源氏物語 巻八

源氏物語 巻八

792円 (税込)

3pt

宇治に隠棲した故光源氏の異母弟・八の宮のもとへ通う薫は、老女弁の君より自らの出生の秘密を知らされる。2人の姫君を遺して八の宮死後、薫は姉の大君に求愛し妹・中の君と匂宮の間を取り結ぶが、大君は薫の愛を拒み通して他界。傑作「宇治十帖」の物語がドラマティックに展開する。第8巻は、竹河・橋姫・椎本・総角を収録。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

源氏物語 のシリーズ作品

1~10巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~10件目 / 10件
  • 源氏物語 巻一
    759円 (税込)
    全力傾注のライフワーク。原作に忠実に、美しい現代日本語でつづる源氏物語現代語訳の決定版。帝に熱愛された桐壺の更衣の悲劇的な死と残された幼い皇子。皇子は源氏姓を賜り、やがて意に染まぬ結婚。少年期を過ぎて、近衛の中将の身分を得た光源氏のさまざまな女性達との愛の遍歴。第1巻は、桐壺・帚木・空蝉・夕顔・若紫を収録。
  • 源氏物語 巻二
    792円 (税込)
    最愛の女(ひと)藤壺の宮への許されぬ恋と不倫の皇子の誕生、年上の愛人・六条御息所の生霊による正妻・葵の上の死、兄朱雀帝が寵愛する朧月夜との危険な情事とその露見、若紫との新枕など、息もつがせぬドラマが展開する源氏18歳から25歳までを描く。第2巻は、末摘花・紅葉賀・花宴・葵・賢木・花散里を収録。
  • 源氏物語 巻三
    814円 (税込)
    謀反の咎めを受け須磨へと都落ちした光源氏は、わびしい流謫の地で明石の君と逢い、結ばれる。晴れて帰京の後、源氏と藤壺の不倫の子・冷泉帝が即位し故六条御息所の娘・前斎宮が妃として入内。明石の君との間には姫が誕生し、栄華の絶頂へと向かう源氏31歳までのドラマを描く。第3巻は、須磨・明石・澪標・蓬生・関屋・絵合・松風を収録。
  • 源氏物語 巻四
    792円 (税込)
    明石の君母子の哀切な子別れ。最愛の人藤壺の宮の崩御。長男夕霧の大学入学と幼い初恋。亡き恋人夕顔の娘、玉鬘がたどる波瀾の運命。広大な自邸・六条の院に愛する女君たちを住まわせ、栄華をきわめた源氏31歳から36歳までを描く。第4巻は、薄雲・朝顔・乙女・玉鬘・初音・胡蝶を収録。
  • 源氏物語 巻五
    836円 (税込)
    源氏の道ならぬ恋慕に悩む玉鬘は、意想外の求婚者・鬚黒の大将の手に落ちる。夕霧は長い試練の果てに雲居の雁と結ばれ、明石の姫君は東宮への入内を機に、後見役となった生母・明石の君と再会。四十の賀を控え准太上天皇の地位に上がった源氏の半生は大団円を迎える。第5巻は、蛍・常夏・篝火・野分・行幸・藤袴・真木柱・梅枝・藤裏葉を収録。
  • 源氏物語 巻六
    770円 (税込)
    四十の賀を迎えた源氏のもとに兄朱雀院の愛娘・女三の宮が降嫁し、思わぬ波乱の幕が開く。紫の上は苦悩の末に発病、女三の宮を垣間見た柏木は恋慕をつのらせ密通、不義は源氏に露見する。それぞれの苦しみを抱えた男女が織りなす圧巻の心理ドラマ。第6巻は、若菜 上・若菜 下を収録。
  • 源氏物語 巻七
    880円 (税込)
    不義の子を産んだ女三の宮が出家し、柏木は病死。夕霧は柏木の未亡人・女二の宮への恋に迷う。最愛の紫の上に先立たれた光源氏は悲嘆の末、ついに出家を決意する。光源氏亡き後、出生の秘密に悩む女三の宮の子・薫と明石の中宮の子・匂宮を中心に、新たな物語が始まる。第7巻は、柏木・横笛・鈴虫・夕霧・御法・幻・雲隠・匂宮・紅梅を収録。
  • 源氏物語 巻八
    792円 (税込)
    宇治に隠棲した故光源氏の異母弟・八の宮のもとへ通う薫は、老女弁の君より自らの出生の秘密を知らされる。2人の姫君を遺して八の宮死後、薫は姉の大君に求愛し妹・中の君と匂宮の間を取り結ぶが、大君は薫の愛を拒み通して他界。傑作「宇治十帖」の物語がドラマティックに展開する。第8巻は、竹河・橋姫・椎本・総角を収録。
  • 源氏物語 巻九
    792円 (税込)
    京の邸に迎えられ匂宮の子を宿した中の君は、亡き大君の面影を求める薫の横恋慕に悩み、異母妹・浮舟を勧める。今上帝の女二の宮と結婚しながら心満たされない薫は、匂宮に迫られ身を隠した浮舟のもとを訪れ、宇治へと連れ去ってしまう。新ヒロイン浮舟の登場で「宇治十帖」はいよいよ佳境へ。第9巻は、早蕨、宿木、東屋を収録。
  • 源氏物語 巻十
    880円 (税込)
    宇治の山荘を訪ねた匂宮は、薫を装い浮舟と契る。2人の男の間で揺れ迷う浮舟は、苦悩の末に死を決意。入水を図るも果せず、助けた横川の僧都により受戒、出家する。生存を知った薫は便りを寄せるが、浮舟は拒絶し会おうとしない。大長編小説「源氏物語」54帖、圧巻の完結篇。第1巻は、浮舟、蜻蛉、手習、夢浮橋を収録。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

源氏物語 巻八 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    宇治十帖に入った。面白い。
    主人公は薫。薫は源氏と女三の尼宮の息子ということになっているが、実は柏木と女三の尼宮との不義の子。そのことで源氏の怒りを買い、柏木は病気になって亡くなってしまい、女三の宮は出家してしまった。源氏も亡くなった後、薫はどうなったのだろうと思っていたが、源氏が亡くなる前に冷泉帝

    0
    2023年01月18日

    Posted by ブクログ

    巻八には、「竹河」「橋姫」「椎本」「総角(あげまき)」の4帖が収められている。
    「橋姫」以下「夢浮橋」までの十帖は、「宇治十帖」と言われているらしい。

    故光源氏の異腹の弟である八の宮の3人の姫君(大君、中の君、浮舟。この巻八では、まだ浮船は出てこない)と、薫の君、匂宮の恋模様が描かれている。

    0
    2013年01月13日

    Posted by ブクログ

    光源氏が亡くなって、もう物語を読み尽した気になっていた。その後の子孫たちの物語。主人公をなくした後の物語は、とても味気なくて物足りない。これが紫式部以外の手によって書かれたという説も納得してしまった。「総角」の巻までは。

    「総角」から物語は一気にドラマチックになる。それ以前は、薫と匂宮や周囲の状況

    0
    2012年11月26日

    Posted by ブクログ

    巻七で源氏の君も紫の上もいなくなってからロス感あって読書スピード落ちてましたが
    ここまできたら気楽に読めました
    宇治を舞台にしたストーリー
    面白かった

    0
    2024年12月12日

    Posted by ブクログ

    宇治十帖になり、主人公が光源氏から、薫の君、匂宮に変わり、物語の性格がガラリと変化した。光源氏の、余りにも陽が似合う人物から、その生まれのいわくがつく薫の君の、隠の人間がクローズアップされ、私にはこちらの人物の方が余程親近感が湧く。匂宮も高貴な生まれの所為で、結婚生活が順調とは言えなくなってしまう。

    0
    2024年03月20日

    Posted by ブクログ

    「竹河(たけかわ)」
     ここでひと息つくかのようにと書くと失礼だが、「薫の君」と「匂宮」の二人が順調に成長する中での、「玉鬘の君」の、非常に現実的な苦労話がメインとなっており、彼女は生まれたときから波瀾万丈な人生を送ってきたのに、「故髭黒の太政大臣」と出会った事で、情けない心持ちにさせられたと思った

    0
    2023年11月05日

    Posted by ブクログ

    寂れた山荘に暮らす美人姉妹と、彼女達に思いを寄せる2人の美男子の物語がメインとなっている。薫と匂宮はタイプは違うけれど、2人とも少女マンガに登場しそうな完璧なイケメン。八の宮が亡くなった後の大君と中の君の境遇は、現代とは比べものにならないくらい不安定なものだったはず。出家というセーフティーネットはあ

    0
    2013年10月03日

    Posted by ブクログ

    完全に源氏没後の世界の話、薫の君が主人公になっている巻。源氏の時代の有名な話のリプライズがあったり、特に橋姫は源氏の須磨流しでとばっちりを受けた八の宮にスポットライトが当たっていて、話を追ってきた読者ならみんな嬉しく思ったと思う。ただ男が下半身すぎてしんどいのでこの評価という…。

    0
    2023年11月14日

    Posted by ブクログ

    源氏物語スピンオフ宇治十帖。
    薫の君と匂宮のイケメンセット推し。平安時代からセット売りが存在するとは。
    しかも、光源氏様から比べたら、優柔不断っぽい今風男子達。今後に期待しましょう。

    0
    2021年08月03日

    Posted by ブクログ

    「橋姫」以下、宇治を舞台にした物語が続き、これが世に言う「宇治十帖」だそうで、残り七帖あるわけだ。煮えきらぬ恋愛話が、ウジウジウジウジとウジ十帖連なる。

    0
    2014年04月07日

源氏物語 巻八 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

源氏物語 の関連作品

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

講談社文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

瀬戸内寂聴 のこれもおすすめ

源氏物語 に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す