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Posted by ブクログ 2023年01月12日
巻七は「柏木」「横笛」「鈴虫」「夕霧」「御法」「幻」「雲隠」「匂宮」「紅梅」。
源氏の若き妻、女三の宮と柏木との密通、そして子供が出来たことが源氏にばれ、源氏に対して面目無くて、柏木は病気になり、亡くなってしまいます。女三の宮もつくづく現世が嫌になり、まだ若いのに出家します。
そして生まれた子...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月13日
「柏木」「横笛」「鈴虫」「夕霧」「御法」「幻」「雲隠」「匂宮」「紅梅」の9帖が収録されている巻七。
女三の宮に不義の子を産ませた柏木は、ノイローゼから病気になってしまい、間もなく他界する。
一方、柏木の親友であった夕霧は、「妻の女二の宮を見舞ってくれ」という彼の遺言を守るうち、次第に女二の宮への恋...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月30日
いよいよ、一つの山場を迎えた感のある、巻七。あまりに重要なネタばれが多いため、最初から順番に読みたい方は、くれぐれも『作品紹介』は読まないようにして下さい。
この巻は、子を思う親の心の闇(本当に闇なの?)が多かったのが印象深く、それが、心のままにならない人の世の儚さと繋がっているように思われる...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月03日
『雲隠』の帖に想像を掻き立てられる。類いない美しさと才気を武器に栄華を極めた光源氏の一生が、遂に幕を閉じた。読者が最後に目にする彼の姿は、最愛の女性に先立たれた悲しみに打ちひしがれ、とても痛々しい。紫の上は、けっきょく最期まで籠の中の鳥だった。完璧な美しさを持ったまま、籠の中で死んでしまった鳥。源氏...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年09月18日
光源氏の息子の夕霧が、女二の宮に言い寄ってつれなくされてもまだ言い寄るところがくどく感じられてちょっと飽きる感じ。前にも書いた気がするけれど、女の側は言い寄られてものすごく迷惑している感じの人が多いように感じられて。それが迷惑なふりなのか、本当に迷惑なのか、いまひとつよくわからない気が。丸谷才一だっ...続きを読む
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