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Posted by ブクログ 2019年01月01日
内容(「BOOK」データベースより)
三度笠、縞の合羽に柳の葛篭、百両の大金を懐に―。今戸の貸元、恵比須の芳三郎の名代として成田、佐原へ旅する音次郎。待ち受ける試練と、器量ある大人たちが、世の中に疎い未熟者を磨き上げる。仁義もろくにきれなかった若者が、旅を重ねて一人前の男へと成長してゆく姿をさわやか...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年09月30日
義理人情全開の展開で最高でしたね!山本一力作品では、おなじみの今戸の貸元 芳三郎親分と代貸の源七の子分である音次郎が主役で、芳三郎の名代として、江戸から佐原までの器量試しの旅に出るストーリーで、旅を重ねていくうちに音次郎が一人前の渡世人として成長していく様や宿敵こませの十郎との戦いが面白かったですね...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月19日
父の本です。何気なく読み出したら止まらず…
多分夜の10時くらいから読み出したのですがこませの十郎捕り物前まで一気に読んでしまいました。
山本一力氏の本は何度か読んでいたのでこの方の本なら、と安心して読み始めました。何せ面白かったのが渡世人らしくない主人公音次郎が初めての旅で失敗だらけで苦労を...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
渡世人の股旅物。現代の日本なら何時間かでいける距離だが、何ヶ月も時間をとるのはただ行けばよいというものではなく、旅の中で成長してこいという親分の思いあってのことだ。
これを読んで思ったのは私の亡くなった師匠はこの世界を地で行く人だったんだなあということ。そう思うと、よく分かっておらず失礼な振る舞いが...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年07月07日
山本一力氏の本は初めて。
高知県出身で、東京都立世田谷工業高等学校電子科を卒業という経歴だそうで、電子科卒ならSFっぽいもののほうが得意なんじゃないかと想像するが、それとは全く真逆ともいえる、江戸の深川、浅草あたりを舞台とした時代小説の作家のようだ。
本書は友人からの借りモノだが、自身の趣向での選...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年10月30日
いわゆる股旅物ですね。それに捕物も織り交ぜて。
ヤクザと言うより任侠の世界。しかも主人公が若くて母思いの良い男ですから、カラッとした感じでまずまずの爽快感はあります。
でもその分、深みがないというか、私が時代物に求めるしっとりとした情緒は感じられません。ストーリーそのものもゴチャゴチャした感じで...続きを読む
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