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大学を休学中の貴美也は、父・龍一郎に反発しながらもその庇護下から抜け出せずにいた。北海道での鹿狩りに連れ出され、山深く分け入ったその時、2人は突如熊の襲撃を受ける。貴美也の眼前でなすすべなく腹を裂かれ、食われていく龍一郎。どこからか現れた野犬の群れに紛れ1人逃げのびた貴美也は、絶望の中、生きるために戦うことを決意する。
圧倒的なスケールで人間と動物の生と死を描く、第21回大藪春彦賞受賞作。
解説 平松洋子
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Posted by ブクログ
プロローグ
肉と肉とがぶつかり合う
ほとばしる汗と体液
叡智を超えた技と体位が繰り広げられる
やがてお互いが絶頂を迎える
それが……
本章
『肉弾』である
壮絶な肉弾戦に★5
いゃ〰、本作も素晴らしいかった
河崎秋子さん『愚か者の石』に次ぐ2作目であるが
両作ともに素晴らしい!
素晴らし過ぎる!
気弱で人生を惰性に生きてきた青年が、父親に連れられて狩猟にでるが、そこに突如ヒグマが現れ
狩る側から狩られる側へ
人は絶体絶命の窮地に立った時、文字通り!?
一皮剥けるのだ!
そして野犬と共闘し狩る側へ
ヒグマを追い詰めていくさまは圧巻だ
納得の大藪春彦賞である
エピローグ
野犬と共闘する場面が何とも荒唐無稽な物語であるが、そんなものは吹っ飛ばしてしまうほどの圧倒的な筆力である
そして、肉弾戦後には得も言われぬ達成感と充足感が漂っている
やりきった、やりきったのだ
もう思い残すことは何も無い
お互いが絶頂を迎え、そして逝ったのだ
完
※日本は、行く
欧米だと来る
不思議だ、何とも不思議である
なんか、エロチックだな
そう思った(¯―¯٥)8v♪
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