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Posted by ブクログ 2023年01月05日
読後じわじわ沁みてくる。
詩を書いて表現するすみれ本人は、喋る言葉は少ない。
それだけにすみれの見てる世界はどんなだろう。
すみれはいったいどんな詩を書いているのだろう。
想像するだけで楽しい。
人は生きているだけで知らず知らずに影響しあっているのだなぁ。
まるでタペストリーのように人々が影響し...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月19日
17歳の若さで詩人としてデビューした「すみれ」関わった人たちの小さな幸せの物語
・姉の自由さに苛立ちながら憧れる妹
・伸び悩む新人に苦悩する編集者
・不思議な魅力の隣人にときめく大学生
・意外な形で同級生と再会する販売員
・幼い娘の成長に不安を覚える母親
人とは違った感性や感覚を持つすみれは、幼少...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月25日
初の瀧羽先生。
いわゆる一般的な子供と全く違う菫。
正直に本当に暖かな家族に恵まれている。
だからそのまま大人になっていく。
それでも、解説でもおっしゃっていたように、彼女も周りの人によって変化している。
止まることはなく伸びやかに。
菫本人の感情や思いは今作で書かれることはなかったが、それがまた、...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年09月04日
6つ上の姉は、家族と離れて暮らしている。
気負いなく堂々とわが道をゆく姉。
私は風変わりな姉のことが好きだった。
17歳で詩人になった姉、中埜菫―なかのすみれ―。
第一話は妹の視線で書かれていた。
タイトルになっている「ぱりぱり」の意味もすぐに理解できた。
不思議な魅力を持つすみれのことが、続きが...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年09月21日
17/09/21 (64)
ふと『うさぎパン』を思い出して、あのやさしいあたたかい感覚の本が読みたいなあと思ってこれを。表紙が不思議でほのぼの可愛い。表題の『ぱりぱり』がすごく良い。ほかはまあまあふつう。
・「しかも今日じゃないし。来週だよ」
「わかってるよ。もうすぐだね、って言ったでしょ」
姉は...続きを読む
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