犬身(上)

犬身(上)

650円 (税込)

3pt

「犬になりたい」と夢想する房江は、思いをよせる女性の飼い犬となるため、謎のバーテンダーと魂の契約を交わす。しかし飼い主の家庭は決定的に壊れていた。オスの仔犬となったフサは、実母と実兄のDVから彼女を守ることができるのか?

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  • 犬身(上)
    650円 (税込)
    「犬になりたい」と夢想する房江は、思いをよせる女性の飼い犬となるため、謎のバーテンダーと魂の契約を交わす。しかし飼い主の家庭は決定的に壊れていた。オスの仔犬となったフサは、実母と実兄のDVから彼女を守ることができるのか?
  • 犬身(下)
    630円 (税込)
    「犬になりたい」と夢想する房江は、思いをよせる女性の飼い犬となるため、謎のバーテンダーと魂の契約を交わす。しかし飼い主の家庭は決定的に壊れていた。オスの仔犬となったフサは、実母と実兄のDVから彼女を守ることができるのか?

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犬身(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2015年12月18日

    四章のうち、第一章「犬憧」読んだだけで
    十分におもしろく。
    逆に、残りはどう展開すんの!?
    って感じにさせるくらいだった。

    まぁ、それから先は
    どろどろ。を絡めていっちゃったけど。
    でもそれも面白かった。

    なんだろぉ。
    なんか彼女の何かに対する不満さ、
    というか、じれったさとい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年02月13日

    おんなのひとらしい、強い思い(こみ?)が、現実になる話。
    犬の話だからか、嗅覚、味覚、触覚の表現がひじょうに細やかで、というか文章が全体的に丁寧で、ありありと光景が目に浮かぶ。

    0

    Posted by ブクログ 2011年04月19日

    上巻を読み終えた今、どうやったって幸せになれないだろうと思う。
    下巻の最後に彼女と彼女の犬に幸せが待っているなんて絶対に思えない。

    全ての頁に「犬」にまつわることばや名前が出てくる様に感じる。
    犬まみれだ。

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    Posted by ブクログ 2015年01月17日

    「自分は人間でなく犬に生まれるべきだった」幼少期から犬化願望を持つ八束房恵は理想の「飼い主」とでも言うべき女性・玉石梓と出逢う。「あの人の犬になりたい」と願う房恵に「その望みを叶えるかわりに魂をもらう」と謎の契約を迫る朱尾献が現れた。果たして本当に犬となり、梓の犬・フサという新たな生を梓と共に生きよ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年12月02日

    突拍子もない設定にぐいぐい引き込まれる。犬好きだから尚のこと、それを指す表現も素晴らしい。
    だがわたしがこの本のみならず、松浦さんの作品と言う作品を大声でお勧め出来ないことはかなり惜しい。それが松浦さんのいいところと言えばそうなのかも知れないが、全てを許容し理解出来る人はかなり限られるのではないだろ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年06月30日

    犬が飼い主恋しさに人間になる話は今まで読んだ気がするけれど、その逆は初めてかも^_^前者は犬を飼っていたら誰もが想像し願望する事もあると思うけど、自分自身が犬とは…かなりの犬マニアかド変態か(||゚Д゚)くらいに思ってちょっと引いてたのですが。
    読み進めていくうちに、この突拍子もない状況も楽しめる程...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年09月09日

    犬になったよ……!
    展開が面白い……
    でもきんしんそうかんやらなにやらちょっと苦手なの多かったー

    0

    Posted by ブクログ 2013年04月15日

    犬まみれ。
    荒唐無稽な話なのに、ぐいぐい引き込まれてすらすら読めてしまった。まるで散歩中の犬にぐいぐいリードを引っ張られて、知ってはいたけど行ったことのなかった場所に連れて来られてしまったみたいなそんな気分。いや、自分は犬の散歩なんかしたことないですけどね。っていうか猫派なんですけどね。
    犬視点で描...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年04月07日

    犬が好きなあまり、性同一性障害のごとく、自分が犬なら…と常に考えていた房恵は、バーの怪しいマスターに契約を持ちかけられる。

    理想的な犬の飼い主玉石梓の犬にしてやる代わりに魂を寄こせ。怪しみながらも合意した房恵は白黒模様のオスの仔犬フサとなった…

    かなりぶっとんだ設定で最初はついていき辛いけど、段...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2013年07月15日

    松浦理英子は、僕の学生時代に『親指Pの修業時代』が大ベストセラーになったが、それ以来ご縁のなかった作家。と言っても、もともと寡作な人らしく親指P以降、長編小説はこの『犬身』(2007年)含めて 3作くらいしか出ていない。

    妙にフェティッシュな犬への憧憬が描かれる序盤から、バーテンダー朱尾が本性を表...続きを読む

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