老人と海

老人と海

473円 (税込)

2pt

キューバの老漁夫サンチャゴは、長い不漁にもめげず、小舟に乗り、たった一人で出漁する。残りわずかな餌に想像を絶する巨大なカジキマグロがかかった。4日にわたる死闘ののち老人は勝ったが、帰途サメに襲われ、舟にくくりつけた獲物はみるみる食いちぎられてゆく……。徹底した外面描写を用い、大魚を相手に雄々しく闘う老人の姿を通して自然の厳粛さと人間の勇気を謳う名作。

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老人と海 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    473

    アーネスト・ヘミングウェイ 
    1899年、シカゴ近郊オークパークで生まれる。高校で執筆活動に勤しみ、学内新聞に多くの記事を書き、学内文芸誌には3本の短編小説が掲載された。卒業後に職を得た新聞社を退職し、傷病兵運搬車の運転手として赴いたイタリア戦線で被弾し、肉体だけでなく精神にも深い傷を負っ

    0
    2024年08月02日

    Posted by ブクログ

    すごくシンプルなストーリーなんだけどそれだけに自然の恩恵や脅威、そしてその脅威に翻弄されつつも抗う人間の逞しさがストレートに伝わってくる。

    0
    2022年10月13日

    Posted by ブクログ

    海に漕ぎ出す描写に勇気づけられ、カジキマグロを釣り上げるシーンで手に汗握り、サメに襲われるところでは思わず涙……。
    読むたびに「すごい……」と思わせる名作です。

    0
    2022年02月20日

    Posted by ブクログ

    老人の魂を感じる作品です。結果、何を得るのかと、これはなんだったのだろうと、思う人もいるかもしれない。でも、人生ってそんなもんだろうと私は思います。本気で戦って、結果はどうでもいいじゃない。満足するほど戦えたら後悔ないんじゃない。

    0
    2022年01月04日

    Posted by ブクログ

    誰もが知っている小説を読んでみたいと思い、手に取った。
    始まりは、老人と少年との会話だった。昔立派な漁師だったであろう老人は、今は何日も魚を捕まえることができていない。そんな老人に対して、心配する少年。老人は、少年に対して見栄を張り、少年はそんな老人に涙する。ここでは老人の惨めさ、無力さ、孤独が際立

    0
    2024年08月07日

    Posted by ブクログ

    いつものベッドのうえ。

    読書灯を落として目を
    瞑れば、

    潮の匂いが波の飛沫が
    生々しく吹きつける。

    黒々とした海洋の畝り。

    生のまま齧りつく魚の
    その紅黒い血肉。

    若い頃のように動かぬ
    老体に鞭を打ち、

    意識を失いかけながら
    大魚が引く綱をたぐる。

    ひととき船上の老いた
    漁師となり、

    0
    2023年10月28日

    Posted by ブクログ

    海の生臭さと、気まぐれさを一人の老人を通して描いた傑作。ページをめくる度に、懐かしい海の匂いや太陽の照り付きを思い出す。
    人間は老いる、時に運命は残酷で、受け入れ難い。
    それでも生きて行く。長い人生の中で、作中に出てくるような老人に好意的な少年がもし傍らに、居てくれたら幸せなんだろうな。
    自身が40

    0
    2023年04月02日

    Posted by ブクログ

    老人の3日間にわたる漁の模様を余すことなく描くことで、生きる底力がひしひしと伝わってきた。

    ここまでやりきれる老人だったからこそ少年があそこまで懐くのも理解できる。

    こんなかっこいい老人になりたい

    0
    2022年07月18日

    Posted by ブクログ

    裏表紙のあらすじでネタバレされた上で読みましたが、かなり引き込まれました。

    主人公の老人サンチャゴは、1人で海に出ます。
    物語の大半を占める3日間の漁について、ほとんどが外面描写と老人の独白で占められています。

    本作のキーアイテムは、綱でしょうか。
    綱は、老人と大魚を結びつけるものであり、緊張感

    0
    2022年02月06日

    Posted by ブクログ

    老漁師が何日にもわたって一人、巨大な獲物と闘う。言ってしまえばそれだけの話なのだが、作者は過不足無くストーリーを展開させている。
    老いと疲労・漁師としての矜持・海への愛と感謝・獲物への敬意等といった主人公サンチャゴの人物像と、恵みと困難を齎す大いなる存在としての海の描写――この両方が、これ以上無い

    0
    2022年01月11日

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