調律師

調律師

作者名 :
通常価格 680円 (税込)
獲得ポイント

3pt

  • 対応端末 :
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

作品内容

仙台在住の著者が3.11を描く現代小説

ある出来事がきっかけでピアノの音を聴くと「香り」を感じるという「共感覚」を獲得した調律師、鳴瀬の喪失と再生を描く連作短編。

ジャンル
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
ページ数
288ページ
電子版発売日
2016年01月29日
紙の本の発売
2015年12月
コンテンツ形式
EPUB

Posted by ブクログ 2016年02月10日

共感覚を持つピアノの調律師の鳴瀬玲司を主人公にした喪失と再生を描いた7編を収録した連作短編集。

東日本大震災という決して忘れられない喪失の日を挟んで描かれた作品であるせいなのか、東日本大震災の前に書かれた最初の2編と後半の5編とでは明らかに味わいが変わる。特に主人公が過去に決別するという最終話には...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?
ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年01月09日

ピアニストを断念し調律師として働き始めた主人公の物語。

ピアノの音が臭いでわかる嗅聴という不思議な共感覚の持ち主、というちょっとファンタジーな感じ。

物語としておかしいというわけではなく、むしろピアノの音が持つ表情や感情の揺さぶりをとてもうまく表現しているように思う。

ピアノの音がいかに環境に...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2018年05月17日

かつて、プロのピアニストとして活躍しながら、事故により妻を亡くし、今はピアノの調律師として生きる主人公・鳴瀬 玲司。

彼は、共感覚の持ち主であった。
共感覚とは、例えば、音に色を感じる「色聴」や、音に匂いを感じる「嗅聴」など。

事故に遭う前は「色聴」であったが、事故後、亡くなった妻と同じ「嗅聴」...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2016年12月31日

初読みの作家さん。主人公の特殊な力で浮かび上がる演奏者の心。とても面白かった。
あらすじ(背表紙より)
交通事故で妻を亡くし、自身も大けがを負った結果、音を聴くと香りを感じるという共感覚「嗅聴」を得た鳴瀬玲司は、ピアノの調律師を生業としている。さまざまな問題を抱えたピアノ、あるいはその持ち主と日々接...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

Posted by ブクログ 2016年01月10日

書店平台でタイトルに惹かれ購入。
思いもかけぬ展開で 心を掴まれた。

読み始めた時には…まさか東日本大震災に
この物語が繋がってゆくとは思わなかった。

素直に設定にひきこまれ
綿密な取材に裏打ちされた調律師の世界に
感心させられた。

共感覚という言葉の実在も 初めて知った。

そんな...続きを読む

このレビューは参考になりましたか?

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています