おもいでエマノン

おもいでエマノン

726円 (税込)

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大学生のぼくは、失恋の痛手を癒す感傷旅行の帰り、フェリーでひとりの少女に出会った。ナップザックを持ち、ジーンズに粗編みのセーターを着て、少しそばかすがあるが、瞳の大きな彫りの深い異国的な顔立ちの美少女。彼女はエマノンと名乗り、SF好きなぼくに「私は地球に生命が発生してから現在までのことを総て記憶しているのよ」と、驚くべき話を始めた……。不朽の名作を、本作の大ファンである漫画家・鶴田謙二のイラストつきで電子書籍化!

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エマノン のシリーズ作品

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  • おもいでエマノン
    726円 (税込)
    大学生のぼくは、失恋の痛手を癒す感傷旅行の帰り、フェリーでひとりの少女に出会った。ナップザックを持ち、ジーンズに粗編みのセーターを着て、少しそばかすがあるが、瞳の大きな彫りの深い異国的な顔立ちの美少女。彼女はエマノンと名乗り、SF好きなぼくに「私は地球に生命が発生してから現在までのことを総て記憶しているのよ」と、驚くべき話を始めた……。不朽の名作を、本作の大ファンである漫画家・鶴田謙二のイラストつきで電子書籍化!
  • さすらいエマノン
    693円 (税込)
    世界で最後に生き残った象〈ビヒモス〉が逃げ出し、人々を襲った。由紀彦は、犠牲となった父の仇を討つため、象のいる場所へ向かう。その途中、一緒に連れて行ってくれという風変わりな美少女エマノンと出会う。彼女は、ビヒモスに五千万年前に助けられたと話しはじめて……。地球に生命が誕生して三十億年。総ての記憶を、母から娘へ、そしてその娘へと引き継いでいるエマノンの軌跡。鶴田謙二によるカラー口絵2ページ+イラストも収録。
  • まろうどエマノン
    704円 (税込)
    地球に生命が誕生して以来の記憶を受け継がせるため、エマノンは必ず一人の娘を生んできた。しかし、あるとき男女の双生児が生まれて……(「かりそめエマノン」 )。小学四年生の夏休みを曾祖母の住む九州で過ごすことになったぼく。アポロ11号が月に着陸した日、長い髪と印象的な瞳をもつ美少女エマノンに出会った。それは忘れられない記憶の始まりとなった(「まろうどエマノン」)。『かりそめエマノン』『まろうどエマノン』を合本。不朽のSF名作、待望の電子化! 鶴田謙二のイラスト収録。
  • ゆきずりエマノン
    660円 (税込)
    エマノンが旅を続けているのは、特別な目的があるのではなく、何かに呼ばれるような衝動を感じるからだ。人の住まなくなった島へ渡り、人里離れた山奥へ赴く。それは、結果として、絶滅しそうな種を存続させることになったり、逆に最期を見届けることもある。地球に生命が生まれてから現在までの記憶を持ち続ける彼女に課せられたものは、何なのか? その意味を知る日まで、彼女は歩く。不朽の名作SF! 鶴田謙二のカラーイラスト口絵を収録。
  • うたかたエマノン
    825円 (税込)
    カリブ海に浮かぶマルティニーク島。島に住む少年ジャンは、異国風な美少女エマノンに出会う。地球に生命が誕生して以来、三十億年の記憶を持つという彼女。しかし、以前この島を訪れたときの記憶を失っていた。記憶を取り戻すために、島の奥へ向かうエマノンに、画家ゴーギャンと記者ラフカディオ・ハーンらが同行することに……。ゾンビや様々な伝説が息づく神秘の島で、エマノンに何があったのか? 傑作叙情SF。
  • たゆたいエマノン
    770円 (税込)
    人類の進化を見守りつつ、永遠に旅を続ける美少女エマノンの軌跡を描く短篇5本を収録したシリーズ最新作! 地球に生命が誕生して三十億年以上。その原初からの記憶を全て持つ美少女エマノン。彼女は、内戦で混乱するアフリカや厳冬の北海道など、様々な土地を旅する。それは、地球に住む生命の進化を見守る役目を担わされたためなのか? そして、彼女とは違った役目を背負い、様々な時代を跳びながらエマノンと出会う美少女ヒカリ。彼女たちの邂逅は、人類、そして生命にどんな未来をもたらすのか?四十年以上、書き続けられている人気シリーズの最新作!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

おもいでエマノン のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年08月02日

    あてどなく旅に出たくなる作品。

    時系列が交錯しているようで、次巻以降のどこかのエピソードと繋がっていると思われる部分があったりする。

    身体こそ代替わりするものの膨大な生命の記憶を持ち続けているエマノンにとって、その時代時代で出会う人々はみな、通り過ぎてゆく存在になってしまうのだろうか。

    それが...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年09月10日

    鶴田謙二さんのイラストに惹かれて読んでみた。
    短編集で読み易い。
    エマノン多分何人もいたんだと思う。
    どれかをどれだかわからないけど、関係なく同じ人格何でしょう。
    2回くらい結婚してるのか。
    特殊な人何人もいた…
    いつエマノン出てくるのか、どういう役割ででてくるのかわからなくて少しドキドキしながら読...続きを読む

    0
    購入済み

    短編集だが何といっても表題作が

    2022年10月03日

    作者梶尾真治の代表作ともいえる短編集だが、何といっても表題作がいい。
    様々な形に応用できるアイデアのエッセンスが詰まった作品。
    特に終盤のプラットフォームの場面が衝撃的。最初読んだときはしばらく呆然としてしまった。
    他の作品は変奏曲。

    0

    Posted by ブクログ 2020年11月27日

    とても有名な本なのですね。
    読み放題になっていたので手に取ってみました。
    時代を感じさせない、SFさをあまり感じさせない優しいお話です(宇宙戦争なんて出てきません)。
    構成はショートストーリーの集まりになっていて、どこからでも、どの巻からでも読めるようになっています。エマノンは、旅をしながらいろいろ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年10月31日

    SF。短編集。シリーズ1作目。
    『アステロイド・ツリーの彼方へ』で「たゆたいライトニング」を読んで面白かったのでシリーズに挑戦。
    最後の「あしびきデイドリーム」には、「たゆたいライトニング」のキャラが登場。
    30億年に渡る記憶という、極めて時間的スケールの大きな設定が魅力的。
    どの話も好きだが、「と...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年02月23日

    面白かった。ン十年ぶりに読んだエマノン。
    まだ十代でエマノンと同じ年代だったなぁと思いながら、
    ぎゅうぎゅう詰めのナップサックにジーンズ、荒編みのセーターに胸まである髪、そばかすに、瞳の大きな堀の深い顔立ち、異国風とも東洋系とも見える美人とも美少女ともいえる。そして両切りのたばこ。
    なじみのフレーズ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年03月28日

    鶴田謙二の漫画の方からエマノンに出会いました。

    思ってたよりSF!!

    さかしまエングラムととまどいマクトゥーヴがめっちゃ好き。
    さかしまエングラムは、ラストの星の場面がとても、きれい。
    とまどいマクトゥーヴは神月くんがああ、だめだ大好きだ。

    エマノンは、すべての男子たちの母で恋人だ。
    永遠の憧...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年03月04日

    コミック版が良かったので、小説版を読みたいと思っていたところに復刊でうれしいかぎり。コミック化されたのは現代を舞台したエピソードばっかりだったのでSFという印象が薄かったが本書を見て納得。

    0

    Posted by ブクログ 2014年01月02日

    飛行機のなかで読むために購入した本。ひたすら繰り返し読んでも飽きないSF本。単行本もこの編みかたなのだろうか。発表年を感じさせないテーマと文体。

    0

    Posted by ブクログ 2013年12月28日

    ものすごく久しぶりに読んだ。第1話が書かれてから、もう34年もたつんですね。エマノンはそのテーマ故にどの時代でもマッチするので、これだけ時間がたっていても色あせた感じはないですね。

    0

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