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「黒井くん、僕とデートしましょう」黒々組の若頭・黒井憲剛には、厄介な幼なじみがいる。生まれた時からずっと一緒に育ってきた弁護士の白樺―――暇さえあれば、黒井を口説いてくる白樺は、黒井の気を引くためだけに他の女性と一カ月だけ結婚したこともあるツワモノだ。行き過ぎた愛情を注いでくる白樺と、それを適度にあしらう黒井の関係を舎弟たちも温かい眼差しで見守る毎日。ところがある日、白樺が黒々組の顧問弁護士を引き受けたと告げてから、二人の間に緊張がはしり―――…? ※帯に記載のプレゼントフェアは電子版は対象外となりますので、お気をつけ下さい。
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黒々組若頭・黒井と弁護士・白樺は、生まれたときからずっと一緒の37年ものの幼馴染同士。白樺は幼少期から黒井のことが好きで、30歳のときには彼の気を引くためだけに1ヶ月だけ結婚したこともあるほど。しかし、黒井はカタギである白樺を巻き込みたくないという思いから彼を遠ざけています。白樺も白樺で、黒井のそばにいるため、組の顧問弁護士のポジションを狙っていて……。
ヤクザとカタギというロミジュリ的なカップリングはある種の定番ですが、本作の尊さは幼馴染として長年育まれてきた友情がベースにあること。周りのクラスメイトより早く大人びなければいけなかった小学生の黒井に憧れたり、彼の孤独を癒やしたいと感じたり、高校生のときには現実的に黒井と一緒にいるための方法を考え出したり――黒井に対する白樺の気持ちの移り変わりは、その年齢ごとの切実さがにじみ出ていて思わず胸が熱くなります。
さらに、ただ純粋に黒井を思うだけでなく、「親友である自分を失いたくないなら」と、黒井の体を手に入れるといった狡猾さも備えているのがまたたまりません……!
『睨めば恋』や『偲べば恋』(ともに海王社)など、ヤンキーBLが人気のゆくえ萌葱先生。青年誌よりの糖分低めなタッチが男たちのかっこよさを一層引き立てます!
これは純愛のお話ですよね。
お互いにお互いが大切で護りたく反対の行動をする二人。でも白樺の粘り勝ち。勝ちを確信した笑顔と、想われてるってわかった時の嬉し泣きの表情にウルってきました。
止まらない!
これは!何だろう?初めて読む設定だからなのか?読み進めるスピードがどんどん早くなって…あっという間に読破です!
面白すぎて止まらなかった〰(*´ω`*)
小学校の修学旅行で泣いていた憲剛さんには、心臓をギュッて掴まれた。
憲剛さんから『お前、頑張ったなぁ』と言われた刀麻さんの涙にはもらい
ヤクザとBLってやっぱり相性いいなぁ。
大事な人だからこそ遠ざけておきたい黒井さんと、一途過ぎるほど一途な白樺さん。
一筋縄ではいかない世界だからこそのお話し、堪能できました!
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