえ今日探査機の火星着陸がニュースになっている段階であり、まだ人類は月以外の他天

    0
    2021年02月19日

    Posted by ブクログ

    世界は繋がっており、つながっているからこそ分断がある。そして欧州におけるそれは、もはや破綻していると言わざるを得ないー。そんな切実な状況が伝わってくる。

    無宗教とも言われる日本国民にとって、移民の問題は民族問題だと受け取りがちなものだ。
    しかしそこには民族を基調とした欧州の考え方と、民族ではなく宗

    0
    2020年08月25日

    Posted by ブクログ

    とても勉強になった。
    2020年に書かれたものなので「今」のヨーロッパとイスラームの現状がわかる。

    シリア内戦によって多くの難民がトルコに行き、さらに西ヨーロッパに移動することになった。
    ヨーロッパとイスラームの共生は、なぜうまくいかないのか?まずはヨーロッパはキリスト教なので、うまくいくわけがな

    0
    2020年08月02日

    Posted by ブクログ

    個人的には殆ど知識や実体験の無いイスラムに関する一冊。宗教にもさほどの興味・関心は無かったのだが、昨今の世界中で起きている、異なる価値観の間の「分断」や「衝突」を見るにつけ、これからの世界はやはり宗教や民族、イデオロギーの対立を読み解いていかなくてはならないのか、と危惧する中、手に取って読んでみた。

    0
    2023年04月24日

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