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巨大クジラとの死闘に挑む! 土佐国室戸岬で威勢を誇った鯨組。深い智恵と高度な技を駆使して鯨を仕留める漁師集団である。嘉永六年、沖をはしる黒船を発見した鯨組に、幕府から召し出しの話が舞い込む。その栄誉の前に、仲間の命を奪った巨大マッコウクジラとの死闘が待っていた――。海の男たちの心意気、命がけの連係プレーに酔う、迫力に満ちた長篇時代小説。
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Posted by ブクログ
山本一力の小説にたびたび登場する土佐の鯨組をメインとした話でしたが、内容的には粋な鯨組や土佐藩の面々が格好良くて面白かったです! 黒船来襲と鯨組との奇妙な関連性を描いた展開でしたが、後半は黒船と命名された仇敵のマッコウクジラとの死闘が良く、また死闘を演じながらも鯨を敬う鯨組の姿勢も素晴らしかったです...続きを読むし、またその敬意に鯨が応えるところが小説らしくて面白かったです! また鯨を敬い、足るを知りながら鯨との死闘を繰り広げる土佐の鯨組の姿勢を見ると、このような相手への敬意を払わずに乱獲に走る連中や短絡的に捕鯨反対を訴える人たちにこそ、このような姿勢を学んで欲しいと思うのでした!
土佐・津呂浦の鯨組がアメリカの蒸気船をいち早く発見。伝え聞いた幕閣から黒船対策のため召し出しの声がかかるが、その前に、鯨組には仲間を屠った巨大マッコウクジラ“黒船”との死闘が待っていた。江戸時代の勇壮な鯨漁師たちの心意気を今に伝える傑作時代小説。
幕末、土佐の鯨漁師たちと巨大マッコウクジラとの死闘を描く。 鯨漁師たちの心意気や良し! で、クジラさんってけっこうコワイのですね。 鯨漁師さんたちの、獲ったクジラに対する敬意。 なんつうか、あっちこっちの海でワーワーやってるシーなんたらの団体のヒトビトに読んでほしい、と思いました。 あと、方...続きを読む言を巧みに用いた作品というのは、やっぱ味わいが増して良いですね。うん。
くじら組とは技を持った漁師が集まった軍団そのもの。南国土佐にて江戸時代の伝統的なくじら漁を営む、漁師の生活及び生き様とペリーによる黒船来航の事件を組み合わせた時代小説。知的と言われる大型のマッコウクジラとの手に汗握る攻防の描写はさすがである。ただくじら組と話題をからめたことに関してはかなり強引な印象...続きを読むを受けた。
土佐のクジラ漁師の鯨組と巨大なマッコウクジラとの死闘。 そして、浦賀にやってきた米国黒船との対応に、マッコウクジラの「黒船」が土佐の鯨組への友情を・・・。
山本一力さんの作品、なんとなく一気読みしてしまうんですよね。この作品は、クジラの心理まで 書いてある。少し笑ってしまったけど。ペリー来航の土佐藩領内での発見と、マッコウクジラや、幕府隠密の働きが並行して 話がどんどん進んでいく。山本さんの作品はほんのりとしたお話が多い中、時々緊張感のある作品がある。...続きを読む楽しく読めました。
くじらを追う漁師。開国を迫る黒船。 視点が複数の物語を読むのが苦手になってきたのか?どちらの視点も面白かったと言いたいのに言い切れない。鯨と漁師の交流?はありそうでなさそうで、でもあれば楽しい。土佐の鯨漁師の心意気をちゃんと受け継いでいたらもっと違う国になっていたのかしら?
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