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Posted by ブクログ 2016年10月28日
2015年に「オール讀物」に掲載され絶筆となった3話に、2014年の文庫書き下ろし「月は誰のもの」、2014年のシリーズ10作目の文庫化に当たっての所感を追加した単行本化で、シリーズ15作目の最終巻。
表題作の第2話「擬宝珠のある橋」はいかにも宇江佐さんらしい、人情味あふれる話。
伊三次が得意...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年08月22日
「月は誰のもの」他短篇3編。「月夜の蟹」「青もみじ」「擬宝珠のある橋」。亭主は出て行ったが優しくしてくれた舅を見捨てられない、昔親切にしてくれた年上の友達の不幸を放っておけない、など今だったら考えにくい人々のつながり。情といってしまうとひとくくり過ぎてありふれたものに聞こえるけど、市井のちっぽけな人...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年07月28日
今まで文庫本で読み続けてきたけれど、前作「竃河岸」と本作は単行本でしか刊行されていない。本作で最後のお話になってしまうとの事、思わず購入してしまいました。この人情味あふれる語り口、最後だと思うと辛い。
シリーズの主人公、伊佐次と伊佐次を支える人達、特にお文は歳をとるにつれどんどん人情が濃くなってくる...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年06月16日
髪結い伊三次シリーズは、『竈河岸』が最後かと思っていたら、本作が出版された。直ちに購入したが、これが最後の最後かと、読んでしまうのが惜しい気持ちのまま、今になった(笑い)
伊三次やお文他、登場人物たちにもう会えないかと思うと、愛おしい気持ちで一言一句を味わいながら読み終えた。
「月は誰のもの」は、文...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年07月27日
伊三次シリーズ最終作。
もうこれで、宇江佐版の伊三次は終了。
グイン・サーガのように、後継者が後を書き継ぐということもないだろうし、それを望んでるわけでもないのだが、やっぱり寂しい気持ちである。
改めて、作者である宇江佐真理さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
表題作「擬宝珠のある橋」は市井人...続きを読む
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