隠密 味見方同心（四） 恐怖の流しそうめん

風野真知雄

料理自慢の坊主が、｢がんもどき｣ならぬ｢つるもどき｣という料理をつくったらしい。魚之進がその寺を訪ねると、すでに坊主は殺されていた。兄･月浦波之進が死ぬ前に言い残した｢この世ならぬ｣料理とは、精進料理のことではないのか?新米同心･魚之進が新江戸料理を隠密捜査する大人気シリーズ、第四弾!

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 歴史・時代 / 歴史・時代小説
• 出版社: 講談社
• 掲載誌・レーベル: 講談社文庫
• シリーズ: 隠密 味見方同心シリーズ
• 電子版発売日: 2015年10月09日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

殺された兄のかたきを追うという設定はそれほど進んでいかないんだけど、江戸の街を食べ物を中心に読み解く職業ってのは面白そうだなぁ…。

元々がデキる兄に対してかなり劣る弟と思われていたからか、かなり上司さんが優しいし、美味しいものを官費で食べられるのもうらやましい。

ちゃんと部下を育てようとする奉行所の上司さんたちがエラいなぁ…と思いました。

精進料理が食べたくなりました。

[ブクログ · ★★★☆☆]

第四弾
初めて読み始めるが問題ない
兄の死をめぐる事件の究明と、日々起こる食べ物に纏わる真相の究明、兄嫁との関係は？
短編四話、解決は一時のひらめき？