調律師

調律師

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作品内容

仙台在住の著者が3.11を描く現代小説

ある出来事がきっかけでピアノの音を聴くと「香り」を感じるという「共感覚」を獲得した調律師、鳴瀬の喪失と再生を描く連作短編。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
ページ数
288ページ
電子版発売日
2016年01月29日
紙の本の発売
2015年12月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

    Posted by ブクログ 2016年02月10日

    共感覚を持つピアノの調律師の鳴瀬玲司を主人公にした喪失と再生を描いた7編を収録した連作短編集。

    東日本大震災という決して忘れられない喪失の日を挟んで描かれた作品であるせいなのか、東日本大震災の前に書かれた最初の2編と後半の5編とでは明らかに味わいが変わる。特に主人公が過去に決別するという最終話には...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年12月19日

    マタギ同様、調律師という全く身近に存在しない職種の人の日常や感情を疑似体感でき楽しめた。
    また、愛する人との死別、共感覚、震災といったキーワードが物語を繋ぎ、主人公や読者の心をまさに調律する柱として存在し、切なくも力強く胸に響く作品に仕上がっている。

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    Posted by ブクログ 2018年05月17日

    かつて、プロのピアニストとして活躍しながら、事故により妻を亡くし、今はピアノの調律師として生きる主人公・鳴瀬 玲司。

    彼は、共感覚の持ち主であった。
    共感覚とは、例えば、音に色を感じる「色聴」や、音に匂いを感じる「嗅聴」など。

    事故に遭う前は「色聴」であったが、事故後、亡くなった妻と同じ「嗅聴」...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年12月31日

    初読みの作家さん。主人公の特殊な力で浮かび上がる演奏者の心。とても面白かった。
    あらすじ(背表紙より)
    交通事故で妻を亡くし、自身も大けがを負った結果、音を聴くと香りを感じるという共感覚「嗅聴」を得た鳴瀬玲司は、ピアノの調律師を生業としている。さまざまな問題を抱えたピアノ、あるいはその持ち主と日々接...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年01月10日

    書店平台でタイトルに惹かれ購入。
    思いもかけぬ展開で 心を掴まれた。

    読み始めた時には…まさか東日本大震災に
    この物語が繋がってゆくとは思わなかった。

    素直に設定にひきこまれ
    綿密な取材に裏打ちされた調律師の世界に
    感心させられた。

    共感覚という言葉の実在も 初めて知った。

    そんな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年12月21日

    久しぶりの熊谷達也さん。
    この人の描く小説は、東日本大震災がやはり切っても切れない一つの契機を与えていることがわかる。ある小説に、突如として違和感を持って現れてくるところが、未曾有の大災害が普通の日常に与える影響の大きさを感じずにはいられない。
    調律師である鳴瀬が向かい合うピアノ達と、そのピアノに関...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年02月08日

    「共感覚」というのを初めて知りました。もし自分に共感覚があったら、、と想像しながら読みました。そして後半は仙台在住で3.11を経験した小説家だからこその内容でした。

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    Posted by ブクログ 2020年04月17日

    たくさんのこうなるはずだったということが、大きな音をたてて崩れてしまった2011年3月。この物語も、予定していたラストとは違ったのだろうな。それでもここまでの作品となるのは、すごいと思う。評価が辛めなのは著者のファンだからであるのと、今の気分とはちょっと違っていたから。3との4の間にしたい。成澤くん...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年01月30日

    ピアニストだった鳴瀬は、妻を失う事故に遭った後は調律師として生きている。
    音によって色を感じる色聴、においを感じる嗅聴という共感覚が興味深い。
    いくつかのピアノの調律を通して、彼の持つ嗅聴の背景が描かれていくが、
    ある時点で、急に静かな世界観が一変する。

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    Posted by ブクログ 2017年06月20日

    なんだろう、やはり途中で投げ出されたって印象なのかな。それは地震のせいなんだけど、本来こうなるべきではなかった物語なのがわかってしまったから、この評価。

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