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Posted by ブクログ
孤独を育てる。
孤独が悪いこと、解消するためにはどうすればいいか、という議論が多くなされている今、この考え方は目から鱗だった。
愛が絡むとややこしくなるというのもその通りだなと。
この人のために頑張ろうというのは大事なことなのだけれど、それが裏切られたと感じた時、とてつもなく虚無感に襲われ、傷つく。
でも、愛がないと人間的な喜びは得られない。
この矛盾の中で私たちは日々生きているのだと思うと、人間はひとりで生きれないのだと改めて実感させられる。
◾️心に残った文章
良い孤独を持てることが、人間の自由なんだと思う。
孤独を消すよりも、孤独を持てるようになること。
孤独をどう引き受けるか、どう安全な形にするか。
孤独を育てる。
繋がりを経て、言葉を経て、怒りや愛を経て、それでも最後は自分の部屋に戻り、そこで静かに何かが熟すのを待つ。
その時間を持てるかどうかが人間にとって決定的なのだと。
職場でも家庭でも愛が絡むとややこしくなる。
部下が上司のためにと必要以上に頑張ると愛が強すぎると傷つきも満ち溢れてしまう。
愛が絡まなければ人はもっと機械的に、効率よく生きられるのかもしれない。
でも実際はそうならない。
職場でも家庭でも教育でも、愛のようなものが介入した時に、関係はややこしくなる。
けれどそのややこしさの中でしか、人間らしい喜びや人間的な成長ができない。
愛の問題と孤独は接続している。
Posted by ブクログ
この本は小説家の小川洋子さんと
臨床心理士の東畑開人さんが
「孤独」について語り合った内容が書かれています。
「孤独」には種類があり、それぞれの「孤独」について
2人が選んだ本を元に語り合っていくのですが
「孤独」の種類による違いがとてもよくわかりました。
語り合う本の1つ、『ガラスの動物園』において
登場人物のジムに対する印象が2人の中で違いがあったのが
面白かったです。ローラのユニコーンのくだりも良かったです。
「孤独」は全員が持っているもの。
深く知る事で自分、家族、他者それぞれの
繋がりと大切さがより理解できると
この本を読んで分かりました。
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