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Posted by ブクログ
日本にはスズメは何羽いるのかで始まる、スズメの謎。
その研究法やアプローチなどを分かり易く、説明。
1 スズメを知っていますか? 2 スズメは日本に何羽いる?
3 スズメの減少 4 なぜスズメは減少しているのか?
5 スズメが減少するとどんな問題があるのか?
6 研究の世界
コラム1~7 おすすめの本有り。
スズメの謎を教えてくれる本・・・だけでなく、
研究自体の進め方をも教示してくれる内容。
いかに調査するか?
いかに研究するか?
仮説からの実験と観測。
分かってくるのは、日本には推定1800万羽のスズメがいるらしい。
数々の調査記録を精査して分かるのは、スズメの減少の実態。
減少の原因は様々な理由があるのも、分かってくる。
スズメと農作物との関係、他の生き物との関係。
環境の変化も。20年間に半減していることも。
スズメの価値観についても考察。
うちの近所にもスズメはいるけど、近しいようで遠い存在。
確かに生態はほとんど知らなかったし、それ故、研究するのが
難しいこともよく分かりました。すぐ逃げちゃうもんね。
スズメの研究を始めた理由と、鳥の研究者になるための指南は、
これから目指す人たちへの導きになる話。
平易な文章ながら、詰まっている内容は興味深いものでした。
Posted by ブクログ
スズメの生態が詳しく書いてあっていろいろな知識が得られるという本ではない。研究するということがどういうことか著者の実体験に基づいて述べられているのだ。小学校高学年ぐらいから読める内容だと思う。生き物を相手にする研究をしていきたいという子どもには、とても意義のある本だろう。スズメを研究した人はほとんどいないらしく、著者は自分自身で調査の方法を模索している。その点が中心の本だ。スズメは日本に何羽ぐらいいるのか、スズメの数は減っているのか。著者は、いろいろ試してみた末にスズメの巣を数えていくことを採用する。日本の3県を選び、さらに住宅地、商業地、農地、森林の4地域に分けている。住宅に巣をつくることが多いので、住宅地に最もスズメは多い。数えた結果を統計的に処理すると、全国に約1800万羽だそうだ。また、年々スズメの数は減っていて、環境の変化や、巣を作りにくい住宅が増えたことによって、スズメの少子化が進んでいるようなのだ。森雅之の挿絵がなんだかなつかしい思いを誘う。
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