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Posted by ブクログ 2015年06月17日
本書は「王権と議会」を中心に据えた通史であり、下巻では清教徒革命以後を扱う。社会経済文化といった点では「イギリス史10講」や「イギリス近現代史講義」といった新書の方が詳しく、面白い。そういう意味で物語系の著作の中では、教科書的とも言える。つまり読みやすい。
しかし、淡白ではない。「王権と議会」故に王...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年06月22日
上巻に続いて、エリザベス一世から現代まで。流石にこの辺は、資料が豊富なので、著者の視点が表れてくる。本書は王権と議会を中心に据えているので、外交や文化、経済といったところは必要最小限にとどめられている。その点で、少しわかりにくいが、参考文献も挙げられているので、それを参考にしたい。文献にとどまらず、...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月05日
17世紀の清教徒革命から、2つの世界大戦を通じて、現代までのイギリスの歴史が語られています。物語として書かれていますので、イギリスに視点が固定されており、全世界の歴史と並行しての見方はできませんが、イギリスという国がどのようにして出来上がったのかを知ることができます。イギリスには、各時代に主人公がい...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月18日
上下巻読んだ感想。イギリスの歴史はもっと時間をかけて学ぶようにしたい。
イギリス王家はヨーロッパ大陸の皇帝や王家と婚姻関係にあったことはなんと無く知っていたけど、どうも主従関係や相続などが複雑。
スコットランド·ウェールズ·イングランドとアイスランドの関係も掘り下げて学んでみたいかな。
あと、議会...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月23日
下巻は、清教徒革命から2012年のエリザベス2世在位60周年まで(キャメロン政権)。
小学校のとき、イギリスの正式名称が「グレートブリテン及び北部アイルランド連合王国」だと知って、その名前の長さにテンション上がったが(今になって思うと日本語で議論してもしょうがない話題…)、どうして「連合王国」なの...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年02月06日
EU離脱問題を巡って英国が揺れています。メイ首相がEU側とまとめた離脱合意案は先月、下院で歴史的大差で否決されました。来月末の「合意なき離脱」が現実のものとなる可能性が高まり、どのような影響が生じるのか誰も予測がつきません。
本書は、イギリスの歴史を議会と王権の関わりを中心に論じた概説書。下巻はエ...続きを読む
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