しろいろの街の、その骨の体温の
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しろいろの街の、その骨の体温の

小説・文芸
770円 (税込)

3pt

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2013年に三島賞を受賞。14年に第一回フラウ文芸大賞受賞作の文庫化。クラスでは目立たない存在である小4の結佳。女の子同士の複雑な友達関係をやり過ごしながら、習字教室が一緒の伊吹雄太と仲良くなるが、次第に伊吹を「おもちゃ」にしたいという気持ちが強まり、ある日、結佳は伊吹にキスをする。恋愛とも支配ともつかない関係を続けながら彼らは中学生へと進級するが――野間文芸新人賞受賞、少女の「性」や「欲望」を描くことで評価の高い作家が描く、女の子が少女に変化する時間を切り取り丹念に描いた、静かな衝撃作。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    朝日新聞出版
  • 掲載誌・レーベル
    :
    朝日文庫
  • タイトル
    :
    しろいろの街の、その骨の体温の
  • タイトルID
    :
    2450566
  • 電子版発売日
    :
    2026年09月29日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

閲覧環境

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しろいろの街の、その骨の体温の のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    村田沙耶香を侮っていた…。変な小説ばっかじゃなかったんだ。
    多感な時期の少女の気持ちを凄く鮮明に描いている気がするし、過度な綺麗な表現や差別化のための表現じゃなくて、純粋に美しい言葉と感じられることが多く、後半の主人公の考えやセリフは、ひとこと一言が痛烈に心に残った。
    そして、これを読んだ上で彼女の感性を胸にもっかい頭おかしい話を読みたいと強く思った

    0
    2026年10月11日

    Posted by ブクログ

    自分の過去と重なる部分も多く、読んでてずっとしんどかった。
    こんなにリアルに地獄のような教室を描けるのすごい。

    0
    2026年10月10日

    Posted by ブクログ

    主人公の結佳の小4と中2時代という”女の子”が”少女”へと変化していく時間を描いた作品。村田沙耶香作品はこれまでにも何冊も読んできていますが、他作品のようなぶっ飛んだ切り口の設定や世界観で魅せる作品とは一線を画した一作ですが、だからこそ余計に作家の凄みのようなものを感じました。自身の身体や性格、周囲との関係や環境などままならないものに対しての思春期の痛ましい程の葛藤は読んでいて苦しさを感じる程でしたが、終盤の結佳の自己理解、世界理解の変容は前半の苦しさがあるからこそ鮮やかで美しいカタルシスがありました。素晴らしい点はいくつもある作品ですが、本作の舞台をニュータウンとした点が素晴らしいですね。タイトルにも表れているように変化し、成長していく街と二次性徴期の精神と身体の変容と重ねながら捉え描いている点が秀逸でした。

    0
    2026年10月02日

    Posted by ブクログ

    凄い憂鬱だった。いい気持ちにはならない。清々しいハッピーエンドじゃないし、地獄に叩きつけられるようなバッドエンドでもない。だけど物凄い面白かった。

    クライマックスのシーンは上手く呼吸ができなかった、主人公と伊吹の発する言葉一つ一つが私の中に刻まれた気がする。

    二度と読みたくないけど、もう一度読みたいし、これからもずっと大好きな作品になるだろう。

    村田沙耶香、貴方はすごいです

    0
    2026年10月01日

    Posted by ブクログ

    その年頃であれば、本来からかいの中に沈んでしまうような生々しい行為を「音楽を奏でる」と表現していて脱帽した。その表現を使い始めたということは、主人公は本当に解放されたんだなと、こっちの肩の荷も下りた気になった。

    0
    2026年09月12日

    Posted by ブクログ

    主人公の自分勝手さに気持ち悪さを感じながらも、それに対して真っ直ぐな気持ちを持つ伊吹が眩しくて、とても惹かれた。学生のカーストの中で自分の自我を出すのは、大人になって出すのと比べてとても難しいことだったことを思い出した。信子ちゃんを美しいと思った主人公に共感出来ない自分は、普通でいることに価値を感じているんだと再認識できた。

    0
    2026年07月25日

    Posted by ブクログ

    読んでいてこんなに心を動かされるとは。

    学生時代のカーストの書かれ方がかなりリアルで、読んでいるときっと誰しもが学生時代を思い出してハッとする事があるのでは。
    学生時代の自分を思い出すとなんと醜かったことか。

    心に残る1冊です。

    0
    2026年06月15日

    Posted by ブクログ

    村田沙耶香の本って何読んでもおもしろい。「創作」されていないような感じがする。解説にも書かれていたが、この切実さから目が離せなくなる。

    ちゃんと気持ち悪くなる。すごく好きな言葉だった。

    0
    2026年06月12日

    Posted by ブクログ

    とても強く心に残る作品だった。過激な描写や読んでいて苦しくなる場面も多かったが、それでも「これは目を背けてはいけない」と感じさせられる力があった。村田沙耶香さんの想いが真正面からぶつかってくるような作品。

    主人公・結佳は、中学校のクラス内にあるヒエラルキーや空気感の中で、「害のない存在」として周囲に合わせながら生きている。自分の居場所を守るために周りを見下したり、本心を隠したりしてしまう姿がとてもリアルだった。そんな結佳がある出来事をきっかけに孤立し、価値観が少しずつ変わっていく過程が印象的だった。

    人は自分の居場所があると安心し、その“普通”の中に閉じこもってしまう。でも、その普通を客観的に見るとどこか歪んでいることもあるのだと思わされた。自分の嫌な部分も含めて認め、自分を信じて生きていくことの大切さを感じさせてくれる作品だった。

    0
    2026年05月24日

    Posted by ブクログ

    村田さんの初期作品は今とはまた違う雰囲気でとても面白かった。小学生から中学生の心情が非常に細かく繊細に描かれていた。特に中学生編は自分の中学時代のクラスを思い出すようでリアルだった。個人的に信子のキャラが1番際立っていたと思う。自我が強すぎるのか協調性がないのかこの手の女子は中学で一人はいただろう。こういう女子に限って自信家だったりする。そして、主人公結佳がクラスは人間を冷静に考えているところに驚いた。この年でここまで考えられる子はいないと思う。私も今思えば何ともなかったことだが、中学時代はこの本に出てくる女子と同じような考えだった。少し昔に戻ったような気がしてとても楽しく読めた。結佳や伊吹が高校生、そして大人になり、どう成長していくのかも気になった。

    0
    2026年05月15日

しろいろの街の、その骨の体温の の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    朝日新聞出版
  • 掲載誌・レーベル
    :
    朝日文庫
  • タイトル
    :
    しろいろの街の、その骨の体温の
  • タイトルID
    :
    2450566
  • 電子版発売日
    :
    2026年09月29日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

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